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2008年07月27日

松岡なつき『FLESH&BLOOD』1、2

 ほんっとうにおめでとう!

 前から気になっていたので読んでみました。
 21世紀の英国、父の仕事の関係で英国生活も長い高校生海斗が、ドレイクに憧れてゆかりの地を旅行してたら、異次元の穴からタイムスリップしてしまいました。途方に暮れてたら、ドレイクの信頼あつい海賊船長ジェフリーに出会い、彼の船に身をよせることに。

 BL要素は薄いし、ふつうのジュブナイル小説が、時折やおい的になるだけという感じ。なのでちょっと展開がゆっくりだなあと感じる部分もある。
 ところで、予備知識なしで一巻を読んだ段階での、ベタな展開予想。というか希望かも。

 1、航海長ナイジェルは結局海斗を気に入り、ジェフリー嫉妬
 2、海斗はいずれ、敵のスペイン人ビセンテと一時的に行動を共にすることに
 3、その結果海斗はビセンテに情がうつってしまい、ジェフリー嫉妬
 4、ビセンテの方でも海斗に好意をもち、やっぱりジェフリー嫉妬
 5、海斗の友人和哉が過去にやってきて再会
 6、和哉が誰かとCPに
 7、あるいは、逆にジェフリーが未来に来るというオチ

 二巻では、1の前半は出てきましたね。今後どうなるのかなー。



2008年07月25日

ひちわゆか『今宵、雲の上のキッチンで』

 初読作家です。再刊ですね。面白かったです。

 カフェ「ルフージュ」のマネジャーは、にっこり微笑めば金魚でもおちると言われるイケメンだが、非常な毒舌の持ち主で、恋人とも長くつづいたことがない。ある日騒がしい客をなだめてたら、客の知り合いらしいイケメン社長が仲裁してくれました。あらいい男、と思ったら、しかしひどい嫌みを言ってくるのです。やな客だなあと思いつつ、物損を弁償してくれるというのでにっこりしておくマネジャーですが、実は社長は雑誌記事でマネジャーを知っており、憧れからくる緊張であまのじゃくな嫌みを言ってしまったというわけなのです。後悔する社長は謝罪に行ったりするもまた嫌みを言ってしまい、二人の間には決定的な溝が出来てしまうのです。
 そんなある日、社長秘書のおじいさんに頼まれて、マネジャーはしぶしぶ社長のためのディナーを作ってあげることにしました。社長は正体不明の料理人に会いたいのですが、マネジャーは勿論拒否です。しかし社長の計略で、真夜中のキッチンで出会った二人は、相手を知らない/顔の見えない気安さからか、本音トークで距離が縮まって云々。

 と、ややこしい設定ながら、すんなり読める無理のない展開で、面白かったです。
 とにかく主役二人のキャラがよいです。社長にむかつきつつ、自分の口の悪さを反省する受けは、わりと普通っぽいキャラかもしれないけど、かわいいしちゃんとかっこいいのです。書き下ろしで、豆大福食べられなくてむってるとことか、かわゆい。
 店長を「おっかない人」として怖がりつつ、自分のあまのじゃくさに身もだえる社長も、ダメでかわいくて、でも実は素直なので、とってもいいキャラなのです。やっぱり書き下ろしで、マネジャーの誕生日プレゼントを考えて秘書にダメだしされるとことか、ちょうかわゆいです。

 そしてそんな表裏のある二人なので、それぞれの視点が交互に出てくるのがとっても活きてます。
 ただ、社長が謎の料理人に惹かれるのはすごく自然なんですが、受けとは離れたところで恋愛感情が育ってしまう感じなので、受けにたいする未練ももうちょっと書いといてほしかったなあという気もします。
 あとタイトルが、内容がイメージしづらい気がするので、訴求力有るのかないのか微妙な線かなあという気もします。雲の上は、社長の住む高層マンションの最上階を意味し、雲の上の人を暗示する、いい表現ではあると思うのですが。



鳩村衣杏『不運な不破氏の愛人契約』

 喫茶店の長男、過去には有名カフェの一流ギャルソンだった過去を持つが、その後結婚を機にデパートづとめをし、リストラ離婚とふんだりけったりな35才。姉がついでる実家の喫茶店に身を寄せようとしたら、喫茶店は経営難、土地買収話がもちあがってる。そんな折に土地をねらってる企業のトップがやってきて、長男がペットになるなら融資するお、という話に。

 なんかもういろんなモチーフごちゃごちゃ詰め込みすぎで、雑然としてて何が書きたいのか全然わからない。
 35才はせっかく(?)オヤジ受けなのに、外見は二十台、性格もただのおっとりのんびり受け。流されやすいというキャラづけはともかく、一度は離れたけどやはりこの仕事が好きだとか言ってしまうギャルソンへの執着が、このごちゃごちゃしたキャラ設定の中では唐突に感じられて、感情移入出来ない。
 攻めも双子設定にはなんか意味あったのか、受けを混乱させただけでは。こっちのほうのギャルソンへの執着の仕方もよくわからないというか、自分がギャルソンにあこがれてたというのと、受けに感銘をうけたのと、受けに再会をしてからの話とがあんまりきれいに接続してなくて、雑な印象。開店予定の喫茶店の話もなんか適当ぽいというか、受けの提案とかもなんだか素人くさい。
 周囲のキャラも人数多すぎて、特に攻めの双子弟はあんまり出てこない割に役割は重要だし、不可解すぎ。後書きに冗談めかして書かれてたけど、シリーズ化のためだけの複線かと思うとちょっとげんなり。

 受けの受け身な性格からくるヘタレオヤジのシンデレラストーリーとか、攻めの双子設定、愛人契約と過去の愛人の顛末とか、受け実家と攻めの理想の喫茶店話、ギャルソンにまつわる因縁話、などなどとにかく詰め込みすぎで、それらが巧くまとまっていればいいんだけど、ちぐはぐで読んでて疲れる。

