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2010年01月21日

ひちわゆか『12時の鐘が鳴る前に』

 高校生の受けは、実家に帰ると義理母に気を遣ったり義理姉にこきつかわれたりするし、夏休みも寮に残ることにしたのです。そしたらお世話になってる知り合いから、知人がケガをしたので夏休みの間家政夫してくれないかとか言われて、門限までということで引き受けたら、先方は人嫌いのイケメン外科医でして。外科医の方では、紹介者がアレなので、受けはデリヘルから派遣されてきたものと勘違い、いじめて追い返そうとするのですが、受けは負けん気で居座って、半ば無理矢理家政夫していくうちに、そんなこんな。

 この作家はあたしはまだこれで二冊目なのだけれど、なんか攻めと受けが交流していくための設定がトンデモな設定というか、無理くさくないか(笑。それでも面白いからいいんだけれど。なんというか、お話がちゃんと凝ってて面白い。懐中時計のエピソードとか、最初はネットで知り合った人と時計の問い合わせくらいでなんで交友関係できたんだろうと思って違和感があったけれど、ちゃんと伏線になっててよかった。

 というわけで、ある事情から人間嫌いで世をすねた外科医×純で負け嫌いで無自覚ながら美形な高校生。
 受けは家族関係とか過去のこととかいい感じにかわいそうだった(ひどい感想だ。
 攻めは変わっちゃった性格はそう簡単にはかわらないというか、なんというか、受けをもっとべたべたにあまやかしてほしい感じがした。ラストはお伽話っぽくていいにはいいんだけれど、ちょっとラブラブ要素が物足りない感じ。後日談も面白いけどラブは物足りない。
 紹介者の友人が風俗王で、いいキャラだった。彼のせいで起こる、攻めの受けにたいするいろんな勘違いもベタでよかった。



2010年01月20日

洸『恋―La saison d’amour』

 臆病なゲイのリーマンは、上司と身体だけの不倫関係で、ノンケを好きになっても告白もしないしきちんと恋愛したことない感じ。ある日訪れたレストランのウェイターに目をうばわれて、通い詰めてしまう。

 梗概のせいか、思ってたのと違った。
 春夏秋冬の四章立てなんだが、ウェイター←リーマンなのは、春夏秋冬のうち春だけで、春でもうくっついて、夏以降はウェイターはいろいろあってやめてた演劇に戻って、人気俳優×一般人というCPになるので、なんか話が違うじゃないか、という印象だった。羊頭狗肉とまでは言わないが、羊頭鶏肉くらいな感じか?(笑。
 春初期設定で攻めがウェイターである必要はあったのかな。キャラづけにもあんまり関係ないよね。あと受けも、リーマンである必要も、不倫してる必要もあったのかどうか。なんか会社のごたごたも不倫も夏以降はなんも関係ないし。

 まあそんなわけで、結果的にはイケメンノンケ×臆病ゲイが少しずつ仲を深めていくという、わりとありきたりな話だった。

 受けは臆病で、攻めの近くに居られるならなんでもするしとにかく負担になりたくない…というキャラで、それが最後には少し強くなったのでよかったかな。でも攻めにまとわりついてる女性への決めゼリフは個人的には芝居がかっててちょっといまいちだった。
 攻めはなんで受けをすきになったのか…いきなりゲイのお客さんにあんなふうにせまられて、なんで受け入れたのか、その辺が書かれなかったのでよくわからなかった。過去設定とかあわせて考えると、恋愛体質というか誰かに依存したいということなのかね。なんで受けでないといけないのかを、もうちょっと丁寧に書いて欲しかった感じ。



2010年01月18日

仔犬養ジン『愛の報復』

 面白かったです。
 ファミリーの血のつながらない五人兄弟のうち、長男は義父を殺して逃亡、末弟は長男を慕っていただけにかわいさ余って憎さ百倍で、彼を追い続ける。十数年後に潜伏先のイタリアのある島で長男を発見し、報復のために今は恋人となった四男と計画をねりねり。

