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[ 読書/BL小説 ]

こたにみや『侵入者は愛をささやく』

 「ONE LOVE」というシリーズの二作目だそうです。某グループ御曹司でシステム系会社社長×金髪のウリ専のこ。

 二丁目で無理矢理営業してきたので寝てみたウリ専のこが、自分の財産や肩書きに無頓着に自然体なので惹かれてく攻め。一方会社では自分専用の秘密回線に侵入してくるものの、ただ自分をからかって帰るだけのハッカーにほんろうされる攻め。

 もうタネはミエミエなので、どう落とすのか、が注目ポイントだったのだけれど、クライマックス前半が結構シビアめな展開で、受けは自分がだましといて逆上するんじゃあ…とか、だまされた攻めがブチ切れるんじゃあ…とか思ってたら、あっけらかんとしたオチで拍子抜けしつつもむしろそれがよかった。受けは悪いこだがそれがいい、ということでもある。攻めも不器用でいい。

 気になったこととしては、スーパーハカー…は、「笑い声を打ち込んできた」って、もしかして草でも生やしてんですかねwwwwwwwwww、とか…。回線切ったらハカーがたちあげたプロンプトのウインドウが消えるのはアリなのだろうか。あと、攻めはそこそこっぽいホテルのレストランで、食事が来る前に煙草を吸うのもどうだろう。

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