---
 正直なところ読みながら、ほんとに鳩村衣杏なの??とまで思った。『秘書の嗜み』はいろんなモチーフもってきてもきれいにまとまってたのに、この落差は一体…。



2008年07月24日

遠野春日『LOVEラブ』

 テニス部の二年生エースは、ある日見知らぬ相手からの恋文をうけとるが、送り主が三年生の目立たない男だとわかってうわーキモイ、とか思いつつ、なんだかんだで交流。自分の好きなように振り回して好き放題して自己嫌悪の繰り返しだが、先輩は文句ひとつ言わずに呼び出せば毎回やってくる。

 ノンケ高校生が同性愛者という理解不能な相手を好きに扱う残酷さとか、でも後悔してしまう健全な良心とかは、リアリティあるように思われた。あたしのすきな傲慢ノンケ攻めともちょっと違うというか、この作品の場合はまだ攻めにも至らない感じだよね。ただただ残酷ノンケ、という感じ。まあBLなので安心して読めるわけですが。
 で、まあよくもわるくも予定調和的に卒業し、後半では高校生×大学生のCP未満からはじまって、受けの過去の男に邪魔されたりなんだりなんだけど、CPになると普通にBLらしくなっていった感じ。しかしこの後半では受け視点が入ってくるんだけど、なんだかあんまり面白くなかった。残酷なノンケに対してあんなに粘り腰を見せた受けにしては、結構淡々としてる感じなので違和感もあった。

 ただ、攻めが受けに対して、女の子に思うのと同じように思う、という表現をしてるのがある意味興味深い。BLとして、あるいは同性愛として、相手を女の子と同じように思う、扱う、っていうのはどうなんだろう。傲慢でもあるし、不自然な気もするんだけど。
 この攻めは受けを明らかに性別:受け、として認識してて、自分が攻められるというケースは全く想定していないわけだよね。この攻めにおける、同性の恋人の受け入れ方というのは、あくまで自分は攻めという位置に居ることを前提として、自分の男性性はゆらがせず、相手を受けとして措定し、女の子のようにあつかっていく、という関係性でしかないわけですね。受けもそういう関係性は納得しているっていうか、うたがってもいないっぽいけど、なんか違和感が残る。何て言うか、君たちはそれでいいのかっていうか…いつかどこかで破綻しそうで、フィクションだけれども見ててはらはらするというか…。

 論じるにはいいテクストかもしれないけれど、あまりモチベーションはあがらないなあ…。



2008年07月21日

樹生かなめ『黄昏に花』『黄昏に花が舞う』

 エリート銀行員、25才×挫折した元エリートの、関連会社で黄昏れる45才。
 受けは外見は35才くらいにしか見えず、イケメンの面影を残してるものの、周囲の評価は挫折した斜陽オヤジで、過労やら離婚やらの影響か10年来のインポテンツ。
 ある日銀行きっての若手エリート攻めに惚れられ、猛攻をかけられ云々。

 今更なのですが、どうもこの作者の文体が肌にあわない気がする…最初に読んだ『猫から始まる恋もある』の設定が好きだったので、何冊か読んでみて、ちょう今更なのですが…。文体もだけど、なんかすごい場面がとんだり、会話がかみあってなかったり、無用なというかどうつながるのかわからない展開が入ったり、なんか読みづらい。しかしその辺はささいなことで、なんかBL的に物足りない気もする。しあわせ分が足りないというか。

 この作も、設定が気になって、結構探して買ったんだけど、…なんか、若いエリートイケメン×年上のさえないオヤジという萌え設定のおいしいところが、あんまり活きてなかった気がする。受けは攻めから逃げ続けて、情はあるらしいもののその描写も唐突だし、周囲の女子社員とか作者は楽しんで書いてるんだろうけど、本筋が物足りないのにモブがきっちり書かれてもなあ、という感じ。うーん。



2008年07月20日

木原音瀬『さようなら、と君は手を振った』

 「僕は幸せになるよ。幸せになって、君が幸せになれるように祈ってる」というオビの引用惹句はちょう恐かったのですが、まあでもいちおうそんなに不幸な結末ではなかったのでよかったです。
 のですが、この作家って、その結末までの過程が看過できないほどに過酷なこと多いですよね。

 従兄弟同士。高校生のころの夏、失恋して田舎へ帰り、従兄弟とそうゆう関係になったけど、町に戻ったらすっかり忘れてしまいました。が、社会人になったある年、実家の旅館の研修とかで上京した従兄弟と再会。
 都会ものの従兄弟はカッコよくってカッコつけで、だっさい田舎ものの従兄弟と一緒にいるのを見られるのもイヤ。なんだけど親もうるさいのでまあ仕方なく面倒をみてるうちに、なんかまたそうゆう関係に。狙ってる女性のアテウマにしたり、ごはんたかったり、イライラをぶつけてひどい抱き方したり、あげく彼女とのデート代たかったり、やりたい放題してたけど、ある日突然従兄弟はいなくなってしまう。

 こんな感じで、前半は最低なバイ攻め×淡々とつくしまくる受け、攻め視点。これは、受けにとって過酷ですよね。
 後半では、数年後、改心したやっぱりカッコつけな攻め×でも信じたらまた失ったとき立ち直れないお、な受け、受け視点。まあ、数年たってるのも、受けが攻めを信じられないのも、受けの子どもがいたりするのも、全部攻めがわるいんですが(笑、でも攻めにとって過酷ですよね。
 こういう、ある種残酷な語りって、どうなんでしょう。個人的にはもうちょっと甘くてもいい気がするのだけど。あと、それにともなってか、甘い後日談もあんまり書かれないよね。この後日談も、『こどもの瞳』の後日談みたいに第二世代になってしまってて、なんだかいまひとつ物足りなかった。
 まあとはいえ、最低ノンケ(気味)攻めが改心するという話形は好きだし、やっぱり面白かったです。

 あと、オビ、違う意味でもびっくりしました…このレーベル、木原音瀬以外の作家のノベルスも出すんですね…!(笑



2008年07月06日

海野幸『八王子姫』

 女装はニガテだと思っていたのですが、そうでもなかったみたいです?たぶん条件付きです。

 受けの姉は男尊女卑な祖父に反発しバリバリのデキる女になったものの、押さえつけてるうっぷんを趣味のドレス作製ではらすようになっていた。そんな姉に手製のドレスをいやいや着させられてる受け、大学生、は、ある日ドレス姿で外に連れ出され、その姿をバイト先の先輩のアキバ系男に見られてしまう。そんなこんなで姉のせいでアキバ系とお茶するハメになったら、なんか一目ぼれされました。先輩たら仕事ではいつも人とかかわるのウザそうでミスするとやな顔してばかりのくせに、惚れた受けにはなんかすごい優しくて真摯で、モサかった外見にまで気をつかいはじめてみたら超いい男で、なんもかもビックリです。でも受けは受けで女子じゃないのに、どうしましょう。