 スペインものは慣れてないので、名前とか覚えづらかった。オリヴィエはともかく、ガエルはしばらく蛙ばかり連想してた(笑。あと歴史的な事実もやっぱりそうちょくちょく触れるものでもないので、ファランヘ党とかフランコとか出てきても、えーと…と思い出すのに時間がかかる。

 末弟の長男への愛憎相半ばしての執念の復讐とかはよかったのだが、長男の気持ちはよくわからんかった。実は長男も末弟好きだったよ!再会できてよかったね!ということらしいのはわかるんだが(笑、再会場面から愛の告白までがよくわからん。ペドロのためなら末弟を拷問するとか、昔は自分を愛してくれてたけど今は違うんだなとか、昔のかわいい末弟との思い出を汚すなとか言いつつ、そんなに自分を愛してくれてるのか、やっぱお前は変わってないとか言う。むむむ。
 長男は、末弟の自分への気持ちは気の迷いや憧れだろうと思ってる→逃亡中に、末弟は本気だったんだと気づき、自分の気持ちにも気づく→末弟に会おうとするが会えず、神父を殺したのは末弟だと思い、末弟は自分を憎んで変わってしまったのだろうと思う→もう末弟に会わず、かわいい末弟の思い出だけを胸にひっそり生きていこう→再会、まだ自分を好きなんだったらすべて受け入れよう、というところ?かなりわかりづらいと思うんだが…あたしの読解力がおそまつなのだろうか…。
 まあでもいいんです。長男はカコイイし、オリヴィエという名前もオリという愛称もいい。末弟のガエルは黒髪にオリーブ色の肌でお色気むんむんで男にモテモテというのがとってもいい。

 絵がすごいよかった。初めて見る絵師さんなのだが、なんかすごいあたしの好きな感じの絵だ。ただガエルの肌は、あのトーンではオリーブ色というには濃すぎるのではないかとは思った。

 『小説b-Boy』2月号に後日談の短編がのってて、オリヴィエとガエルがふつうに甘々で、それもよかったですv

 この作家はミステリもしくはサスペンス色のあるクライムものの中でBL、という感じの作風なんだなあ、と思いつつ、サイトを拝見したらそれだけでもないみたいなので、今後の活躍がますます楽しみなのです。



2010年01月17日

あすか『ラブちぇん』

 警視庁キャリア組ながら失態で大阪に左遷されたクールビューティメガネ。東京に戻るために、歴史はあるけど今は弱小な某組のトップと知り合って、情報を得ようとしてたら、なんか向こうも狙ってたらしく、いえ情報じゃなくて貞操を。組み伏せられそうになったところへどっかの鉄砲玉が来て、逃げようと窓から飛び出したら身体と中身が入れ替わっちゃったんです。

 ベタだけどすっごいすきなんです、入れ替わり設定。
 そんなわけで好き設定補正もあるだろうし、ライトだったけれど、面白かったです。

 攻めが受けのかわりに警察の仕事をして、オラオラな感じでうまくなじんでて受けが羨むとことか、入れ替わり物の予定調和的でよかった。ただ、なんで受けが攻めを好きになったのかはいまいちわからんかった。
 後半は、受けの中に攻めに惚れてる東京の組の息子の精神?が入ってしまう話で、これも面白かった。ただ、引き続きなんで受けが攻めを好きになったのかよくわからないままなので、結構覚悟きめて関係続けようとしてる受けのモチベーションが微妙にわからなかった。

 ところで今リンクはろうとしてて気づいたのですがこのタイトルは地方局の某番組のタイトルらしいです。



2010年01月14日

榊花月『地味カレ』

 地味な社長秘書×新入社員。
 社内広報の仕事で、メディアでももてはやされてるイケメン敏腕社長の取材をしたら、社長に口説かれたのですが、むしろ地味秘書が気になるスキになるエッジ。

 …なんだこれー。イケメンに惚れられてるのに地味男を選ぶとかいう梗概はベタですごい面白そうだったのになあ。

 まず、会社内でのどーでもいい描写が異常なほど長い。受けをいびるお局上司とか、社長秘書をねらう他部署のスイーツとか、いかにも新入社員な受けの仕事っぷりとか、丁寧というよりはむしろダラダラと書かれてる。その上にだ、受けの新入社員としての不安とか就活の後悔とか、学生時代の仲間と会うと学生ノリが抜けないとか、仲間のはじめたダイナーがどうのとか、ほんとになんだこれ。
 これは、新入社員の学生時代と会社員生活のはざまのゆれうごく状況がメインの話なんですかね?そういうの期待してなかったんですけど、なんでこれBLでやろうと思ったんですかね?しかも別にうまく書かれているわけでもないし、面白くないんですが…。

