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2007年07月05日

★2007上半期・BL小説ベスト10

 BL小説は新刊数が多く、まだ知らない作家も多いので、少し迷いましたが、それでも今期はコミックよりたくさん読んだし(笑、ランキングをつくってみました。こっちも新刊のみです。
 小説の場合、基準を決めるのも難しいですね。漫画は総合的な印象、でランクつくってますが、なんだかそれができない感じ。だからエクリチュールでとか、物語そのものでとか、そういう基準で順位を決めたら、たぶん全然違う順位になるんじゃないかと思いますが、このランキングの基準は主に萌えです。なぜ『萌え』なのか?そこの所なのだ問題は。
 BLの小説なのだから文章が壊滅しててもへこたれないタフさが必要だ。時には時制が前後する可能性もあるし、誤字脱字もあるかもしれない。純文学にはちょっとキツイ文章だ。
 でもそのギャップが逆に考えてみるとおもしろいかもと思った。文章がメチャクチャでも、大きな萌えのある小説。基準は萌えしかないと思った。

4434100718 1. 橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』

 イブン・サーディは荒い息をつきながら、彼をひっくり返し正面から睨みつけた。ついさっきまで艶を孕んで潤んでいた黒瞳が、冷え冷えとした光を湛えてこちらを見あげてくる。そして、/「殺せ」/とひと言だけ発すると、顔を背けて目を閉じた。

 これまでさんざんな目にあってきたかわいそう受けに、絶倫(笑)かつ懐の広さはタクラマカン砂漠な王子様、王道ベタ展開、もうパーフェクトです。ファービラスです。アゥイエー(注※マヨイガにおける最大級の賛辞)です。
 2. 英田サキ『いつわりの薔薇に抱かれ』

 「お前のサービスには心がこもっていない。どれだけ丁寧で完璧だろうが、相手を思いやっていないサービスなら必要ない。自分を見下した者から尽くされても、ただ不快になるだけだ」/高峰は言葉を失った。あまりにも的を射た指摘に、言い返す言葉などあるはずがなかった。

 互いの正体を隠して惹かれあってしまうという王道をテクニカルに、大人なキャラクターをきっちり書いてくれてて、大変結構なお手前でした(笑
4812431298 3. 夜光花『凍る月 漆黒の情人』

 慌てて涙を拭う光陽を、梁井がいきなり抱きしめてきた。「クソ、どうすれば泣き止む? 俺が悪かったから泣くな、そんなにショックを受けるとは思わなかったんだ。お前が泣くと、俺にとっては貴重な食糧がゴミに捨てられていくようでたまらない」

 以前も書いたが、大変に文章がメチャクチャである…だが!それでもこれだけ萌えた、ということを個人的には大きく評価したい。これもある種のギャップ萌えか(笑
4883863247 4. 木原音瀬『牛泥棒』

 「そういえば、あれから里より便りはあったか」/徳馬はにこりと微笑んだ。/「トミ江の具合はいいようか」/ゆっくりと頷く。/「それなら結構」

 考えてみると明治ものに萌えるのは珍しいかも。これまでの時代物では、結構時代考証とかで醒めてしまったり、逆に書き込みがあざとくって醒めたりってことが多かった気がするので。しかしそういえば、妖怪もので萌えるのも、かんしゃく持ち攻めに萌えるのも、貞淑な妻受けに萌えるのも、めずらしいかも?
4883863190 5. 木原音瀬『秘密』

 細かな手振りを交えて、やや興奮気味に男は喋った。変な喋り方だけど、好意は透けて見える。啓太はこの男とセックスできるかどうか、自分に問いかけた。今までの中で一番まし。言うなれば『可』だ。

 また人格を疑われそうな予感がするのだが 、ディスレクシアの攻めがよかった。この作者的にはハピーエンドもよかった(笑
 6. 崎谷はるひ『ANSWER』

 秦野が気怠い声のまま泊まっていかないのかと声をかければ、真芝からは呆れたような一瞥が投げて寄越される。/「時々あんたの神経を疑うよ」/「そうか?遅いからと思っただけだけど」

 これまた文章も設定も展開も荒削りで、ちょっといろいろ古い印象もあるけれど、攻め受けともにキャラがたってて展開もベタでよかった。
 7. 佐藤ラカン『長靴をはいた黒猫』

 そのひとの愛する猫はまじりけのない黒く艶やかな身体をくねらせながら円卓の周りでじつに見事なダンスを披露してみせる。だが、円卓を囲む客人は、猫がダンスを踊っていることに気付かない。黒猫は決してバタバタと足音を立てないからだ。

 独特なエクリチュールでつづられていく攻め一人称と、そこで「黒猫」と呼ばれる受けが、不思議な雰囲気をつくっていてよかった。
4813011500 8. 九葉暦『balance due ~薄幸体質の男~』

 誰とも、会うなよ。/それと、女を部屋に連れ込んだりしたら俺は絶対に気づくからな。/そのときどんな惨劇が起こるか、自分にも想像がつかないんだからな。

 …これはあんまし萌えではないかも?雰囲気萌え?(笑
4896017447 9. 仔犬養ジン『裏切りの夜』

 言い換えるなら、彼は一番高い棚に飾られた最も豪華な景品、といった感じだった。銃口にコルク玉の代わりに羨望や軽侮の念、あるいはもっと単純な――睾丸にずっしり詰まった“やりたい”という切なる願望をこめて狙いをつけている男たちの、恰好の的。

 クライムものというワクの中で、攻めも受けもキャラが微妙にたってるのかたってないのかわからない…のだけれど、むしろクライムものBLそのものに萌え、という感じかもしれない(笑
4592875109 10. 魚谷しおり『優しい偽者』

 「伏見さんの伊沢部長代理へのお気持ちは、すごくよくわかるんです。男が……、その、男性の愛人になるなんて、生半可な愛情では出来ないと思います。それでも伊沢部長代理のために、別れてください」

