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[ 読書/BL小説 ]

栗城偲『恋をするには遠すぎて』

 はちどりのおすはまだ若いおすを相手に求愛ダンスの練習をするらしい。
 ひさびさにテレビみると、なんかやおいネタ多いな!
 あたしが妄想過多なだけか!

 高校生のチャラ男は、クラスのオタクどもがキライでイジメてたのだけれど、中の一人と夏の補習で一緒になって、なんか気になる好きになる気になる好きになる。

 冒頭近辺、攻めがあまりにDQNなのでどうしようかと思った…。後半はチャラ男とオタク二人の話が中心で、しかもオタク視点になっていくので仕方ないんだけど、攻めや攻めに調子合わせてたクラスメイトのDQNぶりのフォローがなかったのがちょっと微妙。あと、攻めが夜一人で眠れない時がある、という設定ものちのちあまり活きてなかったので残念。受けに惚れてからは、ごくふつうの受け大好きチャラ男攻めになってしまうし、なんかわかるようなわからんようなキャラだった。

 オタク受けは、冒頭、補習を受けるハメになったのは、もともと攻めが好きでなんか画策したのかと思ったら、ただ夏コミの原稿に追われていて試験で失敗しただけだったという…。受けの方はかなりベタな印象のオタクキャラという感じで、恋をしたこともない、攻めの受けへの気持ちをそれは恋ではなく萌え、とかゆってしまう不器用ぶりだった。攻めをツンデレと評してツンデレはキライではない、とかゆったり、受け×攻めのBL書いていやがらせしたりしていたあたりはベタだけれど面白かった。そんな受けなのでロマンチックになりづらいし、恋愛への移行はあまりスムーズとは言えなかったかも…でも仕方ないか。
 しかし高校生でシャッター前ってすごいなー、昔ならいざしらず、今でもそういう作家さんいらっしゃるのかなあ…ん?今って、高校生ってスペースとれるんだっけ…?や、べつにフィクションだからいいんだけど。

 夏休みの話のあとは渋谷デートとかで、おはなし自体はベタな感じ。DQNにせよオタクにせよ、お話やキャラづくりよりも、ややあざといキャラ設定が先行してるような印象があって、ちょっとバランスがよくないかなあという印象。でも総じて面白かったと思う。

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