石田育絵『執事は夜を纏う』
若いのに枯れた梅の木とかゆわれてる介護関係会社の若社長は、母が友達呼ぶのにみっともないからとかゆうのでとりあえず執事を雇うのですが、あまりおすすめしないとかゆわれて会ってみた元ヤクザの即席執事に一目惚れして云々。
…あんまおもんなかった。
元ヤクザで執事、って難しそうだなあと思ったんだけど、やはりというか単なるキャラまいご気味の慇懃さと偉そうっぷりがちぐはぐな執事というか…。あんまし魅力を感じられない。受けへの気持ちもただのハンティング本能ぽい感じ。
受けはいやなことは心のゴミ箱にいれて淡々と生きていながら、攻めに惚れてあわあわな感じ。惚れたことにすら気づかなくて、のほうが面白かったんじゃないかなあという気もする。