遠野春日『ブルームーンで眠らせて』
「2」だと気づかずに買ってしまいました。
バーのオーナー兼マスター×建設会社の若手エリート。
とにかくマスターがキモい。なんか話し方とか服装とか好みとか総てにおいて80年台のかおりがして、しかもそれがカッコいいという設定らしいので、キモい。カコイイ攻めなのに細めの体型というのも、この性格とあいまってキモい。
ええと、お気づきかもしれませんが、だがそれがいい!…のです、あるいは。
展開とかは特に面白いこともなかったし、特に後編は豪華客船という舞台とかアテ馬キャラとかもイマイチなんだけど、とにかくこの攻めのキモさだけは捨てがたい。93ページとか、山ジュンを思い出したよ!キモくて笑えて、そこがイイのです。
またいかんせん沖麻実也の絵がよくも悪くもピッタリですな。この受けの絵は男らしくていいですね。