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[ 読書/BL小説 ]

剛しいら『シンデレラを嗤え』

 役所のすぐやる課勤務のさえない公務員。妻の両親と娘の五人暮らし、妻はフラワーコーディネイトの教室とかしてて、なんか家で居場所がない。そんな日常をかえたくて、占いどおり思ったことと逆の行動をとってみたら、サッカーくじがあたる。家を出てジム通いをしてたら年下イケメン会社社長と知り合いに。社長に会社にさそわれてくどかれて、気持ちは受け入れられないけどなんか社長が気になって云々。

 タイトルどおり、シンデレラもの、ただしシンデレラは攻め。受け押せ押せなので強い。弱みみせても強い。BLよりも、シンデレラものとしての筋が強調・優先されてるような印象で、あんまり萌えないし、だからといってシンデレラものとして・物語として特筆すべき面白みがあるわけでもないので、なんか全体にいまひとつな印象だった。

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