 受け姉がアキバ系先輩に受けの面倒をみてもらおうとして、受けはひとりきりになると心臓発作をおこしちゃうとか、小さいころ犬が自転車にひかれるのを見て以来口がきけないとか、無茶苦茶な嘘を言うのだけれど、攻めがそれを信じてしまう展開が面白かった。というか、そんな二人を知らない人が見れば、中二病のイタタなゴスロリ少女と、それをアイドル扱いしてるオタク青年みたいに見えるんだろうし、BL的には斬新な構図だ(笑

 なんとなくそんなに(『美しいこと』みたいには)重い展開にならないかなと思っていたら、まあ確かに重くはならなかったけど、お手軽であっけにとられるような軽さでもなく、面白かった。
 受けがなぜ姉の言いなりだったのか、なぜ女装姿の自分に惚れこんだ攻めに惚れてしまったのか、の理由がしっかり書かれててよかったです。

 攻めは外見アキバ系で人間嫌いでやさしい紳士でドS、という複雑さで、特に後編では、前編でみられたようなストーカーまがいの行動をするようなちょっとあぶない感じもなく、Sっぽさも足りない感じで、前編のほうが面白いキャラだったように思った。受けの方は姉とのあれこれはわかりやすいけれど、最初に出てきた相手にあわせちゃうというキャラがそのあとあんまり出てこなかったのがもったいなかった。そんな感じで、特に攻めはキャラが立ちきってない気もするんだけれど、でも惹きつけられる魅力は十分にあった。

 というわけで、かなり面白かったです。
 で、以下は内容にはあんまり関係ないけれど。
 受けの姉は…歩き煙草は、女の子がしたらみっともないからじゃあなくって、マナー違反だからダメなんじゃないか…!!!フェミニストが女性解放とかいってマナー違反をするのは本末転倒だ。
 あと、アキバ系ってすっかり差別用語になっちゃったよね。BLにはわりとオタクっぽいキャラでてくるけど、外見だけ(しかも本作のように、手を入れるとメチャ美形になる)だったり、改心(一般人化)したりすることが多いし、アキバ系=克服すべき欠点として扱ってるよね。BL読んだり書いたりしてるのは女子オタクが多いと思うんだけど、いみじくも同じオタクである男子オタクを見下して、それだけではなくさらにそれを物語に徴用していくこういう視点は、無意識なんだろうけどいい印象をうけないなあ。



2008年07月05日

榎田尤利『理髪師の些か変わったお気に入り』

 藤井沢シリーズ最終話。
 三軒となりのおさななじみ、理髪師×美容師。藤井沢最終話だし、幼馴染はちょう順当だなあ。

 前半は攻めに引け目を感じつつ、都会に未練がある受け視点、全般に可もなく不可もなく。
 後半では攻め視点になるのだが、実は受けにいちいちどぎまぎ大混乱していた内面がえがかれる。この作者のこういう文体はちょっと苦手だ。そして受けの友人アテウマ美容師もいまいちというか、ベタな展開になってしまうのだが、こういう展開しかないんかなあ…全般に、脇キャラが濃く描写も多いせいで主役CPが薄まってるのと、展開があまりにベタなのとで、なんだかものたりない。藤井沢の住人総出演ということもあり、主役CPはさらにうすくなっていっちゃうんだよね。特に末尾。
 全体に、そうわるくもないけれど、読み返したい気にはならない感じ。

---
 個人的には『ギャルソン』『歯科医』>>>>>>>>『理髪師』『アパルトマン』という感じ。アパルトマンもいまいちだったけど、理髪師も薄すぎた…。『ゆっくり走ろう』は未読。



2008年07月04日

夜光花『深紅の背徳』

 犯罪を犯した逃亡者×吸血神父@教会…という、もはや何とも形容しがたい設定にはさすがにビビりました。っていうか、それなに?面白いの?萌えるの??と思いつつ。
 でも面白かったです☆

 神父はあたしはほんとに吸血鬼なのかと思ってて、ファンタジーかと思ってました…違ったのね。なんか症状の描写とか神父の描写とかが適当っぽいのが、ちょっと微妙。あとキャラ設定もいまひとつ見えてこなかったかもしれないのだが、結局やはり「淫乱神父」(自分でキーうっててひくんですが…)ということでいいんですかね…。

 攻めは特に前半はとにかくわるいひとなのだが、後半そうでもなくなって残念。前半の、ただ自分の欲望のままに生きてるような攻めと、それを許容してる神父というどうしようもない感じも結構よかったのだが。どうしようもないままにハッピーエンドというのもこの作者なら書いてくれそうだし。でもハッピーエンドではなく、救われない話になりやすくもあるのかな。
 それに、いくらヤクザ相手とはいえ、大金を持ち逃げしてきた過去への理由づけはほしいし、とは思いました。あと、受けとかなんかヤクザにも情がちょっとうつってるっぽいし攻めもヤクザを切り捨てられないっぽかったので、ヤクザの悪さの理由づけもほしいし…と思ってたらどっちにもそこそここたえてくれた上に、若干デュアル攻めっぽい終わり方だったので、とってもあたし好みでした(笑
 ヤクザまじえて続編あったらいいなあ!

