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[ 読書/BL小説 ]

高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』

 そんなわけで、あたしはこの三巻の発売をなんかもう尋常ではなく楽しみにしてて、23日発売+早売りや仕事の状況も考慮して、一番早く読めそうなのは22日だと思ったので、ワクワクしながら数日前から予定くんで、昨日は終業即帰れるように頑張って、渋谷に出たけど見つからない。ツタヤでは早売りないのかーと思って新宿紀伊国屋へ向かうも見つからない。紀伊国屋は結構早いと思ってたんだけどなあと思いつつ、池袋ジュンクと神保町書泉をてんびんにかけ、ここは書店街だろうとふんで神保町へ向かい、確実に早売りしてそうなT書店にも寄ったけどみつからない。もう疲れ果ててたので、T書店では恥をしのんで、シャレード文庫の新刊でてますか…?と聞くも、明日の午後の便ですねーと言われてがっくりし、吸血鬼の新刊すら読む気になれずに何も買わずに帰った。
 そんな感じで予定がグダグダになり、今日は三巻を読んですっきりした気分でとりかかる予定だった仕事を嫌々ながら片付けて、夕方再度渋谷へ。見つからない。けど今日はここできっぱり見切りをつけて、T書店なら昨日確認したから確実なはず…とさっさと神保町へ向かい、やっっっっっとのことで入手したときには、もうほんと奇蹟かと思いました。
 あー…ほんとどうしようもない24時間だったなあ…(笑。都内どんだけ移動したんだ。

4576090380唇にキス 舌の上に愛 ~愛と混乱のレストラン3~ (二見シャレード文庫 た 2-13)
高遠琉加 麻生海
二見書房 2009-04-23

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 …終わっちゃったよ!淋しい!!
 というか、もっと甘甘ラブラブ読みたいよ!!!

 というかあれだ、ヤガミ関連の描写が多かったのと、シェフとディレクトールはほとんどずっとはなればなれだったので、やっぱその意味では物足りない気分があるのです。
 あと冒頭数十頁、いきなりシェフの回想編に入って、オイイィィ!ディレクトールほっぽらかしで回想かい!と正直思ったのだが、しかしシェフの過去や内面をきっちり書いておかないと、あれだけの書き込みがなされているディレクトールにたいするにはうすっぺらいキャラになってしまうし、必要な描写だというのは…頭ではわかるんだ…別に面白かったし…。
 ゴルドでの邂逅とか、ディレクトールがディナーするときの回想とか、すごいベタだなーというところが多いようにも感じた。

 なんかまたカラーレンジャー(@レベルE)的に一見文句が多いんですが(笑、ほんといい作品だと思うし、個人的に好きな作品でもあるのですよ。

 まあそんなわけで、もうちょっと幸せ描写はほしかったのですが、ディレクトールの「そう来ると思ったんだ!」とか、「すげえまずい」トマトソースとか、そこここでモエモエしましたよ。
 無人島に私をもっていって…ではなくて、無人島にもっていくというのはやっぱりかなりのラブですよね。あたしはピロウズをもっていきたいので。だからというわけではなく、「……嘘みたいだ」はピロウズの「ノンフィクション」みたいなセリフだし好きな場面です。

 あと本部長はちょっとびっくりした。本部長の部屋を出た後、最後にディレクトールが泣きながら言うセリフがよいですね(笑

 シェフ視点は、特に最後のほうでもう少し欲しかった気もした。こう、ディレクトールへのラブをもっと語って欲しかった。や、すげえまずいとか、ディレクトール視点でもいろいろわかるんだけど、もっと直截なかんじで語って欲しかったというか。
 あと、「コックなんて人種は頑固でひとりよがりな奴ばかりだ。自分が一番正しいと思っている」反省中ですか?「子供の頃は、頑固でいつも不機嫌そうな父が嫌いだった。優しい母をしょっちゅう怒っていて、母がかわいそうだと思っていた」あんまりディレクトール怒ったらダメですよね?
 シェフがサラとはすごく気があって、食べ物をのこさず美味しく食べてくれて、おんなじスピードで生きていける、と思うとこがよいです。イチがいうように、シェフはディレクトールには反発してて、そのあとやたら構うようになるわけだけど、誕生日の日のように、世話を焼こうとしてもありがた迷惑だったりして、そして今回もまた気持ちが重なってもあんましうまくかみ合わない感じで、だがそれがいいのです。わかり合えない・けど大事な関係、というのはすごくすきなのです。
 最後のあたりでひな鳥みたいに口をあけてしまうディレクトールがかわゆいです。シェフは調子にのってどんどん餌付けすればいいさ!(笑、だから、もっと続きが読みたくもあるのですが…。
 あと今回タイトルが好きです。地味だろうか?でも好き。

 なんかあんましまとまらないですが、なにしろ入手するだけでも大冒険だったしもう疲れてしまったので、とりあえず思いついたことだけにしておく。

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コメント

こんにちは

同じような旅をして昨日ゲットして、まさに「嘘みたいだ」という気分に。

1,2巻と比べて3巻は慌ただしかったし、ちょっとバランス悪い感じはありましたね。
ヤガミのゴタゴタとか、もうすこし端折っても。

ディレクトールが物を食べて初めて美味しいと思うところは、シェフにちゃんと見てほしかったな・・・。

あとは、イチが主役の本が出るということで、そこでこの2人のラブラブが見れればいいなと思います。
(個人的には、報われなさすぎる本部長も救済してあげて欲しい)

>きくさん
こんにちは、コメントありがとうございましたv
旅仲間がいらしたと知ってちょっとうれしかったです(笑

>ディレクトールが物を食べて初めて美味しいと思うところは、シェフにちゃんと見てほしかったな・・・。

…それだ!
そういえば、そうですよね…!
レストランでシェフのつくった料理をたべる、という場面を書くには、仕方がないのかもしれませんが…やっぱり、ちょっと物足りないですよねえ…。

イチ編、あたしもディレクトールたちの登場を期待しているのですが、イチと恋人の出会い編とかだったりして…と、ちょっと不安もあります…(笑

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