 これはもういじっぱり受けにまっすぐなノンケ攻め、という王道ですな。


 引用部分はなるべく冒頭にちかいとこからとりました。
 次点は鳩村衣杏『ドアをノックするのは誰?』夜光花『七日間の囚人』榎田尤利『Stepbrother』『華の闇』あたりかな。
 ついでに、カバーイラストベスト3。汞りょう『うたかたの月』(いとう由貴)北畠あけ乃『balance due ~薄幸体質の男~』(九葉暦)稲荷屋房之介『水曜日の悪夢』(夜光花)ということで。

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2007年07月03日

椎崎夕『きみの背中を見ている』

4813011373きみの背中を見ている
椎崎 夕 あさと えいり
大洋図書 2007-03-26

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 これも結構前に(四月ごろか)読んでいたのをすっかり忘れていたのでした。

 惚れてたノンケの結婚式のあとでゆきずりの男と寝てしまった受け、はノンケの弟と同居することになりました。

 まあ弟の正体は無論それなわけですが、妙によくできた働き者で親切な弟は出来すぎだなあと思った。

 あと、受けが二次会に行く途中でコンタクトを片方なくして服もぐしゃぐしゃになって適当にスーツかってなぜか髪もそめられたりなんかして、別人みたいな外見になっていた、とかいうエピソードはわたしの地雷であった。別人みたいになってた、って展開にはなんだかとっても無理を感じるのだ。

 なんだかこの作家は、語り口が妙に丁寧というか、エピソードもいっこいっこ丁寧ーに積み上げていく感じだなあと思った。饒舌とも過剰とも違う、丁寧に積んでいく、という印象。それがいいのかどうかはまだわからないけれど。あ、そういう印象は、二段組だったせいもあるのかも。

 あとあさとえいりの絵はやはりあまり好きではない気がしてきた。

夜光花『不確かな抱擁』

4812422450不確かな抱擁
夜光 花 雪舟 薫
竹書房 2005-07-23

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 七歳までの記憶が無く、不幸体質から接触嫌悪症ぎみな受け。故郷の島での母の死の真相をさぐろうと島に赴くも、また記憶喪失に。その上神子(みこ)と呼ばれ、夜中に蛇の気配を感じるなどわけのわからん状況で、そっけないけど親切な攻めに出会って云々。

 いろいろとベタだけれど、サスペンスとしてもそこそこ面白かった。
 ふつうっぽい受けも、ふつうにかっこよい若者(笑)でちょっと不器用そうな攻めも、まあ悪くない感じ。
 受けが海から上がって息が苦しいのに口塞がれて死にそうになるとことか、…触手?、とか(笑、よい。

2007年06月30日

木原音瀬『牛泥棒』

4883863247牛泥棒 (Holly NOVELS)
木原 音瀬 依田 沙江美
蒼竜社 2007-06-29

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 明治。造り酒屋の長男、大学で植物学の助手に×攻めの乳母の子兼幼馴染で口のきけないお世話係。
 三話連作というか、二話プラスおまけという感じ。
 梗概などからはわからなかったのだが、プロローグで突然「あやかし物」であるということ(受けがひとならざるものを見てしまう体質で、身内に小鬼を飼っている)が判明し、かなり仰天且つガッカリ。だって多分BLとしてはあんまり期待できなさそう(つまり端的に言えばあまり萌えられなさそう)だと思ったし、そうだとしたら、残りの部分(非BLの部分)だけで楽しめるようなお話を書いてくれる作家ではなかろうなあ、という印象を持っていたから、ちょっとガッカリしたのです。
 まあでも、それでちょっと一歩引いて読んだのがかえってよかったのか、かなり楽しめました。

 攻めはお坊ちゃんでかんしゃく持ちで、最初の印象は『坊っちゃん』か?という感じだった(笑。ので、あんまし萌えなかった。本邦初の植物図鑑の話あたりから、おや?牧野博士か、と気付き、牧野富太郎について全く知らないことに気付いて調べてみたら、結構そのまんまだった(笑。
 受けはたおやかに攻めに付き従う良妻賢母、という感じで、本文中でもまんま妻として下女として世話したい、とか書かれてしまう感じ(ところでジェンダー的に問題のある言葉の使い方が多かったのだが、時代設定からして仕方がない…のかな。
 そんなわけでとにかく二人とも、書かれたキャラだけだとちょっときびしいんだけど、絵の効果が絶大で、少女漫画チックなかわいらしい挿画がかなり有効に役立っていた。かわいらしい挿絵と、次第に発展していく関係性のおかげで、かなり萌えた。
 特に、一つめのお話で受けがあれつけてなかった話とか、二つめのお話で、攻めに浮気されたと思って受けが靴をみがきながら泣いてるとことか、そのつづきで女に襲われかけた受けのとこに攻めが戻ってくるとことか、個人的にはとてもよかった。

 あやかし物としては、予想通り特に良くも悪くもない感じだったけれど、BL設定をうまく活かせてたかな、とも思う。
 ひとつめのお話、いつ牛を盗むんだろう???と思っていたら、そう来たか、という感じだった(笑。あと、お話自体どうやって決着をつけるんだろう、ご都合主義っぽくなっちゃいそうだ…と思ってたらああいう感じで、ああこの設定をこう使えば、ご都合主義もアリだなあ、と思ったりした。
 あと、周りのキャラたちもうざったくならない程度にしっかりキャラがたって&書き込まれていてよかった。

 そんなわけで、予想よりもかなり面白かった。続編があったらいいなあ。

2007年06月29日

榊花月『カミングホーム』

 牛泥棒は今読んでるお。

4344810031カミングホーム
榊 花月
幻冬舎コミックス 2007-05

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 五人兄弟のまん中、母はなくなり、父は海外赴任。社会人の長兄、大学生の次兄、中学生と小学生の弟にかこまれて、家事を一手にひきうける高校生。
 …って時点で、おかしいと思う…なんで一人でんな苦労するのさ。
 賢かったり何かに秀でていたりする兄弟たちの中で、平凡な三男が居場所をつくりたくて家事を引き受けてた、ということらしいのだけれど、それでもやっぱりそんな状況を平然と受け入れてた兄弟たちはおかしすぎ。居場所をつくりたくて自分からそんな状況を招いてた、とか言われて自分でも褒められたいために一人で苦労をまねいてた、とか反省しちゃう三男もおかしい、というか自罰的すぎ…。

