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[ 読書/BL小説 ]

眉山さくら『姫君と不夜城の覇王』

姫君と不夜城の覇王
眉山 さくら著
心交社 (2006.10)
通常1-3週間以内に発送します。

 今度はマフィアですう。
 数年前に東京で助けた男が香港マフィアでした!なんかどっかで聴いた話ですが、そんなことはどうでもいい!

 だって、受けがメガネ外科医…!ktkr!!!伊集院先生!!(笑

 天涯孤独で頑張ってるメガネ外科医、が、マフィアと再会して、刃向かって、ズタボロになって、受け入れていく過程がすごく丁寧にかかれてたと思う。医局の話、島の話、香港マフィアの問題、攻めの甥っ子のケガ、イタリアマフィア、李とのやりとりなど、盛りだくさんのエピソードがそれぞれしっかり活きてて、面白かった。メガネ外科医の性格も、ただ受け身なだけでもなくて、反発したり嘆いたりってだけには終わらなくて、好感がもてた。

 攻め=マフィアはあんまり紳士系極道ではなくて、ちょっとワイルド系なかんじですが、それがまたイイんですよ。わたしは基本的にはインテリマフィアのが好みなんだけど、これは結構イイ、というかかなりイイ。怯えてるメガネ外科医に傷つくマフィアとか、ブチ切れるマフィアとか、それを後悔するマフィアとか、イイですよ!物語は基本的には受け視点なので、そういうマフィアの描き方の濃淡も面白かった。マフィアの気持ちは直接的にはほとんど書かれてないのに、きちんと読み取れるんだよね。あとマフィア、意外と芸術系にも明るい!トゥーランドット!(笑、故宮でのイタリアマフィアとのオペラに関するやりとりなんか意外過ぎた(笑。しかしトゥーランドットはあんまし活きてなかったかな。面白い差し色だと思ったけど、なんかうまくかみあってなくてもったいなかった。

 タカツキノボルの絵はキレイだが、ちょっと動きがないかなというのが気になったのと、最後の絵はメガネ外科医の前ははだけてるんじゃ…とか細かいとこが気になったり。
 しかしそういう細かいとこが気になるのは、たぶんかなりこの話を気に入ったからかなとも思う。物語が凝ったつくりで面白かったので(わたしは技巧を凝らした物語が大好きだ)、イラストとかにも精緻さを求めたくなってしまうのだと思う。
 あと、タイトルがなあ。こういう設定ものって、タイトルに同じような語彙ばかり並んでしまいそう(マフィア、なら不夜城、とかね)でちょっとどうかなあと思う。でも一発で内容が判るタイトルを、という思惑もあるんだろうなあ。

 というわけで、きれいにまとまっていて面白かったです。甥っ子とかも気になるし、続編が読みたいです。

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コメント

>受けがメガネ外科医…!ktkr!!!伊集院先生!!

ぎゃー! 買います!
(すみませんたまに名乗り出ればこんなので。。。
あと、やくもさんの次にですが、プレゼント4番応募させて下さいv)

>マリィさん
読まれましたら、是非ご感想をお聞かせください!(笑、でもイメージと違ったらごめんなさい。

4番はちょびっと絵がショタなのでマリィさん向きではないかもですが、…覚悟はいいか?オレは出来てる(笑

日々是覚悟です(オイ!

>4番はちょびっと絵がショタなのでマリィさん向きではないかもですが、…

何か実はそういう話ばっちりしたことないのに、しっかり見抜かれてる、のがウケました。
こんどばっちりそういう話しましょう!(笑

>マリィさん
あ、確かマコくんがダメっておっしゃってた気がして。
でもまたじっくりとっくり語りましょう!(笑
あとマコくんて言えば、今月は青猫も出ますよ~!!!

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