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[ 読書/BL小説 ]

英田サキ『NGだらけの恋なんて』

 人気漫画家×売れない俳優。
 攻めの人気漫画がドラマ化されることになる主役は受け。受けはぱっとしない役者でどうしてもこの役がほしいのだが最終面接と称して攻めに呼び出され、実はふたりは高校時代に映研仲間だったのだが、受けはさっぱり忘れてたとかいうことがわかり、なんだかんだで役がほしいならと身体を要求される。結局クランクアップまで同居するはめになって云々。

 なんだか淡々としてて、意外な展開もなく、キャラもいまひとつ魅力に欠けていて総じてあんまり面白くないというか、地味だった。
 ドラマの制作過程とかをこんなに丁寧に書き込んでくれても、それが恋愛物語にかかわってくるとか、さし色として活きてるとかいう印象はないし、だらだらしてしまってる感じ。それにドラマの視聴率が…あんまり成功したようには思えないのは、ドラマの数字といったらバブル期のものくらいしか思い出せないからなのか。

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