 長兄の同僚のなつこいお兄さんが攻めなのだが、三男に大変だね、とゆって気を使ってくれた、だけなんだよね。それで惚れてしまうのは、なんだか妙にリアルではあるけれど、ちょっとやな感じ。そんなごくふつうのやさしいお兄さん、に惚れてしまうのは、周りの家族がそのふつうの優しさをくれなかったから、なわけで。物語として三男の恋愛のために、周りの兄弟とかが機能として徴用されてるような印象で、あまり気分がよろしくない感じ。
 (しかしそういえば、『恋人になる百の方法』の攻めも、ふつーのお兄さんだった。

 あと、こんなに兄弟が多いのも、なんだかなという感じ。兄弟たちはそれぞれにキャラたってはいるけれど、だからこそそれぞれにもったいない印象でもあった。

2007年06月28日

夜光花『水曜日の悪夢』

 牛泥棒は…?

4877245804水曜日の悪夢
夜光 花
海王社 2007-06

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 タイトルに若干の不安を覚えつつ、バイオリニストのカコイイ表紙に惹かれて&数作読んでみてこの作家に興味があったので購入。

 …わはははは。
 いや、笑うようなとこのある話じゃないんですけどね。

 事故によって奏者の道をたたれたバイオリニストが音楽関係の高校で講師をしてたら逸材発見。父親からの暴力に困った高校生を自宅に住まわせることに…。
 なんて梗概を読んでたので、四十ページでまず仰天。聞いてた話と違うじゃん、と(笑
 いや、虚をつかれてある意味面白かったけれどね。
 途中までは我慢して読んでいたのですが、半分くらい読んだ辺りでどうにも堪えられず、最後の辺りを先にめくってしまいました。

 以下ネタバレに近いですので、ご注意を。

 そりゃあね、確かにわたしは時間ものSF+BLが好きだと言いましたけど、でもね。

 時間ものSFBLが好きなのは、ふたりの関係性がよりドラマチックになるからであって、恋愛をきっちり書いてくれなきゃ、SFとして読むしかなくなってしまうわけじゃないですか。そしてこの作家は、BL抜いたらかなり力量にとぼしい、文章すらまずいとこだらけの作家(だとわたしは思う)なわけで。

 まあなんにしろ、バイオリニストがずーっと「高校生の才能のために、情緒面をのばしてやりたくって、自分のことを好きだと言うのにつきあって恋人を演じる」という鬼畜ぶり(笑)で、これはとってもBLとしてはしんどいですよ。で、いきなり最後にあんな展開になっても唐突すぎるというか、これまた異様な事件の中で惚れた気になっちゃってるだけのつり橋効果に見えてしまったし。

 そんなわけで、今作では文章のまずさも一層気になってしまった。「真吾はバイオリンの練習をしていたものの、邪念に囚われているような音を出している」というところとか、前半後半で時制がちがうこともさりながら、…先生への恋情で気が散ってる、ということを書きたかったのだろうけれど、「邪念」て、ちょっとどうよ(笑。とか。

---
 しかし逆に言えば、BL部分をうまく書いてくれたらかなりわたしの萌えツボにハマってくれる作家なんじゃないか、という気もする…『凍る月 漆黒の情人』がそうだったようにね。

2007年06月26日

いとう由貴「たとえ~シリーズ」

 たとえ世界がでたらめで、種もしかけもあって、生まれたままの色じゃ、もうだめだって気付いても~♪

4813010180たとえこの恋が罪であっても
いとう 由貴 門地 かおり
大洋図書 2004-02-23

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 イギリス貴族の一家、二人目の妻が日本人で超ビッチでした。その妻が亡くなって息子を日本から呼び寄せひきとりましたが、家族も使用人も皆ビッチ妻の記憶もなまなましく日系子が憎らしくて仕方ありません。日系子はとりあえず次男たちの通う全寮制学校にほうりこまれましたが、そこでもいじめられまくりです。そんな状況でも三人目の妻の連れ子兄は寮長なので多少気にかけてやりましたが、他の兄の姦計で日系子が男とホテルにいるとこを目撃してしまい、超激怒。日系子はけなげにがんばってましたが、連れ子兄につめたくされて流石にへこたれてきます。
 …改めて人間関係がややこしいなあと思ったけれど、それ(家族関係の複雑さ)がこのシリーズのポイントだろうなあ。
 予想通りのかわいそう受け弟に、よくできたちょっとゆうずうのきかない感じの攻め兄でした。
 しかし、クライマックスで、いきなり饒舌な説明がはじまってしまうお話はあまり好きではありません。しかも、これまで黙って耐えてきたキャラがそれをやっちゃうと、なんだかなあ、という感じ。

4813011055たとえ禁じられた恋であっても
いとう 由貴 門地 かおり
大洋図書 2007-02-26

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 こんどは兄たちの幼馴染のかわいこちゃんに兄との恋愛がバレて壮絶にいじめられます。
 物語的には特筆すべきこともないかなあ。特に悪くも無いけど、エピソードがあんまり記憶に残らない感じ。ただ、また何ぞの姦計にハマって兄が誤解をする展開になったらつまらんなあ、と思っていたら、兄は弟を信じてたのでそれはよかった。

4813011489たとえ背徳の罠に堕ちても
いとう 由貴
大洋図書 2007-04

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 こんどはもう一人の兄のCP。
 奨学生寮の寮長に弟たちの恋愛がバレて彼等を守るためにクールビューティ兄が寮長さまの言うなりです。
 ちょっと展開があっちこっち行ってる感じでまとまりがなかった印象。それにつけても、いきなり長野オリンピックとか書かれててビビった。現代ものだったのか、このシリーズ。
 イラスト、寮長がカコイイ…!

