杏野朝水『甘える予感』
高校時代からの友人、大きめ企業社長の三男・受けの店のオーナー×リラクゼーションサロンの店長。
仕事一筋の受けが大好きな攻めは、友人でもいいからと体の関係をつくったり。攻めの縁談のうわさに受けが初めて動揺したり。
お前は友達、とかいって牽制してるくせにごはんつくらせたりして至れり尽くせりな受けに違和感があって、攻めを利用してるのに罪悪感はないのか…とか。一方の攻めは、そこまでしてしまうということはよほど受けにメロメロなんだろうけど、攻め視点がないせいもあって、こっちはなんか作り物のキャラって感じだった。
後編とかも、自分はもうちゃんと攻めのこと好きになったのに信用してくれない!とか怒ってるけど、そんなんちゃんと攻めに気持ちを示してないのに伝わるわけないじゃないか。
ということで、なんだか自分勝手すぎる受けと、都合の良すぎてAIみたいな攻め、という感じだった。