義月粧子『秋田課長の憂鬱 ―御曹司に翻弄されて』
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製薬会社で仕事バリバリの受け、社長一族のイケメン御曹司が仕事そこそこで辺りよくモテモテで、厳しくしたらくらいついてきて。
面白かった。仕事出来てする人、出来なくてしない人の差異化がかなり描写されていて、その辺りはもう少し薄くてもよい気がした。
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製薬会社で仕事バリバリの受け、社長一族のイケメン御曹司が仕事そこそこで辺りよくモテモテで、厳しくしたらくらいついてきて。
面白かった。仕事出来てする人、出来なくてしない人の差異化がかなり描写されていて、その辺りはもう少し薄くてもよい気がした。
超お金持ちのボンボンが庶民に惚れて、手製の豪華弁当とか忘れ物対策の備品一式とか秋の海辺デートとかで押しまくられる話。
最初はコメディと思って読んでたらギャグだった。受けも読者も、攻めについていくのが大変。
外国人の血をひいて金髪碧眼の容姿なので忌み嫌われてきた受けが、山の神への生贄にされて、そこで呪われて千年生きている半妖の攻めと出会う。攻めの運命を変えるために、時間を戻す鏡を探しに行って。
うーん。面白かった。面白かったんだけど、過去を変えたら千年後の半妖の攻めはどうなるんだろうと思っていたら、…これは個人的にはメリーバッドエンドにも思えるのだが…呪われたまま消えるのとは違うのかもしれないけど…でもなあ。ご都合主義でも世界線は収束して、なんかかんかで幸せな人生になっててほしかった。
あと、ファンタジーなのかもしれないけれど千年たってもそれほど生活が変わってない感じなので、時代設定はどれくらいかなと思った。千年前は庶民は穴居住まいみたいなので、西暦500年→1500年くらいかなあ。
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違法賭博で借金をつくったチャラい大学生が、支払いを待ってもらうかわりに夜の街の帝王をたぶらかせと言われまして。
こういう嘘からはじまるお話って好きです。現実にはやったらだめなことだけど、フィクションとして面白いので。嘘がバレたあとにどう修復するのかが面白いです。
というわけで面白かったし好みだったけど、嘘がバレたあと、今までの受けの素直さも嘘だったのかとか、いやそれが本性だったのかとかいう辺りも書いてほしかったという物足りない部分も少しだけあった。
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片思いしていた高校の同級生と再会し、相手は社長になったのに自分はチンピラで気後れがしてしまうけれど、向こうからぐいぐい押してきて。
王道で面白かった。攻めは予想通りの事情持ちだった。
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野蛮な隣国に攻め入られ、皇太子が即位してすぐに人質にされ、野蛮だと教えられてきた隣国の様子に次第に真実を知っていく。
受けがかわいそうすぎ…(涙。母国でのことも、忘れそうになってたけど捕虜になってすぐの扱いも、とにかく気の毒。最後の方では、攻めは勿論めろめろで、周囲の他の人にも受け入れられ始めてたけど、もう少し受けのターンをたっぷり読みたい…。
ついに!陥落の三巻と、作者さんのブログにあったので、電子書籍の発売が待てずに久々に紙の本を購入しました。
お話も、豆まきのイベントや義母の登場など面白かった。
二巻では仲が深まりつつもまだまだじれったい二人。
今回は埼玉での仕事と、敵集団の登場のお話。埼玉の有名な神社はどこがモデルなのかな。あと、末弟がソシオパスっぽくて怖い。狸はびっくりしたけど、元に戻ってしまったのが残念でもあり安心でもあり(笑。
眷属をつけて怪異を解決する一族で、頑張って試験に受かったのに眷属が子狸になってしまった受け。以前からセクハラしてくる白狐つきの当主次男に笑われつつ、やはり試験に受かった兄が、眷属のはずの大蛇に憑依されてしまって。
もー素晴らしい。超いい。面白かったし萌えもあった。
特に、性格に難ありで受けを馬鹿にしまくり見下しまくりなのに執着している攻めが素晴らしい。夜光さんは正直文章に難があるのだけれど、この攻めのセリフ回しみたいな独特のキャラはすごくいいなと思う。
受けはおバカだけれど、子狸はかわいいし、これから成長してくれるはず…。
笠井あゆみの絵はあまりこのお話には合っていないけれど、きれいなのでいいんです。
高校卒業したら突然四神のおさめる異世界に飛んで、自分は鳳凰様の花嫁になる神子だと言われたけど思い出せません。
ベタだけれど面白かった。「鳳凰様」という呼び名があまりかわいくない…。せっかく異世界に行った設定なので、こちらの世界での鳳凰様との話ももうちょっとあると特色が出たんじゃないかという気もした。