 じゃあイケメンより地味男を選ぶという筋が面白いかというと、まずそもそも上記にさかれるページが多くて恋愛話がうすい。更に、イケメンは受けを気に入ってはいるものの、酒癖がわるくてからかった程度のもので、地味男を選ぶという落差を感じさせるにはアテ馬として役者不足すぎ。
 地味男も最初の印象こそ地味だったものの、性格はけっこうおちゃめだったり反応に困って受けに冷たくしたりとぜんぜん普通の人で、地味男の醍醐味がまるでない。更に受けが学生時代の軽音仲間と出かけた新人バンドのライブにイケメン姿で登場とか…もうぜんぜんわかってない!わかってないよ!

 というわけで、いろいろな意味でガッカリでした。タイトルと梗概は面白そうだったので残念だ。梗概買いしちゃったので、ちょっとでも読んでから買えば良かったなあ。



2010年01月11日

いとう由貴『愛の言葉を囁いて』

 ややネタバレですが。
 世界的某巨大コングロマリットの社長?が、提携のために日本の某企業を訪れ、時間がほしいという取引相手に、受付で見かけた子会社の平々凡々な新入社員を寄越せと要求、人身御供にされた新入社員は社長にさんざんご無体なめにあわされて、あげくアメリカまで連れて行かれてしまって云々。

 傲慢オレ様スーパー攻め×ごくごく平凡な受け、しかも外国人×日本人。
 ベタだ!ものすごいベタでしたよ!
 でもオレ様攻めは改心しません!
 攻めが受けになんかすごい執着して大事にしてくれるので、受けは次第にほだされてしまうも、攻めはお前は恋人ではなくてお気に入りなのだとか言って、受けは人間扱いすらされてないと感じて大ショックなのですが、言葉の意味の問題なんだそうで、大切なのは言葉がどう使われているかなんだそうです…。
 受けはほんっとうに平凡で、アホではないのだろうがアメリカで逃げ出したときの判断とかダメダメで、けど急に逃げなきゃいけなくなって追われてる状況なら判断ミスくらいするよな…。

 いいけどね、この人らこの後どうなんのかな。攻めは受けを物扱いしないとかいって、ラストシーンのその扱いはどうよ…。受けは仕事はせずに攻めの愛人生活を続けるのかな。なんか、いくら言葉の問題とかいっても、それってやっぱり受けをおもちゃにしてないか。

 攻めの秘書がよかった。攻めに忠実なポーカーフェイスのプライベート秘書と、わりと一般的な感覚をもってる仕事上の秘書と。あと攻めの元カレとかなんか結構キャラ多かったな。続編あるのかな。あるといいというか、攻めをへこませる展開が読みたい。なんかもうちょっとこの攻めなんとかしたほうがいいんでは?という気がするから(笑



2010年01月10日

剛しいら『盗っ人と恋の花道』

 ちいさい頃から有名な盗賊に育てられた受けは、陰子の修行をさせられて、押し込みの手引きをするために男色のうわさがある材木商の元へと送り込まれる。材木商はほいほい受けを引き受けたように見せかけて、実はそれも火盗改めである双子の兄との計画で云々。

 というわけで、攻めは生き別れの双子の兄と再会して、実は相思相愛だった(火盗改めの兄は再会後に結婚してるし、勿論プラトニック)という過去設定があるんですが、最近の(に限ったことなのかどうかは、この作家を通読してるわけでないので知らないけれど)剛しいらは、受けか攻めのどちらかに、過去に愛した、あるいは現在愛している人がいる、というのが多くないですか???なんかなあ、あんまし好きになれない設定だなあ。
 …あれ?材木商もこないだ書いてましたよね?大正ですけど。
 それはさておき、こういう設定なので攻めが兄大好きだし、過去話の描写も結構あってそっちは本気で兄ラブなので、ちょっとキツいですね。

