榊花月『冷ややかな熱情』
なんか裏表紙の梗概とはちょっと内容が違っていたような…。
リーマンの後輩×先輩。
冷たく不遜なヤなやつだけど、カッコいいのでもててる攻めに、受けはゲイであることを見抜かれて、自分もゲイだと明かされる。むりやり預からされたネコを逃がしてしまったことをきっかけに、攻めの好きなときに好きなようにされるような関係になってしまい云々。
どうも受けが受け身すぎるというか、基本超受け身でぐだぐだ悩んでるのに、時折ふっと先へ進むので、なんだかどんな人なのかよくわからなかった。もともとタチという設定とか面白かったけど、活きてなかったかんじ。
攻めは…尊大な攻めは好きだが…だがしかし。受けを本気で殴るわイ○○○○するわ、クールにてっしておいて元カレに動揺しまくりだわ、いいとこないというか、そこまで尊大な態度とっておいて、最後にいきなりかわいげ見せられてもなあ。ほんとに受け好きだったの?と、納得がいかない。
お話も、受けの初恋相手とか、攻めの先輩とか、みょうにキャラが多いわりにうまく機能してない気がした。なんだかなあ。