崎谷はるひ「白鷺シリーズ」
大企業社長の妾腹エリートメガネ×超純粋培養な日本画家の美形孫。
シリーズとしての構成がしっかりしており、エロもほどほどで、美術品のうんちくもしっかりしていて、普通に読んで面白かった。それぞれの家族や友人などもキャラがしっかりたってたし、使い方とかもよかったと思う。クライマックスの受けと会長のおじじとかとのやりとりなど、いかにもーでちょっと萎える部分もあったけど、その処理とかはうまかったし、結果としては問題なし。で、総合的にはかなり面白かった。
しかしなんといっても、エリートメガネはいいねエリートメガネは心をうるおしてくれるね文化の極みだね!冗談はさておき、攻めの不器用な性格とかの描写はなかなか面白かった。
受けの方はピュアピュアだとやっぱアレはそうなっちゃうんですかねという感じで…(笑。言葉は悪いが、白○一歩手前になっちゃうような…でもそれもグダグダにならない程度に書いてて、やっぱこの作家もキャラごとにふさわしいエロを書いてくれるタイプかなと個人的には好印象だった。
高永ひなこはここんとこもうずっと面白いんだかなんだかよくわからん不思議漫画家なんだけど、絵はそこそこ小綺麗でうまいと思う。ただ、手の書き方があまり好きではないなあと思った。
コメント
買っちゃった(笑)
ツボにはまりそうなレヴューだったので、思わずアマゾンヌで古本購入。
とりあえず一巻目は良かったでつ。ありがとうゆずりん!また何か間違った物が燃え上がった気がしたよ!
投稿者: ふじみき | 2006年07月28日 00:13
わーい、お気に召したようでうれしいです!(笑
二巻以降も読まれましたら、是非語らってやってください(一巻が大丈夫なら、たぶん以降もオッケイだと思うよー。
投稿者: ゆずり | 2006年07月28日 00:45