マヨイガ
クロエニッキ2010
Why would you misunderstand? You should know my strange texts?


 02/07 : [ 読書/BL小説 ] いとう由貴『そして、裏切りの夜が始まる』
 02/06 : [ 雑感/BL ] DVD『生徒会長に忠告』第一話
 02/05 : [ 読書/BL小説 ] ひちわゆか『チョコレートのように』
 02/04 : [ 読書/BLコミック ] 須貝あや『生まれた時から君が好き』
 02/03 : [ 読書/BLコミック ] わたなべあじあ『新東京遊郭物語』
 02/02 : [ 読書/BLコミック ] 嶋田尚未『ご奉仕されちゃう!?』
 02/01 : [ 読書/BL小説 ] 水島忍『憑いてる純愛』
 01/31 : [ 読書/BLコミック ] 如月弘鷹・ひちわゆか『KEEP OUT』


2010年02月07日 [ 読書/BL小説 ]

いとう由貴『そして、裏切りの夜が始まる』

 女手一つで兄弟を育ててくれた母が亡くなり、某ちょう金持ち企業体の社長さんの子である異父兄弟の弟も事故で植物状態になってしまって、高校やめて働いてはみたけれどもう打つ手がないのです。
 そんな折、病院のテレビで弟の父の一人息子が亡くなったことを知ったのですが、血族で経営をつづけてる社長さんとしては、弟の存在を知れば後継者として欲しがるだろうに決まってるのです。なので受けは、弟のフリをして社長さんに訪ねに行き気に入られ、兄(ほんとは弟)の治療費を工面して貰おうという大胆な計画をたてるのですが云々。

 大胆な計画すぎて、物語の中のことながらハラハラした(笑。DNA検査までするし。
 なんでわざわざ弟のフリをするのか、単純に息子さんの治療費出してくださいじゃあダメなんか…と思ったけれど、ちゃんと入れ替わりが必要な理由は書かれてたしまあ納得もできたのでよかった。

 攻めは社長の甥だったっけ、一族ではへらへらしてると見られてるけど結構社長は重んじてて、受けが本物かどうか見極めさせ、その後目付役にさせる。攻めは受けの入れ替わりに気づいて、黙っててやるかわりに身体を好きにさせろ、とか言って、実は大きな計画がありまして。
 最後のところで一瞬、攻めの計画が黒すぎるのではとドキリとしたが、流石にあれは計画のうちではなかったのでよかった…。

 というわけで大筋はBLよりも入れ替わりのドキドキを楽しむ感じで、それも結構あたしは面白かった。なにしろこの入れ替わりはいつまで続くのか、いつ受けは自分に戻れるのか、ていうか最後どうすんのか、弟が目覚めるのか、受けはどうやってこのにっちもさっちもいかない状況から逃げるのか…とかいろいろ思ってたんだけど、意外でもあり順当でもあるラストだった。この作家、結末が大抵(たぶん無自覚に)容赦ないよね(笑。そういうところが好きです。

 BLとしては、これは実は意外にも攻めかわいそうもので、愛など知らない攻めが受けにほだされるという王道で、かなりあたし好みです(笑。王道ながら、受けが攻めにつくしまくって心を癒すというような王道ではなくて、受けが弟のことをすごく大事に思ってるのを見てイラついたり、受けの他愛ない手料理に執着したり、と、かわいそう度が高くてとってもいいです(いつもながらひどい感想だ。
 けどやっぱりそんな攻めが受けへの愛を自覚して受けに癒される、という部分まで読みたいわけで、この攻めは無自覚なままなので、ちょっと物足りない。ていうか受けの方でも、最後まで攻めへは反発と同情しかなくって、クロエ用語で言うところのエヴァ最終話系というか、え、あとページこれだけしかないのに、受けは攻めへの愛を自覚できんの?と焦っていたら、ほんとに同情で終わってしまったので、とっても物足りないのですよ!!
 二人とももうちょっと幸せにしてあげてほしかったし、後日談とか入れて欲しかったなあ。

2010年02月06日 [ 雑感/BL ]

DVD『生徒会長に忠告』第一話

 誰かのちょっと待ってなんて知らない~。
 オザケンはオザケンとか呼ばれるの嫌いらしいってことだけは覚えてる。

 『生徒会長に忠告] のアニメ版。
 初めてBLアニメを購入した…見た…なんか、あたしには向いてないかも…や、BLアニメがニガテというよりは、クオリティ低すぎないか?と感じたと言った方が正確なのかな。
 声優さんは、声よりも話し方とか間とかに違和感があるなあ。場のつなぎも、むりに漫画通りだったり再構成したりモノローグ再現したり、というのがなんかうまくない。絵も雑だし動画も少ない気がする(これは外注だからってのも関係あるのかなあ。
 そんな感じで、お話も絵も声も、アニメとしてあんまし出来がよいようには思えなかったので、いまいちだった。あんまりアニメ見ないのでわかんないんだけど、セルDVDでも普通クオリティはこんなもんなんだろうか…そんなことないよなあ…。