 絵がよかったです。高階祐はうまいよね。



2008年06月30日

神江真凪『First Love』

 えーとネタバレ多めです。

 冷静に見てみるとこの作家は名前が暴走族みたいだ。

 高校時代の同級生、モデル×高校教師。高校時代にそういう仲になったものの、攻めの裏切りによって離れ、モデルの仕事の都合で再会。

 攻めの裏切りというのは、勘違いだったの☆オチが多いと思うんだけど、この話は勘違いではなかった上に、攻めのあんまりにも軽い気持ちによる裏切りだったというあたりが、…なんというか、ものすごくダメ攻め!なんか前作『青空の下で抱きしめたい』もマダオ攻めだったよね!この作家はそういうカラーの方なんですかね…!
 で、ふたたび付き合うことになったあとの後編でも、この攻めは自分の気持ちばっかりになっていかんなくマダオぶりを発揮していて、もうとにかくダメなのです。

 お話にかんしては、まあそういう展開なので、勘違いだったの☆オチなお話よりは、よくもわるくも身も蓋もない感じ。あと、前編では裏切られた傷がいまだ癒えずにかたくなだった受けが、後編ではすっきりした男前というか素直な男前という感じで、ちょっとキャラがきっちり統一されてないような印象もある。攻めも前編でのあっけらかんとした感じと、後編でのいっぱいいっぱいぶりがなんかいまいちつながりにくい。まあ、前編は受け視点で、後編は攻め視点なので、多少のキャラの違いは出てくるとは思うんだけど、なんかそれにしてもしっくりこないなあという感じだった。

