"読書/BL小説"のアーカイブへ


[ 読書/BL小説 ]

しみず水都『危ないカラダになっていく』

 病院でただよっていた精神だけの存在は、意識のない患者にはいって遊んだりしてた。ある日中学生の急患に入ろうとしたら、身体の持ち主が昇天してしまい、身体から出られなくなってしまう。しかたなく持ち主の兄といっしょにくらすことに。

 この作家のこういう突飛な設定は好きなのだが、そして展開も結構面白げなとこもあるのだが、どうも波長があわないのかいつもとっても物足りない。なんでだろう。ライト過ぎるというか。今作も、精神の生前とかからんでくるのは意外性があって面白かったけど、でももっと面白く出来たんじゃないかという気もする。
 あと、攻めが魅力ない。ちょっと大人でかっこよくてズルいのだが、だからどうしたなのだ。受けも子どもっぽくてぽやぽやしてるだけな感じだし。
 絵も子どもっぽくてちょっとニガテな感じである。

with Ajax Amazon

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mayoiga.s6.xrea.com/x/mt-tb.cgi/1293

with Ajax Amazon