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[ 読書/BL小説 ]

秀香穂里『夜情にゆだねて』

 年下の板長さん×金沢の温泉旅館の若旦那。
 男子校勤務の兄が受け持ち生徒と駆け落ち、父が病気で倒れ、不実な彼氏の結婚もあって、出版社を辞して実家に帰った受け。ぼんやりさんでご飯にもあんまり興味がなくて板さんにうとまれ怒られるが、なんとか頑張ってるうちに板さんとも打ち解けてくる。そんな中元カレのホテルグループ御曹司がやってきてクスリつかわれたり金沢にホテル出すとかゆったり云々。

 なんか微妙だった。なんだろー。板さんに惚れてく過程があんまり丁寧書かれてないのと、板さんの気持ちがやっぱり描写がうすくてよくわかんないせいかなあ。いずれにしても、心理面の描写が物足りなかった感じ。
 金沢といったら泉鏡花、とか出てくるのでなんかいろいろ期待してしまった。鏡花差し色にしたBLとかあったらいいのに(笑

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