2007年06月24日

榎田尤利『ひとりごとの恋』

4813000754ひとりごとの恋
榎田 尤利
大洋図書 2002-09

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 鳥人ヒロミの絵と、このタイトルにすごくワクワクしてしまったのでした。
 のですがしかし。

 ずっと好きだったノンケが結婚・離婚、受けのマンションにころがりこんできたら、なぜか弟もついてきました。当然のように弟=攻めに襲われたりなんだり。

 勿論、受けのノンケ兄にたいするせつなーい内面とか、そんな受けを強引にしかしやさしくまるめこんでくれる攻めとか、そういうのを期待してたし、まあそういうのもあったし、面白くなかったわけではない。

 何が不満なのか、と考えても、何が不満なのか…しかしこの不満な感じは『Stepbrother』の読後感と似てる気がする。両者の共通点は、物語の後半から末尾で、なぜか第三者とかが急にでばってきてしかもものすごい存在感だったり饒舌に語ってしまったりするので、アレ?となってしまうとこ、な気がする。

 この『ひとりごとの恋』でも、受けの恋してたノンケ兄がでばってくるのは仕方ないにしても、受け家族のエピソードも必要なものだとしても、それらの比重があまりに大きいし、末尾を受けの家族にしめさせちゃうのは、なんだか違うでしょ、と思ってしまった。受け家族は恋愛を基本として考えた時にはかなり関係ない存在だし、もう第三者(ノンケ兄がこれにあたる)ってか第四者くらいでしょ、と思うんですよ。ノンケ兄の妻の描写とかも、妙に過多だったような気もする。

 あと、一人称もダメだったのかも。タイトルからしても、一人称語りなのは仕方ないと思うんだけど、『交渉人は黙らない』もそうだったけど、饒舌にすぎる語りだなあと思った。

 うーん。しかし途中までは面白かったとこも結構あった気がするのだが…これも結構前に読んだので、わすれてしまった。すみません。

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 そんなこともあり、この作家の一人称語りとか群像とかってニガテな気がしてきました。群像で言えば、『少年はスワンを目指す』もあんまり面白くなかったのです。絵が寿たらこなのに…(涙。

剛しいら『愛を売る男』

4415088929愛を売る男
剛 しいら
成美堂出版 2007-02

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 男らしいイケメン系元カリスマホスト×中性的な現カリスマホスト。
 攻めホストはある目的のために、銀座に新しいホストクラブをオープン、受けを新宿の店からひきぬいた。もともと攻めにほれてた受けは攻めの申し出を受ける条件として攻めの体を要求。そんな中、攻めの捜していた女がホストクラブに現れて云々。

 サスペンスの展開がメインだったと思うし、その意味では面白かった。
 BLというか、恋愛物語も、ノンケでかつ恋愛をしない攻めと、母などとの過去のトラウマをかかえつつ攻めに恋する受けの気持ちが、すれちがってるというか違う場所にある感じが面白かった。受けが攻めに過去のこと(手術の)を言わなかったっぽいところとか、面白い。

 しかし最後のあたりの二人の向き合い方が、なんだか違和感が残った。受けの視点での描写がなかったからか、あの病院での甘え方なんかは内面が見えなくてちょっと怖い。攻めも、受けを受け入れた過程はいまいちわかるようなわからないような。異様な事件で判断がちょっとおかしくなっているんでは、とか思ってしまう。
 BLにかぎらず、こういう事件を中心とした物語は、恋愛の成就がつり橋効果に見えてしまいがちな気もするのだ。

 しかし、この表紙は山田ユギかと思っていた…。

2007年06月23日

木原音瀬『こどもの瞳』

 これも一月以上前に読んだ(笑。なんかもう書くエントリタイミング逸しまくりだけれど、気にしないで書いてしまおう。

4344806409こどもの瞳
木原 音瀬 街子 マドカ
幻冬舎コミックス 2005-09-15

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 てなわけで。
 設定も展開もすごく好みなのだけれど、最後がよくないというか、いや最後の展開はいいんだけど、まあ後述。

 幼少時にひきさかれた兄弟。
 成長して兄は会社社長に、弟は結婚後妻が亡くなり、残された息子とカツカツながらも楽しい二人暮し。妻の病気の折にどうしても治療費が足りず、兄に直訴にいってすげなく追い返されたことから、弟は兄を嫌ってる。しかしそんなある日、アパートに突然やってきた兄は幼児返りしてて、仕方なく家においてやることに、云々。

 設定も展開も、好みだった。兄の容赦ない子どもらしさとか、そんな状況でデキちゃったりするエグめの展開も、この作者っぽい文体がうまく活きててよかった。
 男同士で、実の兄弟で、なにより兄は幼児返ってる状態、と何重にも禁忌で、それは物語としては面白かった。

 しかし結末が不満だったのは、兄の変化は予想通りではあるものの、変化後の兄とのエピソードがほとんど書かれてないことで。もっと端的に言えば、兄とのラブラブをもっと読ませてよ、という感じ。
 せっかく続編まであるのに、視点というかCPがかわってるし。もっとも、祖母宅でのやりとりや、弟息子視点での描写とかはちらりほらりとあって、充分に想像はさせてくれるんだけど、もっとダイレクトに書いて欲しかった。
 しかしあれです、なんだかこういう感想(もっとラブラブいちゃいちゃが読みたい、とか)って、言いづらい気がするのですよ。別にエロが読みたいというわけではないのだが、そう思われちゃいそうだし。ラブラブいちゃいちゃだって、物語に必要な要素だと思うんだけど(しかし、どうもくだらん規範批評にしかならないね…うーん、ラブラブいちゃいちゃって要素を、もっとうまく擁護できないものだろうか。

