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[ 読書/BL小説 ]

剛しいら『欲望の狼』

 『沈黙の狼』『反逆の狼』につづくシリーズものの三作目だということに買ってから気付いたので、前二作を読んでから読もうと思ってつんどいたのですが、風邪をひいて出かけられなかった折にヒマだったので読んでしまった。

 それで気付いたのだが、あたしはナントカ警察とかいう設定は結構すきなのだ。図書館警察とか。
 これは学校警察(正式名称ではない)という設定が、とってもツボだった。

 というわけで、孤島の全寮制超エリート学校に、調査官と、その恋人で剣道で有名な高校生ほかが潜入調査。
 超エリート学校はトヨタの学校を想起するけれど、生徒会が取り仕切ってるのはともかく、会長が身体の魅力で学校中を支配してるあたり、『飼育係リカ』のテツを思い出した。
 主役CPは、流石に前作を読んでないので物足りなかったし感情移入できなかったけれど、それは仕方ないよね。しかし調査官としてはなんだかツメが甘い気がした。調査官仲間の上司へのラブは片思いなのかどうかとっても気になる。
 でも前作も遡及して読むつもり。

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