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[ 読書/BL小説 ]

火崎勇『Doubt』

 結婚式場のメイクさん×助手。
 就職できなくて父の口利きで式場に就職した受け。両親がおホモ再婚なため、ゲイやそれを連想させるものにはげしい嫌悪感をもつ受けだったが、いっしょに仕事するメイクさんはオネエ言葉のオカマみたいなひとです。
 (露悪的な言葉をつかってすみません、主人公視点ではそういう感じだと思うので。

 あー…うん、その、BLで、視点人物で主人公の受けがゲイフォビア、いろんな大人にさとされていきます、って、なんかあんまし感情移入できないよね。作中でも他キャラに注意されてるけど、父の恋人に家事ぜんぶしてもらってるにもかかわらず、ほとんどしゃべらないとか、ひどい…。
 オネエ言葉攻めはいい!…と思ったのだが、それはフェイクでした、というのにもガッカリでした。
 とにかくその二点がダメだったのですが、しかしその二点はお話の根幹なので、ちょっと読んでていまいち感がぬぐえませんでした。

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