 しかし全体的には、BLとしてよくまとまってるような印象だし、悪くないなあと思った。

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もくじ

C・S・パキャット『叛獄の王子』1~4
名倉和希『初恋王子の甘くない新婚生活』
渡海奈穂『御曹司は獣の王子に溺れる』
夜光花『忘れないでいてくれ』
渡海奈穂『完璧な恋の話』
沙野風結子『疵物の戀』
千地イチ『君だけが僕の奇跡』
渡海奈穂『ご主人様とは呼びたくない』
渡海奈穂『マイ・フェア・ダンディ』
渡海奈穂『甘えたがりで意地っ張り』
渡海奈穂『ロマンチストなろくでなし』
水壬楓子『氷刃の雫』
夜光花『ラブシッター』
間之あまの『嘘つき溺愛ダーリン』
夜光花『花嵐の血族』
かわい有美子『月一滴』
いとう由貴『まだ、恋とは言わない ただ一度の恋のために』
かわい有美子『透過性恋愛装置』
杉原理生『光さす道の途中で』
雪代鞠絵『全寮制櫻林館学院 ~ゴシック~』
月村奎『眠り王子にキスを』
月村奎『それは運命の恋だから』
高岡ミズミ『ナイトローズ ~囚われの寵花~』
餡玉『怖がりヤクザに懐かれまして。』
神香うらら『傲慢紳士と溺愛クルーズ』
栗城偲『玉の輿ご用意しました』
伊勢原ささら『嫌われ魔物の大好きなひと』
真宮藍璃『純情淫魔と絶倫社長』
海野幸『良き隣人のための怪異指南』
相内八重『転生したらスパダリ王と溺愛生活が待っていた件』
夜光花『烈火の血族』
小中大豆『ラプンツェルの通い妻』
伊勢原ささら『孤独な天使が舞い降りる』
小中大豆『腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか』
滝沢晴『初めまして、君の運命の番です』
はなのみやこ『恋と謎解きはオペラの調べにのせて』
真式マキ『恋罠ロックオン』
高遠琉加『天使と悪魔の一週間』
谷崎泉『リセット 上』
海野幸『ifの世界で恋がはじまる』
越水イチ『ニャンダフルライフ』
小中大豆『甘えたがりなネコなのに。』
凪良ゆう『美しい彼』『憎らしい彼』『悩ましい彼』
名倉和希『手をつないでキスをして』
名倉和希『恋の魔法をかけましょう』
義月粧子『報われない恋の代償』
華藤えれな『眠れる森』
渡海奈穂『カクゴはいいか』
英田サキ『STAY』『AWAY』
かわい有美子『閃光と共に跳べ』
かわい有美子『饒舌に夜を騙れ』
神香うらら『カウボーイは清楚な花を愛す』
神香うらら『恋の吊り橋効果、試しませんか?』
釘宮つかさ『王子は無垢な神官をこよなく愛す』
橘かおる『咎人は罪に濡れて』
真宮藍璃『四獣王の花嫁』
いおかいつき『利息は甘いくちづけで』
間之あまの『恋とうさぎ』
たけうちりうと『海とボディガード』
沙野風結子『閨盗賊』
野原滋『年上の男性』
野原滋『買われた男』
野原滋『空の蒼』
秀香穂里『束縛志願』
バーバラ片桐『愛炎の檻』
間之あまの『お兄ちゃんのお嫁入り』
秀香穂里『純情アクマとひつじくん』
朝香りく『うちの殺し屋さんが可愛すぎる』
夕映月子『バズる男と営業の彼』
菅野彰『色悪作家と校正者の不貞』
義月粧子『秋田課長の憂鬱 ―御曹司に翻弄されて』
バーバラ片桐『無敵のまなざし』
野原滋『天色の瞳は千年の恋を抱く』
朝香りく『純愛エクスタシー』
朝香りく『ロマンチストは止まれない!』
野原滋『気高き愚王と野卑なる賢王』
夜行花『狐の告白 狸の添い寝 -眷愛隷属-』
夜光花『きつねに嫁入り -眷愛隷属-』
夜光花『眷愛隷属 -白狐と貉-』
月東湊『鳳凰様の約束の花嫁』
野原滋『愛されたがりの嘘つき』
野原滋『いじわる狐とハートの猫又』
月村奎『片思いアライアンス』
間之あまの『公爵は愛妻を攫う』
野原滋『犬、拾うオレ、噛まれる』
灯伽『満ちてゆく月』
あいだ『やさしくしないでくれた』
たけうちりうと『琥珀とボディガード』
たけうちりうと『星とボディガード』
たけうちりうと『薔薇とボディガード』
宮緒葵『奈落の底で待っていて』
鈴木あみ『恋と戦争~前火に堕ちる騎士~』『恋と戦争~後宮にひらく薔薇~』
金坂理衣子『宝石紳士と甘い初恋始めました』
高岡ミズミ『祟り神様の愛し子』
丸木文華『言いなり』
楠田雅紀『あの日、あの場所、あの時間へ!』
バーバラ片桐『家に帰って一人で泣くわね』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ6  So This is Christmas』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ5 冥き流れ』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ4 海賊王の死』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ3 悪魔の聖餐』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ2 死者の囁き』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ1 天使の影』
J・L・ラングレー『恋する狼』
J・L・ラングレー『狼の見る夢は』
秀香穂里『黒い愛情』
J・L・ラングレー『狼の遠き目覚め』
バーバラ片桐『摩天楼の鳥籠』
鈴木あみ『Heimat Rose』1~4
J・L・ラングレー『狼を狩る法則』
沙野風結子『帝は獣王に降嫁する』
私屋カヲル『鳶に蝙蝠』
いおかいつき『飴と鞭も恋のうち』
沙野風結子『処女執事 ~The virgin-butler~』
小中大豆『盗賊王の溺愛花嫁』
剛しいら『黒衣の公爵』
剛しいら『牡丹を抱いて』
剛しいら『大いなる遺産』
木原音瀬『鈍色の華』
高尾理一『鬼の王と契れ』『鬼の王を呼べ』『鬼の王に誓え』
高尾理一『意地悪なカウボーイ』
剛しいら『ライオンを抱いて』
木原音瀬『熱砂と月のマジュヌーン』
綺月陣『スレイブ・ゲーム』
名倉和希『アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋』
いつき朔夜『初恋ドレッサージュ』
渡海奈穂『兄弟とは名ばかりの』
『小説Chara』1月号
凪良ゆう『真夜中クロニクル』
剛しいら『ブロンズ像の恋人』
丸木文華『罪の蜜』
森本あき『黒い天使の甘い契約』
栗城偲『冗談やめて、笑えない』
遠野春日『夜の砂漠に護られて』
亜樹良のりかず『はちみつdarling』
本宮榎南『狸といっしょ』
剛しいら『月の秘密』
あすか『血の桎梏〜邂逅〜』
バーバラ片桐『夜に堕ちる執事の純情』『極道の花嫁』『魔窟のプリンス 』『惚れてもいないくせに』
遠野春日『摩天楼で愛を囁いて』