 でもまあ、兄関連の話をのぞけば王道だし面白かったです。
 受けは、自分みたいな赤の他人に親切にしてくれた攻めに、初めて他人にやさしくされてうれしく思って、どんなことでもしてこの人にお仕えしようとか思う、つまりかわいそう受けなのです。時代物なせいもあるのか女の子ぽいとこもあるけど、でも健気かわいい。
 攻めも受けがかわいいのでほぼ一目惚れ、受けがスパイだと知りつつめろめろで、大盗賊をつかまえるという兄との当初の約束を果たして、今までの気持ちにけりをつけようとしてる、豪放磊落ないいキャラです。
 そんな二人なので、互いに任務をかかえてだましあいつつ、どんどん互いに惚れ込んでく、というメインの筋は面白かった。
 うん、だから兄設定はいらなかった気がするんだ。攻めが火盗改めに協力するという展開は、別にこういう設定じゃなくてもつくれたわけだし。

 絵は初めて見る絵師さんだと思うけれど、きれいでカワイイ。



2010年01月09日

火崎勇『そのキスの裏のウラ』

 泥酔して目が覚めたらやられたあとだったっぽいんですけど、全然おぼえてないんです。たぶん相手は、前夜にいっしょにいた上司か取引先の社長だと思うんですが、どっちも急にモーションかけてくるんです。

 なんかなー。キャラに魅力がないし、お話も面白くない。受けはダメっこすぎる。本人も言っているように平凡なのにイケメン二人に求愛されるのがなぜなのかよくわからん。記憶がないからって攻めへのああいう対応はどうかと思うし、記憶思い出したくらいでなんでそうなるんだ。
 あと一人称文体だからって、改行大杉。二文字で改行とかどうよ。



2010年01月07日

剛しいら『華の涙』

 関東大震災で家も家族も失って、親戚を名乗る男にだまされて材木商の家に売られてしまう受け。そこの家の男衆にやられそうになったところを材木商の長男が助けてくれて、重労働は無理だろうと病気の次男のお世話係にしてくれる。次男は身体がままならずわがまま放題なのだが、家族や使用人からも無視されたり嫌われたりで気の毒で、優しい長男のこともあってがんばって仕える。そんな折長男に縁談がもちあがり、兄に執着している次男は縁談を壊すために、自分のかわりに受けに兄をたぶらかさせようとするのだが云々。

 長男はわりとあまり特徴のない優しいまともなお兄さんで普通すぎる。ごうつくばり父やわがまま次男ばかりの家の中で、一人だけまともな人、という役割なんだけれど、でも受けが叔父にいたぶられているのを見て感情を処理しきれなくて受けにつらくあたるとか、わりとヘタレだった。このあたりの長男の心情がちょっとわかりづらかったので、これは後の方まで読んでの把握なんだけれどね。まあとりあえず、攻めとして弱いというかあんまし魅力はない感じ。
 受けも、なぜ長男がそんなにすきなのか…けど普通ではない状況だったし、最初は心のささえとして一種の執着をしてたような感じなのかな。

 そんなかんじでこの作家はときどきつじつまや根拠がわからん展開とか結構入るんだが、でもむしろなんか人間の理不尽さを感じさせもしてくれる、気もする。こういう攻めのダメなところとか、受けのあまり根拠のない恋情とか、なんか生々しい気がした。でもこういう理不尽な描写って、単純にこの作家が作品を量産してるがゆえのあらさなのかなあという気もするし、一歩ずれたらあたしのすごくニガテな作風になってただろうなあとも思う。その理不尽さを補えるくらい好みの話が結構あるので、自分で勝手にいろいろ補って読んでる気もするから。