 あ、兄×弟、ですよ。

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もくじ

木原音瀬『熱砂と月のマジュヌーン』
綺月陣『スレイブ・ゲーム』
名倉和希『アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋』
渡海奈穂『兄弟とは名ばかりの』
『小説Chara』1月号
凪良ゆう『真夜中クロニクル』
剛しいら『ブロンズ像の恋人』
丸木文華『罪の蜜』
森本あき『黒い天使の甘い契約』
栗城偲『冗談やめて、笑えない』
遠野春日『夜の砂漠に護られて』
亜樹良のりかず『はちみつdarling』
本宮榎南『狸といっしょ』
剛しいら『月の秘密』
あすか『血の桎梏〜邂逅〜』
バーバラ片桐『夜に堕ちる執事の純情』『極道の花嫁』『魔窟のプリンス 』『惚れてもいないくせに』
遠野春日『摩天楼で愛を囁いて』
砂床あい『被虐の檻』
五百香ノエル『こういうときにそうくるか』
あすか『砂漠の愛奴隷』
雪代鞠絵『有栖川家の花嫁』
斑鳩サハラ『恋の粗挽きネル・ドリップ』
バーバラ片桐『復活の秘策と陥没の秘策』
鳩村衣杏『やんごとなき執事の条件』
五百香ノエル『ちるはな、さくはな』
剛しいら『猫を愛でる犬』
高尾理一『お侍、拾いました。』
夜光花『偏愛メランコリック』
水無月さらら『美少年は32歳!? 』
いとう由貴『危うい秘め事』
夜光花『ミステリー作家串田寥生の考察』
大鳥香弥『にせ王子ピナ』
名倉和希『おしおきは愛をこめて』
樋口美沙緒『他人じゃないけれど』
杉原理生『薔薇と接吻』
森本あき『悪魔な恋人』
名倉和希『殉愛のしずく』
松雪奈々『なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど』
よみさし。
剛しいら『禁縛』
よみさし。
五百香ノエル『骸谷温泉殺人事件―MYSTERIOUS DAM!1』
綺月陣『龍と竜~銀の鱗』
高尾理一『下僕の恋』
石原ひな子『パパは王子様』
バーバラ片桐『飛鳥沢総帥のタブー』
剛しいら『天使は罪とたわむれる』
名倉和希『耳たぶに愛』
★2010・BL小説ベスト10
五月緑子『少年王は砂漠の花を略奪する』
沙野風結子『くるおしく君を想う』
いとう由貴『灼熱の牢獄』
五百香ノエル『マイ・ディア・プリンス』
剛しいら『愛玩人形』
水無月さらら『新進脚本家は失踪中』
樹生かなめ『悪魔との契約』
よみさし。
沙野風結子『獣の妻乞い』
清白ミユキ『ボディガードは恋に溺れる』
かわい有美子『天国より野蛮』
夜光花『薔薇の刻印』
夜光花『束縛の呪文』
高遠琉加『夢の庭』
眉山さくら『官能と快楽の砂漠(ハーレム)』
和泉桂『バロックの裔―無垢なまなざし』
丸木文華『あんたとお前と俺。』
高尾理一『野蛮人の求愛』
秋月こお『スサの神謡』
バーバラ片桐『ペット愛玩業』
剛しいら『その刑事、天使につき』
砂原糖子『天の邪鬼の純情』
ごとうしのぶ『リスク』
いとう由貴『秘めやかな恋の旋律』
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』その3
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』その2
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』上、下
あすか『極上のエゴイスト』
久我有加『いつかお姫様が』
樋口美沙緒『八月七日を探して』
遠野春日『欲情の極華』
清白ミユキ『傲慢だけど可愛いあなた』
読みさし。
黒崎あつし『お嫁さんになりたい』
砂原糖子『斜向かいのヘブン』
バーバラ片桐『ストーカーはじめました。』
砂床あい『一途な夜』
栗城偲『恋をするには遠すぎて』
凪良ゆう『散る散る、満ちる』
清白ミユキ『幸せのデセール』
橘かおる『傲慢な支配者の花嫁』
橘かおる『蒼炎―secret order』
あすか『桃色砂漠』
凪良ゆう『落花流水』
夜光花『蒼穹の剣士と漆黒の騎士』
樋口美沙緒『愛の巣へ落ちろ!』
剛しいら『匣男』
沙野風結子『つる草の封淫』
よみさし。
夜光花『二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊2』
凪良ゆう『全ての恋は病から』
和泉桂『宵星の憂い 桃華異聞』
四ノ宮慶『玩具の恋』
いとう由貴『誓いが永遠にかわる海』
高遠琉加『甘い運命』
高岡ミズミ『人類学者は骨で愛を語る』
五月緑子『ひーいずまいですてぃにー』
いとう由貴『囚われの花嫁』
いとう由貴『愛よ、灰にかえれ』
高尾理一『恋するバンビーノ』
橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』
朱西美佐『暁の落花』
絢谷りつこ『宵山に啼く恋し鳥』
いとう由貴『そして、裏切りの夜が始まる』
ひちわゆか『チョコレートのように』
水島忍『憑いてる純愛』
高月まつり『モンスターズ・ラブスクール』
西江彩夏『純情な人のように、さよなら』
ひちわゆか『12時の鐘が鳴る前に』
洸『恋―La saison d’amour』
仔犬養ジン『愛の報復』
あすか『ラブちぇん』
榊花月『地味カレ』
いとう由貴『愛の言葉を囁いて』
