崎谷はるひ『ハチミツ浸透圧』
崎谷さん二冊目。
秀才で剣道がうまい高校生×その中学時代の同級生でふらふらふつーの、しかし顔のカワイイ高校生。
…面白かった。というか朴念仁で清楚な攻めがめちゃめちゃツボだった…!(笑、あー、内田かおるの「清楚な淫乱」はこんな感じでお願いしたかったなあ…(いや、「清楚な淫乱」は受けの方なんだけどね、イメージ的にはこんな感じ。
しかしなんかもうちょっと甘い話が読みたいというか、アレ以外はなんかすれ違ってばかりなので、日常ぽい幸せな話とか読んでみたい。続きはないらしいのでとても残念。
あと、前に読んだものと比較すると、語彙とかもかなり視点人物であるふらふらな高校生を意識して書かれてて、巧いと言うほどでもないけれど、そういうとこに気を配ってる作家なんだなあと思った。好印象だ。
しかしなんかねこ田さんの絵がイマイチ。今まで気づかなかったけど、デッサン結構変…?と思った。表紙もイマイチイメージと違うような。