砂床あい『被虐の檻』
五百香ノエル『こういうときにそうくるか』
あすか『砂漠の愛奴隷』
雪代鞠絵『有栖川家の花嫁』
斑鳩サハラ『恋の粗挽きネル・ドリップ』
バーバラ片桐『復活の秘策と陥没の秘策』
鳩村衣杏『やんごとなき執事の条件』
五百香ノエル『ちるはな、さくはな』
剛しいら『猫を愛でる犬』
高尾理一『お侍、拾いました。』
夜光花『偏愛メランコリック』
水無月さらら『美少年は32歳!? 』
いとう由貴『危うい秘め事』
夜光花『ミステリー作家串田寥生の考察』
大鳥香弥『にせ王子ピナ』
名倉和希『おしおきは愛をこめて』
樋口美沙緒『他人じゃないけれど』
杉原理生『薔薇と接吻』
森本あき『悪魔な恋人』
名倉和希『殉愛のしずく』
松雪奈々『なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど』
よみさし。
剛しいら『禁縛』
よみさし。
五百香ノエル『骸谷温泉殺人事件―MYSTERIOUS DAM!1』
綺月陣『龍と竜~銀の鱗』
高尾理一『下僕の恋』
石原ひな子『パパは王子様』
バーバラ片桐『飛鳥沢総帥のタブー』
剛しいら『天使は罪とたわむれる』
名倉和希『耳たぶに愛』
★2010・BL小説ベスト10
五月緑子『少年王は砂漠の花を略奪する』
沙野風結子『くるおしく君を想う』
いとう由貴『灼熱の牢獄』
五百香ノエル『マイ・ディア・プリンス』
剛しいら『愛玩人形』
水無月さらら『新進脚本家は失踪中』
樹生かなめ『悪魔との契約』
よみさし。
沙野風結子『獣の妻乞い』
清白ミユキ『ボディガードは恋に溺れる』
かわい有美子『天国より野蛮』
夜光花『薔薇の刻印』
夜光花『束縛の呪文』
高遠琉加『夢の庭』
眉山さくら『官能と快楽の砂漠(ハーレム)』
和泉桂『バロックの裔―無垢なまなざし』
丸木文華『あんたとお前と俺。』
高尾理一『野蛮人の求愛』
秋月こお『スサの神謡』
バーバラ片桐『ペット愛玩業』
剛しいら『その刑事、天使につき』
砂原糖子『天の邪鬼の純情』
ごとうしのぶ『リスク』
いとう由貴『秘めやかな恋の旋律』
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』その3
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』その2
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』上、下
あすか『極上のエゴイスト』
久我有加『いつかお姫様が』
樋口美沙緒『八月七日を探して』
遠野春日『欲情の極華』
清白ミユキ『傲慢だけど可愛いあなた』
読みさし。
黒崎あつし『お嫁さんになりたい』
砂原糖子『斜向かいのヘブン』
バーバラ片桐『ストーカーはじめました。』
砂床あい『一途な夜』
栗城偲『恋をするには遠すぎて』
凪良ゆう『散る散る、満ちる』
清白ミユキ『幸せのデセール』
橘かおる『傲慢な支配者の花嫁』
橘かおる『蒼炎―secret order』
あすか『桃色砂漠』
凪良ゆう『落花流水』
夜光花『蒼穹の剣士と漆黒の騎士』
樋口美沙緒『愛の巣へ落ちろ!』
剛しいら『匣男』
沙野風結子『つる草の封淫』
よみさし。
夜光花『二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊2』
凪良ゆう『全ての恋は病から』
和泉桂『宵星の憂い 桃華異聞』
四ノ宮慶『玩具の恋』
いとう由貴『誓いが永遠にかわる海』
高遠琉加『甘い運命』
高岡ミズミ『人類学者は骨で愛を語る』
五月緑子『ひーいずまいですてぃにー』
いとう由貴『囚われの花嫁』
いとう由貴『愛よ、灰にかえれ』
高尾理一『恋するバンビーノ』
橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』
朱西美佐『暁の落花』
絢谷りつこ『宵山に啼く恋し鳥』
いとう由貴『そして、裏切りの夜が始まる』
ひちわゆか『チョコレートのように』
水島忍『憑いてる純愛』
高月まつり『モンスターズ・ラブスクール』
西江彩夏『純情な人のように、さよなら』
ひちわゆか『12時の鐘が鳴る前に』
洸『恋―La saison d’amour』
仔犬養ジン『愛の報復』
あすか『ラブちぇん』
榊花月『地味カレ』
いとう由貴『愛の言葉を囁いて』
剛しいら『盗っ人と恋の花道』
火崎勇『そのキスの裏のウラ』
剛しいら『華の涙』
遠野春日『茅島氏の優雅な生活』2、3
遠野春日『茅島氏の優雅な生活』1
夜光花『堕ちる花』
★2009・BL小説ベスト10
高遠琉加『成澤准教授の最後の恋』
須藤安寿『永遠に咲く花のように』
砂床あい『銀盤のシャノワール』
読みさし。
遠野春日『美貌の誘惑』
ごとうしのぶ『誰かが彼に恋してる』
木原音瀬『夜をわたる月の船』
水瀬結月『あなたに真心にゃん急便』
剛しいら『優しい罠』
藍生有『双つ龍は艶華を抱く』
夜光花『忘れないでいてくれ』
海野幸『愛のカレー』
いつき朔夜『初心者マークの恋だから』
愁堂れな『嘆きのヴァンパイア―愛しき夜の唇』
高尾理一『天狗の嫁取り』
中原一也『ワケアリ』
水原とほる『午前一時の純真』
いとう由貴『復讐はため息の調べ』
英田サキ『この愛で縛りたい』
鳩村衣杏『傍若無人なラブリー』
墨蜘ルル『華と蝙蝠』
水原とほる『愛の奴隷』
六青みつみ『寄せては返す波のように』
市村奈央『恋愛たまご―神崎史朗(25)の場合』
水原とほる『氷面鏡』
水無月さらら『主治医の采配』
榛名悠『貴方が咲かせた恋の薔薇』
雪代鞠絵『可愛い下僕の育て方』
砂原糖子『ラブストーリーで会いましょう』上・下
いつき朔夜『征服者は貴公子に跪く』
雪代鞠絵『honey』
鳩村衣杏『好きだなんて聞いてない』
高尾理一『愛咬の掟』
凪良ゆう『初恋姫』
小川いら『ドクターの恋』
山田芽依『桃源上海―アイノアカツキ』
砂原糖子『15センチメートル未満の恋』
森住凪『異国の館に恋の降る』
神香うらら『桃色☆王子―胸の秘密はミルキーピンク』
神江真凪『MOON DIVE』
西江彩夏『ナルシストの憂鬱』
高尾理一『二十六年目の恋人』
いとう由貴『天使と野獣』
桂生青依『恋々と情熱のフーガ』
水瀬結月『恋花火』
楠田雅紀『アゲハ蝶に騙されて』
有栖川ケイ『コーザ・ノストラに愛を誓う』
月宮零時『眼鏡屋と探偵』
木原音瀬『眠る兎』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』4
高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』その2
高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』