剛しいら『盗っ人と恋の花道』
火崎勇『そのキスの裏のウラ』
剛しいら『華の涙』
遠野春日『茅島氏の優雅な生活』2、3
遠野春日『茅島氏の優雅な生活』1
夜光花『堕ちる花』
★2009・BL小説ベスト10
高遠琉加『成澤准教授の最後の恋』
須藤安寿『永遠に咲く花のように』
砂床あい『銀盤のシャノワール』
読みさし。
遠野春日『美貌の誘惑』
ごとうしのぶ『誰かが彼に恋してる』
木原音瀬『夜をわたる月の船』
水瀬結月『あなたに真心にゃん急便』
剛しいら『優しい罠』
藍生有『双つ龍は艶華を抱く』
夜光花『忘れないでいてくれ』
海野幸『愛のカレー』
いつき朔夜『初心者マークの恋だから』
愁堂れな『嘆きのヴァンパイア―愛しき夜の唇』
高尾理一『天狗の嫁取り』
中原一也『ワケアリ』
水原とほる『午前一時の純真』
いとう由貴『復讐はため息の調べ』
英田サキ『この愛で縛りたい』
鳩村衣杏『傍若無人なラブリー』
墨蜘ルル『華と蝙蝠』
水原とほる『愛の奴隷』
六青みつみ『寄せては返す波のように』
市村奈央『恋愛たまご―神崎史朗(25)の場合』
水原とほる『氷面鏡』
水無月さらら『主治医の采配』
榛名悠『貴方が咲かせた恋の薔薇』
雪代鞠絵『可愛い下僕の育て方』
砂原糖子『ラブストーリーで会いましょう』上・下
いつき朔夜『征服者は貴公子に跪く』
雪代鞠絵『honey』
鳩村衣杏『好きだなんて聞いてない』
高尾理一『愛咬の掟』
凪良ゆう『初恋姫』
小川いら『ドクターの恋』
山田芽依『桃源上海―アイノアカツキ』
砂原糖子『15センチメートル未満の恋』
森住凪『異国の館に恋の降る』
神香うらら『桃色☆王子―胸の秘密はミルキーピンク』
神江真凪『MOON DIVE』
西江彩夏『ナルシストの憂鬱』
高尾理一『二十六年目の恋人』
いとう由貴『天使と野獣』
桂生青依『恋々と情熱のフーガ』
水瀬結月『恋花火』
楠田雅紀『アゲハ蝶に騙されて』
有栖川ケイ『コーザ・ノストラに愛を誓う』
月宮零時『眼鏡屋と探偵』
木原音瀬『眠る兎』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』4
高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』その2
高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』
橘かおる『玉帝の箱庭―紅蓮の朱雀』
いとう由貴『哀しみは雪のように』
夜光花『凍る月 ~灰色の衝動~』
名倉和希『恋愛記憶証明』
樋口美沙緒『愚か者の最後の恋人』
いとう由貴『恋の誘惑、愛の蜜』
須和雪里『サミア』
よみさし。
砂原糖子『恋のはなし』
★2008・BL小説ベスト10
斑鳩サハラ『Pretty Baby 3』
榎田尤利『秘書とシュレディンガーの猫』
和泉桂『貴公子の求婚』
綺月陣『この世の楽園』
高遠琉加『王子様には秘密がある』
剛しいら『レッスンマイラブ』『レッスンディープラブ』
水島忍『傲岸不遜なプロポーズ』
高尾理一『溺れる獣』
夜光花『不浄の回廊』
高遠琉加『美女と野獣と紳士』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』3
ごとうしのぶ『誘惑』
いおかいつき『秘密の鍵開けます』
砂原糖子『ミスター・ロマンチストの恋』
夜光花『それが愛なのさ』
木原音瀬『NOW HERE』
斑鳩サハラ『Pretty Baby 2』
池戸裕子『砂漠の王は愛を夢見る』
いおかいつき『運命の鍵開けます』
斑鳩サハラ『Pretty Baby』
魚谷しおり『華族花嫁』
松前侑里『パラダイスより不思議』
夜光花『リアルライフゲーム』
かみそう都芭『薔薇のベッドでため息を』
加納邑『東京魔人倶楽部』
池戸裕子『年下の男』
斑鳩サハラ『官能のブルー・マンデー』『誘惑のブラック・ベルベット』
榎田尤利『獅子は獲物に手懐けられる』
読みさし。
烏科ひゆ『独裁者の接吻』
菅野彰『高校教師、なんですが。』
高尾理一『落花の褥』
木原音瀬『愛すること』
松岡なつき『FLESH&BLOOD』6、7
松岡なつき『FLESH & BLOOD』3~5
松岡なつき『FLESH&BLOOD』1、2
ひちわゆか『今宵、雲の上のキッチンで』
鳩村衣杏『不運な不破氏の愛人契約』
遠野春日『LOVEラブ』
樹生かなめ『黄昏に花』『黄昏に花が舞う』
木原音瀬『さようなら、と君は手を振った』
海野幸『八王子姫』
榎田尤利『理髪師の些か変わったお気に入り』
夜光花『深紅の背徳』
神江真凪『First Love』
榊花月『秘書が花嫁』
水原とほる『悲しみの涙はいらない』
榎田尤利『ビューティフル・プア』
高遠琉加『ホテル・ラヴィアンローズ』
ごとうしのぶ『プロローグ』
松岡なつき『SWEET SAVAGE―やさしく殺して』
火崎勇『Doubt』
遠野春日『無器用なのは愛のせい』
二条暁巳『砂漠の花嫁は跳ね馬に乗って』
榎田尤利『犬ほど素敵な商売はない』
秀香穂里『3シェイク』
樹生かなめ『極楽浄土はどこにある』
高尾理一『ワイルド・ワイルド・ウエスト』
坂井朱生『リリカルな秘密のかたまり』
砂原糖子『言ノ葉ノ花』
榎田尤利『誓いは小さく囁くように』
橘紅緒『私立櫻丘学園高等寮』
