こいでみえこ『進入禁止の恋』
イケメン俳優×そのファンの新人俳優。
グルーピーはニガテなのに、酔ってファンに手出ししてしまってあおくなる攻め。酔ってたんですと言い訳したら、期待してないから大丈夫ですとかいう受け。辛い生い立ちの受けは、さびしがりでいろんなひとと関係もっても、愛情を信じることができないらしく、云々。
わりとよくあるかわいそう受けに遊び人攻めが改心、というパターンでもあり、また、愛され慣れていない受けにかえってふりまわされてしまう攻めというのもよくあるパターンな気がしますが、もちろんこれってクロエのいちばん好きな王道パターンのひとつです(笑。つきあいはじめても、もともと大好きだった俳優が自分なんかに本気になってくれるのが信じられないとか、ちょうありがちでも大好きです(笑
ただ、そうしたありがちさにプラスアルファの魅力があるかというとそこはいまいちな感じで、一冊のお話だし、ちょっとものたりない気もするけれど、まあそこそこ楽しかったです。