 それはさておき、次男が…。ずっと兄ラブで、最後に受けになって兄に愛されたかったとか言うのだが、受けの身体を兄に抱かれるために準備したりなんだりという微妙な関係で、なんかそっちの方が気になるよ。病がうつるかもしれないとか思われて、誰も触れたがらない自分にたいして平気で水を口移ししたりしてくれる受けのことだって、勿論好きだったはずというか好きだったわけで。最後の最後には、兄になって受けを愛したかった、とかも言ってるのがせつない…。長男が言うように、長男も受けも好きだったのだろう。
 受けの次男への献身は、長男への気持ちとか、長男が看破したように(しかしあの場面は一瞬長男がヘタレ化するのかと焦ったが)自分よりかわいそうな存在につくすことで自分の辛さをごまかしてるところもあったのだろうが、それでも次男への情だってあっただろうし…常に気に掛けてはいたわけだし。
 そんな二人が気になるので、もっと次男と受けも幸せになってほしかったなあ…。せめて、互いに向かって気持ち(恋ではないにしても)を言語化できてたらよかったのにね。互いに相手には何も伝えないままだもんね。

 全般的にはそこそこ面白かったように思います。
 御園えりいの絵はあまり好きではなかったのだが、なんか最近綺麗になってきた気がする!



2010年01月05日

遠野春日『茅島氏の優雅な生活』2、3

 茅島氏がお嬢さんとくっつけられそうになる話は、茅島氏シリーズらしい気がしたし面白かった。こういう、なんかかんかいろいろあってみんなが茅島氏に翻弄されて、最後に庭師が出てくる、というパターンが多い気がするし、そういう語り方はこのシリーズっぽい気がするし好き。

 英国旅行の話は、たぶん二巻の目玉なのだけれど、あたしのニガテなタイプの話だったので残念だった。
 やっぱりゲストキャラ話というか、第三者が性的ないしは恋愛的な意味で二人に関わってきて、しかもその第三者がクローズアップされるという話があんましすきではないみたい。
 これも、庭師の元カレに茅島氏が嫉妬するあたりがしんどいし、説明もせずにひきあわせる庭師もどうよ…と思ってしまう。庭師は昔は結構遊んでたらしいし、元彼とのこういう関係も、軽い付き合いのなごりで軽く考えてるような印象がある、と思う。でも茅島氏のことは別格でもっともっと丁寧に考えてあげてほしいよ~(や、充分考えてはいるのだろうけれど、けれど庭師基準そのものがやっぱりちょっとゆるいのかなと思う。
 そんなわけで、大変な目にあってるらしい元知り合いの受けのために庭師ががんばる話は、更にいまいちだった…(涙

 書き下ろしは、なんだか妙に違和感があった。最近の遠野春日は、やっぱりいろいろ変わったってことなのかなあと思った。
 庭師の表紙がイイ!庭師はまさにこんなイメージだよなあ。

 庭師帰省話は、いきなり空港に居る茅島氏に、なんか人ごとというか、物語ながらハラハラした(笑。

 金持ち社長が出てくる話は、ゲストキャラだけどよかった。社長がきっちりアテウマになっちゃってるからかな。夏にしたみたいな(上記)わがままなら許せるけど、とかいっている庭師がいい。
 一方、第三者キャラがクローズアップされてるおともだちはやっぱりちょっと好きになれなかった。茅島氏サイドの浮気(浮気ではないのだけれど)もダメということは、あたしはやっぱり茅島氏と庭師の二人きりの世界が好きなんだろうなあ。

 そんなわけで、二人きり度のとっても高いクリスマス話が最高によかった!庭師のボケっぷりもカワイイィ。

 書き下ろしはいまいちだった…無憂館が苦手なのもあるかも。無憂館の個々のキャラはすきなんだけど、グループになるとなんというか押しつけがましい感じがしてしまう、なぜか。