火崎勇『恋の眠る夜』
橘かおる『玉帝の箱庭―鳳麗国の双子皇子』
愁堂れな『俺の胸で泣け』
水原とほる『青の疑惑』
いつき朔夜『ウミノツキ』
秋月こお『幸村殿、艶にて候2』
五百香ノエル『ありす白書』
高遠琉加『愛と混乱のレストラン』
水無月さらら『ゲット・ア・フォーチュン』
鈴鹿ふみ『アクトーレス失墜―ヴィラ・カプリ』
樹生かなめ『ありのままの君が好き』
烏城あきら『檻-おり-』
葉月宮子『美しき野獣』
藤森ちひろ『犬より愛して』
水原とほる『影鷹の創痕』
秋月こお『幸村殿、艶にて候』
海野幸『愛の言葉は花言葉』
剛しいら『欲望の狼』
秀香穂里『小説家は我が儘につき』
鳩村衣杏『彼の背に甘い爪痕を残し』
しみず水都『危ないカラダになっていく』
読みさし本。
木原音瀬『美しいこと』再
日生水貴『綺麗な彼は意地悪で』
木原音瀬『美しいこと(下)』
遠野春日『砂楼の花嫁』
山田たまき『ゴールデン・アワーズ・ショウ』
高岡ミズミ『君に捧げる求愛』
桜木知沙子『ふたりベッド』
榎田尤利『吸血鬼には向いてる職業』
英田サキ『愛してると言う気はない』
矢城米花『妖樹の供物』
樹生かなめ『猫から始まる恋もある』
ごとうしのぶ・おおや和美『15th Premium Album―タクミくんシリーズイラスト&ファンブック』
しみず水都『セクレタリーはセクシーで』
高遠琉加『溺れる戀』
ごとうしのぶ『恋のカケラ』
★2007・BL小説ベスト10
高尾理一『百年の恋』
いつき朔夜『コンティニュー?』
篁釉以子『だまされて楽園』
高尾理一『傲慢君主の専属契約』
榎田尤利『アパルトマンの王子』
桑原伶依『人気俳優は愛犬家』
夜光花『凍る月 紅の契り』
剛しいら『シンデレラを嗤え』
しみず水都『そんな上司に嵌められて』
木原音瀬『美しいこと(上)』
しみず水都『夜伽家来販売員の性活』
遠野春日『背徳は蜜のように』
放り投げ本。
剛しいら『新宿探偵』その2
剛しいら『新宿探偵』
小林典雅『老舗旅館に嫁に来い!』
水無月さらら『永遠の7days』
水無月さらら『恋愛小説家になれない』
英田サキ『さよならを言う気はない』
松岡なつき『アンダルスの獅子』
水無月さらら『オレたち以外は入室不可! 』
火崎勇『臆病な恋人』
南野十好『隣り合わせの純情』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち2』
夜光花『おきざりの天使』
名倉和希『期間限定の恋人』
秋月こお『逡巡という名のカノン』
甫刈はるひ『鎌倉茶寮恋物語』
崎谷はるひ『SUGGESTION』
高岡ミズミ『恋は君に盗まれて』
いつき朔夜『八月の略奪者(ラプトル)』
いつき朔夜『G1トライアングル』
剛しいら『永遠少年』
和泉桂『姫君の輿入れ』
夜光花『夜を閉じ込めた館』
いつき朔夜『午前五時のシンデレラ』
剛しいら「顔のない男」シリーズ
愁堂れな『帝王の犬―いたいけな隷属者』
こたにみや『侵入者は愛をささやく』
魚谷しおり『傲慢な恋人』
剛しいら『蜜と罪』
榊花月『冷ややかな熱情』
秀香穂里『夜情にゆだねて』
秀香穂里『俺を飼ってくれ』
杏野朝水『甘える予感』
剛しいら『仇なれども』
水無月さらら『社長椅子におかけなさい』
秀香穂里『ノンフィクションで感じたい』
池戸裕子『ご主人様の秘密の恋人』
秀香穂里『誓約のうつり香』
高岡ミズミ『天使の爪痕』
桜井真紀『平和のススメ。』
椎崎夕『あなたの声を聴きたい』
甫刈はるひ『不機嫌なピアニスト』
甫刈はるひ『翻訳家は嘘をつく』
牧山とも『愛でるなら籠の鳥』
英田サキ『NGだらけの恋なんて』
水無月さらら『オトコにつまずくお年頃』
火崎勇『彼につく嘘』
榎田尤利『神さまに言っとけ』
英田サキ『今宵、天使と杯を』
水島忍『生贄ゲーム』
遠野春日『瞳は口ほどにものをいう』
鳩村衣杏『駄犬は愛を求める』
水碕夢見『真夜中の吸血鬼』
いとう由貴『裏切りに愛の雫を』
榎田尤利『執事の特権』
鳩村衣杏『秘書の嗜み』
鳩村衣杏『絶対に負けない恋愛』
鳩村衣杏『松風の虜』
弓月あや『天使の贖罪』
椎崎夕『親友と恋人と』
椎崎夕『弟の親友』
鳩村衣杏『エレベーターで君のとこまで。』
鳩村衣杏『王様は美男がお好き』
真船るのあ『御曹司は恋に啼く』
綺月陣『龍と竜』『龍と竜~白露』
橘かおる『舞踏会の夜に華は綻ぶ』
★2007上半期・BL小説ベスト10
椎崎夕『きみの背中を見ている』
夜光花『不確かな抱擁』
木原音瀬『牛泥棒』
榊花月『カミングホーム』
夜光花『水曜日の悪夢』
いとう由貴「たとえ~シリーズ」
榎田尤利『ひとりごとの恋』
剛しいら『愛を売る男』
木原音瀬『こどもの瞳』
剛しいら『愛を食べても』
仔犬養ジン『裏切りの夜』
英田サキ『いつわりの薔薇に抱かれ』
夜光花『凍る月 漆黒の情人』
篠伊達玲『ゆびさきの誘惑』
雪代鞠絵『ビューティフル・サンデー』
榎田尤利『華の闇』
剛しいら『紅茶は媚薬』
沙野風結子『蜘蛛の褥』
九葉暦『balance due ~薄幸体質の男~』
高月まつり『こんなハズじゃなかったのにさ』
高岡ミズミ『VIP』
烏科ひゆ『不機嫌な青い薔薇』
榎田尤利『無作法な紳士』
木原音瀬『秘密』
榎田尤利『寡黙な華』
榊花月『恋人になる百の方法』
坂井朱生『思いちがいも恋のうち』
夜光花『ずっと君が好きだった。』
