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[ 読書/BL小説 ]

千地イチ『君だけが僕の奇跡』

 色盲のジャズミュージシャンの若者が、あるポスターだけ色が見えて、その作者に会いに行きアルバム用に絵を書いてもらいたいと言ったら断られてしまい。
 お話はよかったんだけど、後半の展開が辛すぎる…。受けのつけた色だけは見える、というファンタジーが、このシビアな設定の希望であることはわかるのだけれど、辛い…。後日談が2本あるようなのだけれど、かなり入手しにくそうなのも違う意味で辛い。幸せな後日談を読みたいよう…。
 奈良千春さんの絵がやはり素晴らしい。

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