2010年02月05日 [ 読書/BL小説 ]

ひちわゆか『チョコレートのように』

 風邪なのか、花粉症なのか、それが問題だ。 とりあえず金柑買ってきた。

 そつのないイケメン同期にプレゼン資料を盗用され、茫然自失で泥酔してたら、みずしらずのうさんくさいイケメンに、自分はくだんの同期に彼氏をとられたから、一緒に復讐しようぜ!とかゆわれました。ハア?って感じだったのですが、なんかよくわからんままに、同期好みの男になって誘惑しろとかゆわれてあれよあれよとゆう間に改造を施される始末。

 すっごく面白かった!最後までタネがわかんなかった!(それはあたしがバカだから!
 攻めが女性と結婚してたことがあり、男に惚れて離婚、その男を寝取られ復讐を考える…という設定には、こんな攻めを好きになれるだろうか…と心配したりした。
 受けが途中でどうでもよくなって復讐を諦めたので、同僚はこのままフェイドアウトなのか、でも報いをうけてほしいなあでもそしたら陳腐になるかなあと思っていたら、ちゃんと因果応報展開だったうえに、それがたんなる懲罰ではなくってどんでん返しのミソでもあったので、すげー!と思った。

 というか、この作家はまだ三冊くらいしか読んでいないのだけれど、やっぱり初発の展開がとってもトンチキな人なんかなあ(笑。軌道にのっちゃえば、展開も心情描写もスムーズで、冒頭のトンチキさも全然気にならなくなるんだけれど。

 キャラ自体はわりとふつう。
 攻めはオレ様系で常にマーブルチョコレイトディスコ、じゃなかった、チョコばっか食べてるアニメ名作劇場大好き男(なんかBL小説のアニメ好きって名作劇場好きが多くないか?たまには萌えアニメ好きのキャラとかでもいい…のか?)で雑種の老犬を飼っていて、傲慢強引だけれど心のキズとか人情味とかのある、キャラとしてはわりとよくいるタイプだと思う。
 受けも、美形なのに黒縁メガネに服装ももっさりで対人関係もヘタで、攻めに改造されて美人になっていく、というわりとよくいる受け。

 前半、受けが攻めに振り回されてもうやだやめる!とかずっと言っている感じなので、流されてるくせにとちょっと自己中に見えてしまったし、はやく諦めないと話が進まないじゃないかと少しいらいらもしたのだが、けれどこういう反応しかできないのも当たり前の状況だよね。受けは信じてた友人に裏切られて自分の企画も横取りされて、そうとうに傷ついてただろうしいっぱいいっぱいだったろうし、こんな攻めに翻弄されたらそれはブチ切れるよなあ、と…(とんでもない指揮者のせいで、バイオリニストなのにバイオリンぶんなげた人みたいに、笑。
 だから、ゴルフのとこで、攻めが受けをあたたかく慰めて、自分もいろいろ言い過ぎた、とか反省しているとこがよかった。しかし後から考えたら、攻めはそういうつもりなんだったら最初からもうちょっと優しくしてあげたらよかったのにとは思ったが(笑。
 あと攻めの復讐計画には、なんか他に手ははなかったのか、という気もするんだけれど(笑、上述の優しくなさと考え合わせるに、受けの気持ちを奮い立たせてやりたかったのかな、というふうにも思える。そのあたり、もうちょっと言語化して説明があってもよかったかなあとも思う。

 あと回収できてないのは、攻めはいつからゲイなのか?という謎か。それと、職場のひとらは攻め受けがつきあってるのを知ってるのかどうか。攻め秘書は知ってるぽかったけど、その辺りあんまり説明がないし、受けの同僚も知ってるのか知らないのか微妙な描写だった。



おしらせ


「マヨイガ」は山中クロエが漫画とかボーイズラブとかピロウズとかについてあーだこーだ書くブログです。ジョジョ妄想とかタクミくん妄想はそれぞれで。あとアマゾンにBLアーカイブも設営中だけど最近全然更新してない。ネタバレとかヤオイとかアゥイエ!とかにとってもご注意ください。ご連絡はchloexアットマークmail.goo.ne.jpまでおねがいします。

つんどく概況

よんだ:化物語○/姦淫の花○/ 宵山に啼く△/SM○/エロシック○/暁の落花△
よみかけ:フレブラ(休憩中)/ハガレン(休憩中)/星矢(~海)/怜々蒐集譚/空色スピカ/玉帝の箱庭3/犬はどこだ/龍と竜/シュトヘル/獅子座の男/閉ざされた初恋/闇の花/夜香花/好きで好きで好きで
よんでない:君がいなけりゃ/フラジール/明日も愛してる/うそつき/放課後のカリスマ/太陽を抱く男/乱と灰色の世界
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