橘かおる『玉帝の箱庭―紅蓮の朱雀』
いとう由貴『哀しみは雪のように』
夜光花『凍る月 ~灰色の衝動~』
名倉和希『恋愛記憶証明』
樋口美沙緒『愚か者の最後の恋人』
いとう由貴『恋の誘惑、愛の蜜』
須和雪里『サミア』
よみさし。
砂原糖子『恋のはなし』
★2008・BL小説ベスト10
斑鳩サハラ『Pretty Baby 3』
榎田尤利『秘書とシュレディンガーの猫』
和泉桂『貴公子の求婚』
綺月陣『この世の楽園』
高遠琉加『王子様には秘密がある』
剛しいら『レッスンマイラブ』『レッスンディープラブ』
水島忍『傲岸不遜なプロポーズ』
高尾理一『溺れる獣』
夜光花『不浄の回廊』
高遠琉加『美女と野獣と紳士』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』3
ごとうしのぶ『誘惑』
いおかいつき『秘密の鍵開けます』
砂原糖子『ミスター・ロマンチストの恋』
夜光花『それが愛なのさ』
木原音瀬『NOW HERE』
斑鳩サハラ『Pretty Baby 2』
池戸裕子『砂漠の王は愛を夢見る』
いおかいつき『運命の鍵開けます』
斑鳩サハラ『Pretty Baby』
魚谷しおり『華族花嫁』
松前侑里『パラダイスより不思議』
夜光花『リアルライフゲーム』
かみそう都芭『薔薇のベッドでため息を』
加納邑『東京魔人倶楽部』
池戸裕子『年下の男』
斑鳩サハラ『官能のブルー・マンデー』『誘惑のブラック・ベルベット』
榎田尤利『獅子は獲物に手懐けられる』
読みさし。
烏科ひゆ『独裁者の接吻』
菅野彰『高校教師、なんですが。』
高尾理一『落花の褥』
木原音瀬『愛すること』
松岡なつき『FLESH&BLOOD』6、7
松岡なつき『FLESH & BLOOD』3~5
松岡なつき『FLESH&BLOOD』1、2
ひちわゆか『今宵、雲の上のキッチンで』
鳩村衣杏『不運な不破氏の愛人契約』
遠野春日『LOVEラブ』
樹生かなめ『黄昏に花』『黄昏に花が舞う』
木原音瀬『さようなら、と君は手を振った』
海野幸『八王子姫』
榎田尤利『理髪師の些か変わったお気に入り』
夜光花『深紅の背徳』
神江真凪『First Love』
榊花月『秘書が花嫁』
水原とほる『悲しみの涙はいらない』
榎田尤利『ビューティフル・プア』
高遠琉加『ホテル・ラヴィアンローズ』
ごとうしのぶ『プロローグ』
松岡なつき『SWEET SAVAGE―やさしく殺して』
火崎勇『Doubt』
遠野春日『無器用なのは愛のせい』
二条暁巳『砂漠の花嫁は跳ね馬に乗って』
榎田尤利『犬ほど素敵な商売はない』
秀香穂里『3シェイク』
樹生かなめ『極楽浄土はどこにある』
高尾理一『ワイルド・ワイルド・ウエスト』
坂井朱生『リリカルな秘密のかたまり』
砂原糖子『言ノ葉ノ花』
榎田尤利『誓いは小さく囁くように』
橘紅緒『私立櫻丘学園高等寮』
火崎勇『恋の眠る夜』
橘かおる『玉帝の箱庭―鳳麗国の双子皇子』
愁堂れな『俺の胸で泣け』
水原とほる『青の疑惑』
いつき朔夜『ウミノツキ』
秋月こお『幸村殿、艶にて候2』
五百香ノエル『ありす白書』
高遠琉加『愛と混乱のレストラン』
水無月さらら『ゲット・ア・フォーチュン』
鈴鹿ふみ『アクトーレス失墜―ヴィラ・カプリ』
樹生かなめ『ありのままの君が好き』
烏城あきら『檻-おり-』
葉月宮子『美しき野獣』
藤森ちひろ『犬より愛して』
水原とほる『影鷹の創痕』
秋月こお『幸村殿、艶にて候』
海野幸『愛の言葉は花言葉』
剛しいら『欲望の狼』
秀香穂里『小説家は我が儘につき』
鳩村衣杏『彼の背に甘い爪痕を残し』
しみず水都『危ないカラダになっていく』
読みさし本。
木原音瀬『美しいこと』再
日生水貴『綺麗な彼は意地悪で』
木原音瀬『美しいこと(下)』
遠野春日『砂楼の花嫁』
山田たまき『ゴールデン・アワーズ・ショウ』
高岡ミズミ『君に捧げる求愛』
桜木知沙子『ふたりベッド』
榎田尤利『吸血鬼には向いてる職業』
英田サキ『愛してると言う気はない』
矢城米花『妖樹の供物』
樹生かなめ『猫から始まる恋もある』
ごとうしのぶ・おおや和美『15th Premium Album―タクミくんシリーズイラスト&ファンブック』
しみず水都『セクレタリーはセクシーで』
高遠琉加『溺れる戀』
ごとうしのぶ『恋のカケラ』
★2007・BL小説ベスト10
高尾理一『百年の恋』
いつき朔夜『コンティニュー?』
篁釉以子『だまされて楽園』
高尾理一『傲慢君主の専属契約』
榎田尤利『アパルトマンの王子』
桑原伶依『人気俳優は愛犬家』
夜光花『凍る月 紅の契り』
剛しいら『シンデレラを嗤え』
しみず水都『そんな上司に嵌められて』
木原音瀬『美しいこと(上)』
しみず水都『夜伽家来販売員の性活』
遠野春日『背徳は蜜のように』
放り投げ本。
剛しいら『新宿探偵』その2
剛しいら『新宿探偵』
小林典雅『老舗旅館に嫁に来い!』
水無月さらら『永遠の7days』
水無月さらら『恋愛小説家になれない』
英田サキ『さよならを言う気はない』
松岡なつき『アンダルスの獅子』
水無月さらら『オレたち以外は入室不可! 』
火崎勇『臆病な恋人』
南野十好『隣り合わせの純情』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち2』
夜光花『おきざりの天使』
名倉和希『期間限定の恋人』
秋月こお『逡巡という名のカノン』
甫刈はるひ『鎌倉茶寮恋物語』
崎谷はるひ『SUGGESTION』
高岡ミズミ『恋は君に盗まれて』
いつき朔夜『八月の略奪者(ラプトル)』
いつき朔夜『G1トライアングル』
剛しいら『永遠少年』
和泉桂『姫君の輿入れ』
夜光花『夜を閉じ込めた館』
いつき朔夜『午前五時のシンデレラ』
剛しいら「顔のない男」シリーズ
愁堂れな『帝王の犬―いたいけな隷属者』
こたにみや『侵入者は愛をささやく』
魚谷しおり『傲慢な恋人』
剛しいら『蜜と罪』
榊花月『冷ややかな熱情』
秀香穂里『夜情にゆだねて』
秀香穂里『俺を飼ってくれ』
杏野朝水『甘える予感』
剛しいら『仇なれども』
水無月さらら『社長椅子におかけなさい』
秀香穂里『ノンフィクションで感じたい』
池戸裕子『ご主人様の秘密の恋人』
秀香穂里『誓約のうつり香』
高岡ミズミ『天使の爪痕』
桜井真紀『平和のススメ。』
椎崎夕『あなたの声を聴きたい』
甫刈はるひ『不機嫌なピアニスト』
甫刈はるひ『翻訳家は嘘をつく』
牧山とも『愛でるなら籠の鳥』
英田サキ『NGだらけの恋なんて』
水無月さらら『オトコにつまずくお年頃』
火崎勇『彼につく嘘』
榎田尤利『神さまに言っとけ』
英田サキ『今宵、天使と杯を』
水島忍『生贄ゲーム』
遠野春日『瞳は口ほどにものをいう』
鳩村衣杏『駄犬は愛を求める』
