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[ 読書/BL小説 ]

崎谷はるひ『恋愛証明書』

 悠仁だったらハルヒトって読めばいいのに。
 ……って思った『第三の帝国』ファンは多いはずだ!
 (ユーリは悠里と書いてハルサトさんでしたよね…なんて連想をしてるのはわたしくらいなのか。

 妻子ありマイホームパパなリーマン攻め×美人でファザコン、喫茶店のウェイター受け。
 離婚したパパをなぐさめるけなげ受け…!

 なんですがー。
 まあ、どうせハピーエンドなんでしょ、と思いながら読んでるせいもあるのでしょうが、受けが不幸に酔いすぎ。銀座の場面とか。ぐだぐだ悩んでる内容も、ぜんぜん論理的でないっていうか理由付けや留保に一貫性がなくって、そういうところも不幸に酔ってる感を倍増させてる気がする。
 受けの恋愛についてとかも、ファザコンだから相手は家庭持ちが多い→いつも相手につくして報われない→ファザコンだから甘えたがりでこんなにいろいろ相手にしてあげるの初めて、って、どっちなの?どういう受けなの?とよくわからん。
 白○受けにも食傷気味になってきた。
 攻めも受けをいじめたいのかあまやかしたいのかどっちなんだ。いや両立してもいいけど、なんかどっちも半端な気もする。

 いや、でも結構楽しく読んだつもりではあるんですけど(ホントに、感想書くとなると…なんだろうか、わたし結構キャラの一貫性のなさが苦手なのかもしれない。

 街子マドカの絵は結構好きなんだけど、子どもの絵とか、横顔とか、なんだか統一感がないような…絵柄を意識的につくっているような感じもする。

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