高岡ミズミ『愛を知らないろくでなし』
遠野春日『高慢な野獣は花を愛す』
榎田尤利『歯科医の憂鬱』
佐藤ラカン『長靴をはいた黒猫』
夜光花『七日間の囚人』
魚谷しおり『優しい偽者』
嶋田まな海『極上ラブバケーション』
橘かおる『彼は閣下に囚われる』
榎田尤利『Stepbrother』
遠野春日『焦がれる熱情を貴方に』
橘かおる『紳士で野獣』
崎谷はるひ『ANSWER』
愁堂れな『身代わりの愛のとりこ』
英田サキ『バカな犬ほど可愛くて』
六本木曜『スーツの玩具』
橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』
鳩村衣杏『ドアをノックするのは誰?』
いとう由貴『うたかたの月』
橘かおる『その唇に誓いの言葉を』
高尾理一『危険な指先、甘い誘惑』
高尾理一『熱砂の夜にくちづけを』
榎田尤利『ごめんなさいと言ってみろ』
橘かおる『皇帝は彼を寵愛する』
榎田尤利『交渉人は黙らない』
木原音瀬『WELL』
木原音瀬『Don’tWorry Mama』
高岡ミズミ『あなたと恋におちたい』
高遠琉加『世界の果てで待っていて~天使の傷痕~』
高遠琉加『犬と小説家と妄想癖』
榎田尤利『ギャルソンの躾け方』
橘かおる『大公は彼を奪う』
愁堂れな『淫靡な関係』
高岡ミズミ『我儘なリアリスト』
榎田尤利『ソリッド・ラヴ』
甲山蓮子『極妻のススメ』
高岡ミズミ『永遠の愛を、我が花嫁に』
崎谷はるひ『くちびるから愛をきざもう』
遠野春日『貴族は華に秘恋を捧ぐ』
甲山蓮子『狂狼の熱き牙』
吉原理恵子『トライアングル・ラブ・バトル』
四谷シモーヌ『倫敦夜想曲』
高尾理一『一緒に暮らそうよ』
高尾理一『束縛は罪深い優しさで』
池戸裕子『楽園の獅子王』
榎田尤利『愛なら売るほど』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』
高尾理一『奪いたい、守りたい』
小塚佳哉その他。
高尾理一『あんまり好きにさせないで』
高尾理一『ソウル・ドライブ』
神江真凪『青空の下で抱きしめたい』
秋月こお『嵐の予感』
いとう由貴『禁断の罪の果実』
高尾理一『ブレイクアウト』『ミッシング・ユー』
高尾理一『ご褒美はレースのあとで』
高尾理一『キスで目覚めたい』
ごとうしのぶ『薔薇の下で』
真崎ひかる『二匹のケモノと檻の中』
高尾理一『恋は追憶に揺れて』
高尾理一『龍と仔猫』
眉山さくら『ハートビートな嵐の夜』
遠野春日『キケンな遊戯』
高尾理一『紳士の甘い誘惑』
高尾理一『夜に濡れる蝶』
遠野春日『純愛ロマンチシスト』
あすま理彩『執事は夜の花嫁』
愁堂れな『伯爵は服従を強いる』
小塚佳哉『週末だけの恋人』
遠野春日『告白は花束に託して』
眉山さくら『佳人は罪に染まる』
遠野春日『愛される貴族の花嫁』
小塚佳哉『熱砂の王』『赤い砂塵の彼方』
眉山さくら『砂漠に堕ちた人魚姫』1、2
高遠春加『告白―scent of declaration』
遠野春日『恋愛は貴族のたしなみ』
眉山さくら『獣は弁護士に殉愛する』
斑鳩サハラ『裏大奥でござる』
小塚佳哉『誓約』
遠野春日『香港貴族に愛されて』
高遠琉加『この胸をどうしよう』
高岡ミズミ『この男からは取り立て禁止!』
遠野春日『ブルームーンで眠らせて』
秋山みち花『運命の砂丘』
藤村裕香『エンジェルガーデンの花嫁』
響かつら『蜃気楼と灼熱の恋』
高岡ミズミ『天使の啼く夜』
眉山さくら『姫君と不夜城の覇王』
夏木ひまわり『皇帝円舞曲』
小塚佳哉『恋におちる、キスの瞬間』
しいな貴生『傲慢すぎて…愛しい男』
鳩村衣杏『愛と仁義に生きるのさ』
高遠琉加『観賞用愛人』
遠野春日『秘めた恋情を貴方に』
秋月こお『中世遊楽団アウラ・ペンナ』
崎谷はるひ『純真にもほどがある!』
高遠琉加『天国が落ちてくる』
崎谷はるひ『恋愛証明書』
柊平ハルモ『焦がれる胸にくちづけて』
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その3)
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その2)
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その1)
崎谷はるひ『カラメル屈折率』
鹿住槇『二度とこの手を離さない』
高遠琉加『好きで好きで好きで』
鹿住槇『天才の烙印』
崎谷はるひ「白鷺シリーズ」
鹿住槇『遺産相続人の受難』
崎谷はるひ『ハチミツ浸透圧』
鹿住槙『欲張りな選択』
鹿住槇『優しい指でふれないで』
鹿住槇『夢中にさせて、させないで。』
秋月こお『人騒がせなロメオ』
崎谷はるひ『目を閉じればいつかの海』
柊平ハルモ『熱情のきずあと』
鹿住槙『お願いクッキー』
鹿住槇『君に抱かれて花になる』
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その2)
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その1)
タクミくんの奇妙な冒険。
with Ajax Amazon
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