水壬楓子『氷刃の雫』
Kindle Ultimated。
イギリスの大学に進んでふらふらしてたら父である組長の危篤で呼び戻されて、嫌々組長の後継者となるかわりに、かつて自分を拒絶した若頭に自分を抱かせるものの。
概ね面白かったけど、受けはよその組織の組長に会いに行った時は胆力ある感じだったのに、同じ組織の組長達にからかわれたときは動揺していいとこなしなのがなんだか違和感あった。後者では攻めの件でぐだぐだになったのかな、とは思うので、最初は頑張って、攻めの話出されたら動揺するコントラストがあったらよかった。攻めは、心情吐露と受け溺愛が唐突すぎてお手軽すぎて、そこのところをもっとじっくり読みたかった。