深井結己『指先で愛を語れ』
『それは僕の愛じゃない』の受けの双子の弟が主人公のスピンオフ、らしいのだけれど前作は未読。
大学のバドミントン部の先輩×後輩、いいなと思ってた後輩にゲイバーで出会ってなんだこっちの人だったのかーとそんなことになって喜んでたら、遊びのつもりだったとかゆわれ、攻めの純情をもてあそんだのね…!とか思いつつ、やっぱりすきでぐだぐだしてたら受けは実は双子の兄がすきで云々。
攻めがつくしまくりで、いいですね。お話は卒業後まで続いているのですが、こういうCPはこれくらいスパン長いほうがいい気がします。とはいえ攻め気の毒度が高いので、もうちょっと攻めが報われてる後日談が欲しかった。や、あるにはあるんだけれど、少ないかな、と。
短編の方は、塾の同僚もので、ういういしい受けがかわゆい話なのだけれどそれだけ…という感じで、ちょっとものたりなかった
若社長×秘書(この作家なので勿論メガネなのですが)は、秘書が身を引こうとするわりとよくある話なのですが、美人のヘルパーさん?のオチがよかった(笑