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[ 読書/BL小説 ]

清白ミユキ『ボディガードは恋に溺れる』

 ギャングに入ってやんちゃしてる受けは、病に倒れた日本人母のためにがんばって働くも、母は亡くなってしまいまして、その葬儀に現れた父は会うのが幼い頃以来だったのですが、どう見てもマフィアです。母を苦労させやがってと殴りかかるも、結局生活のあてもないので父につれられて西海岸へ。ただで世話になるつもりはなかったので、父のボディガードにでもしてくれとかゆってたら、父本妻の次男=義理の弟が、受けのことは兄だと知らないはずなんですけど、なんか気に入ったとかゆってきて、自分のボディガードにくれとか言い出して云々。

 まだ三冊目なんですけど、あたしはこの作家さんに弱いというか、甘いかもしれない…。キャラがめっさ不安定なんだけど、でもわりと好きかもしれないという感じだ。
 受けはなあ、あんなに父のこと怒ってたのにわりとすんなり父についていったのがよくわからんかった。幼いころの優しい父の思い出とかもうちょっと書いてくれたらよかったかも。あと、なんでいきなり攻め=弟にラブっけ出てきたのかよくわからんかった。受けはもともとバイだったっぽいし、そういう情報はもうちょっと早く書いといてくれたら、もうちょっと攻めへの気持ちの変化にも納得できたかもしれない。あと、攻めに丁寧な言葉遣いになったのが、なんかそれまでのキャラ描写からちょっと違和感あった。もうちょっと子どもっぽいというか、しっかりと社会性のある人ではない印象だった。

 攻めはマフィアの次男なのにのんびり穏やかキャラで、でも裏では力や情報を得るためにギャングのボスっぽくなって、でもそれも父やほんとは気の弱い兄を支えるためで、でも自分も認められたいし、ってなんかキャラ迷子。穏やかかわいい外面と家族愛はともかく、ボスの素質満々な裏側はちぐはぐすぎだし、さらにそこに意外に年下らしいういういしい反応とかしてみたり、もうカオス(笑。もうちょっとかわいいっぽい純情さを全面に押し出してもよかったんではと思う。ギャングと対峙しているときとか、なんかちょっと中二病っぽいし…(笑。でもかわいい、けど威厳のあるボスってむずかしいね。
 父は…マフィアのボスなのに、自分の息子たちのことわかってなさすぎ…途中までは、すべてわかった上で見守ってるのかと思ってたのに、どうやらそうでもなかったみたいだし…うーん、受け母の想い人だったのだし、もうちょっとカコイイとこみたかった…(笑

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