水碕夢見『真夜中の吸血鬼』
いとう由貴『裏切りに愛の雫を』
榎田尤利『執事の特権』
鳩村衣杏『秘書の嗜み』
鳩村衣杏『絶対に負けない恋愛』
鳩村衣杏『松風の虜』
弓月あや『天使の贖罪』
椎崎夕『親友と恋人と』
椎崎夕『弟の親友』
鳩村衣杏『エレベーターで君のとこまで。』
鳩村衣杏『王様は美男がお好き』
真船るのあ『御曹司は恋に啼く』
綺月陣『龍と竜』『龍と竜~白露』
橘かおる『舞踏会の夜に華は綻ぶ』
★2007上半期・BL小説ベスト10
椎崎夕『きみの背中を見ている』
夜光花『不確かな抱擁』
木原音瀬『牛泥棒』
榊花月『カミングホーム』
夜光花『水曜日の悪夢』
いとう由貴「たとえ~シリーズ」
榎田尤利『ひとりごとの恋』
剛しいら『愛を売る男』
木原音瀬『こどもの瞳』
剛しいら『愛を食べても』
仔犬養ジン『裏切りの夜』
英田サキ『いつわりの薔薇に抱かれ』
夜光花『凍る月 漆黒の情人』
篠伊達玲『ゆびさきの誘惑』
雪代鞠絵『ビューティフル・サンデー』
榎田尤利『華の闇』
剛しいら『紅茶は媚薬』
沙野風結子『蜘蛛の褥』
九葉暦『balance due ~薄幸体質の男~』
高月まつり『こんなハズじゃなかったのにさ』
高岡ミズミ『VIP』
烏科ひゆ『不機嫌な青い薔薇』
榎田尤利『無作法な紳士』
木原音瀬『秘密』
榎田尤利『寡黙な華』
榊花月『恋人になる百の方法』
坂井朱生『思いちがいも恋のうち』
夜光花『ずっと君が好きだった。』
高岡ミズミ『愛を知らないろくでなし』
遠野春日『高慢な野獣は花を愛す』
榎田尤利『歯科医の憂鬱』
佐藤ラカン『長靴をはいた黒猫』
夜光花『七日間の囚人』
魚谷しおり『優しい偽者』
嶋田まな海『極上ラブバケーション』
橘かおる『彼は閣下に囚われる』
榎田尤利『Stepbrother』
遠野春日『焦がれる熱情を貴方に』
橘かおる『紳士で野獣』
崎谷はるひ『ANSWER』
愁堂れな『身代わりの愛のとりこ』
英田サキ『バカな犬ほど可愛くて』
六本木曜『スーツの玩具』
橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』
鳩村衣杏『ドアをノックするのは誰?』
いとう由貴『うたかたの月』
橘かおる『その唇に誓いの言葉を』
高尾理一『危険な指先、甘い誘惑』
高尾理一『熱砂の夜にくちづけを』
榎田尤利『ごめんなさいと言ってみろ』
橘かおる『皇帝は彼を寵愛する』
榎田尤利『交渉人は黙らない』
木原音瀬『WELL』
木原音瀬『Don’tWorry Mama』
高岡ミズミ『あなたと恋におちたい』
高遠琉加『世界の果てで待っていて~天使の傷痕~』
高遠琉加『犬と小説家と妄想癖』
榎田尤利『ギャルソンの躾け方』
橘かおる『大公は彼を奪う』
愁堂れな『淫靡な関係』
高岡ミズミ『我儘なリアリスト』
榎田尤利『ソリッド・ラヴ』
甲山蓮子『極妻のススメ』
高岡ミズミ『永遠の愛を、我が花嫁に』
崎谷はるひ『くちびるから愛をきざもう』
遠野春日『貴族は華に秘恋を捧ぐ』
甲山蓮子『狂狼の熱き牙』
吉原理恵子『トライアングル・ラブ・バトル』
四谷シモーヌ『倫敦夜想曲』
高尾理一『一緒に暮らそうよ』
高尾理一『束縛は罪深い優しさで』
池戸裕子『楽園の獅子王』
榎田尤利『愛なら売るほど』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』
高尾理一『奪いたい、守りたい』
小塚佳哉その他。
高尾理一『あんまり好きにさせないで』
高尾理一『ソウル・ドライブ』
神江真凪『青空の下で抱きしめたい』
秋月こお『嵐の予感』
いとう由貴『禁断の罪の果実』
高尾理一『ブレイクアウト』『ミッシング・ユー』
高尾理一『ご褒美はレースのあとで』
高尾理一『キスで目覚めたい』
ごとうしのぶ『薔薇の下で』
真崎ひかる『二匹のケモノと檻の中』
高尾理一『恋は追憶に揺れて』
高尾理一『龍と仔猫』
眉山さくら『ハートビートな嵐の夜』
遠野春日『キケンな遊戯』
高尾理一『紳士の甘い誘惑』
高尾理一『夜に濡れる蝶』
遠野春日『純愛ロマンチシスト』
あすま理彩『執事は夜の花嫁』
愁堂れな『伯爵は服従を強いる』
小塚佳哉『週末だけの恋人』
遠野春日『告白は花束に託して』
眉山さくら『佳人は罪に染まる』
遠野春日『愛される貴族の花嫁』
小塚佳哉『熱砂の王』『赤い砂塵の彼方』
眉山さくら『砂漠に堕ちた人魚姫』1、2
高遠春加『告白―scent of declaration』
遠野春日『恋愛は貴族のたしなみ』
眉山さくら『獣は弁護士に殉愛する』
斑鳩サハラ『裏大奥でござる』
小塚佳哉『誓約』
遠野春日『香港貴族に愛されて』
高遠琉加『この胸をどうしよう』
高岡ミズミ『この男からは取り立て禁止!』
遠野春日『ブルームーンで眠らせて』
秋山みち花『運命の砂丘』
藤村裕香『エンジェルガーデンの花嫁』
響かつら『蜃気楼と灼熱の恋』
高岡ミズミ『天使の啼く夜』
眉山さくら『姫君と不夜城の覇王』
夏木ひまわり『皇帝円舞曲』
小塚佳哉『恋におちる、キスの瞬間』
しいな貴生『傲慢すぎて…愛しい男』
鳩村衣杏『愛と仁義に生きるのさ』
高遠琉加『観賞用愛人』
遠野春日『秘めた恋情を貴方に』
秋月こお『中世遊楽団アウラ・ペンナ』
崎谷はるひ『純真にもほどがある!』
高遠琉加『天国が落ちてくる』
崎谷はるひ『恋愛証明書』
柊平ハルモ『焦がれる胸にくちづけて』
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その3)
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その2)
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その1)
崎谷はるひ『カラメル屈折率』
鹿住槇『二度とこの手を離さない』
高遠琉加『好きで好きで好きで』
鹿住槇『天才の烙印』
崎谷はるひ「白鷺シリーズ」
鹿住槇『遺産相続人の受難』
崎谷はるひ『ハチミツ浸透圧』
鹿住槙『欲張りな選択』
鹿住槇『優しい指でふれないで』
鹿住槇『夢中にさせて、させないで。』
秋月こお『人騒がせなロメオ』
崎谷はるひ『目を閉じればいつかの海』
柊平ハルモ『熱情のきずあと』
鹿住槙『お願いクッキー』
鹿住槇『君に抱かれて花になる』
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その2)
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その1)
タクミくんの奇妙な冒険。
with Ajax Amazon
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