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もくじ

C・S・パキャット『叛獄の王子』1~4
名倉和希『初恋王子の甘くない新婚生活』
渡海奈穂『御曹司は獣の王子に溺れる』
夜光花『忘れないでいてくれ』
渡海奈穂『完璧な恋の話』
沙野風結子『疵物の戀』
千地イチ『君だけが僕の奇跡』
渡海奈穂『ご主人様とは呼びたくない』
渡海奈穂『マイ・フェア・ダンディ』
渡海奈穂『甘えたがりで意地っ張り』
渡海奈穂『ロマンチストなろくでなし』
水壬楓子『氷刃の雫』
夜光花『ラブシッター』
間之あまの『嘘つき溺愛ダーリン』
夜光花『花嵐の血族』
かわい有美子『月一滴』
いとう由貴『まだ、恋とは言わない ただ一度の恋のために』
かわい有美子『透過性恋愛装置』
杉原理生『光さす道の途中で』
雪代鞠絵『全寮制櫻林館学院 ~ゴシック~』
月村奎『眠り王子にキスを』
月村奎『それは運命の恋だから』
高岡ミズミ『ナイトローズ ~囚われの寵花~』
餡玉『怖がりヤクザに懐かれまして。』
神香うらら『傲慢紳士と溺愛クルーズ』
栗城偲『玉の輿ご用意しました』
伊勢原ささら『嫌われ魔物の大好きなひと』
真宮藍璃『純情淫魔と絶倫社長』
海野幸『良き隣人のための怪異指南』
相内八重『転生したらスパダリ王と溺愛生活が待っていた件』
夜光花『烈火の血族』
小中大豆『ラプンツェルの通い妻』
伊勢原ささら『孤独な天使が舞い降りる』
小中大豆『腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか』
滝沢晴『初めまして、君の運命の番です』
はなのみやこ『恋と謎解きはオペラの調べにのせて』
真式マキ『恋罠ロックオン』
高遠琉加『天使と悪魔の一週間』
谷崎泉『リセット 上』
海野幸『ifの世界で恋がはじまる』
越水イチ『ニャンダフルライフ』
小中大豆『甘えたがりなネコなのに。』
凪良ゆう『美しい彼』『憎らしい彼』『悩ましい彼』
名倉和希『手をつないでキスをして』
名倉和希『恋の魔法をかけましょう』
義月粧子『報われない恋の代償』
華藤えれな『眠れる森』
渡海奈穂『カクゴはいいか』
英田サキ『STAY』『AWAY』
かわい有美子『閃光と共に跳べ』
かわい有美子『饒舌に夜を騙れ』
神香うらら『カウボーイは清楚な花を愛す』
神香うらら『恋の吊り橋効果、試しませんか?』
釘宮つかさ『王子は無垢な神官をこよなく愛す』
橘かおる『咎人は罪に濡れて』
真宮藍璃『四獣王の花嫁』
いおかいつき『利息は甘いくちづけで』
間之あまの『恋とうさぎ』
たけうちりうと『海とボディガード』
沙野風結子『閨盗賊』
野原滋『年上の男性』
野原滋『買われた男』
野原滋『空の蒼』
秀香穂里『束縛志願』
バーバラ片桐『愛炎の檻』
間之あまの『お兄ちゃんのお嫁入り』
秀香穂里『純情アクマとひつじくん』
朝香りく『うちの殺し屋さんが可愛すぎる』
夕映月子『バズる男と営業の彼』
菅野彰『色悪作家と校正者の不貞』
義月粧子『秋田課長の憂鬱 ―御曹司に翻弄されて』
バーバラ片桐『無敵のまなざし』
野原滋『天色の瞳は千年の恋を抱く』
朝香りく『純愛エクスタシー』
朝香りく『ロマンチストは止まれない!』
野原滋『気高き愚王と野卑なる賢王』
夜行花『狐の告白 狸の添い寝 -眷愛隷属-』
夜光花『きつねに嫁入り -眷愛隷属-』
夜光花『眷愛隷属 -白狐と貉-』
月東湊『鳳凰様の約束の花嫁』
野原滋『愛されたがりの嘘つき』
野原滋『いじわる狐とハートの猫又』
月村奎『片思いアライアンス』
間之あまの『公爵は愛妻を攫う』
野原滋『犬、拾うオレ、噛まれる』
灯伽『満ちてゆく月』
あいだ『やさしくしないでくれた』
たけうちりうと『琥珀とボディガード』
たけうちりうと『星とボディガード』
たけうちりうと『薔薇とボディガード』
宮緒葵『奈落の底で待っていて』
鈴木あみ『恋と戦争~前火に堕ちる騎士~』『恋と戦争~後宮にひらく薔薇~』
金坂理衣子『宝石紳士と甘い初恋始めました』
高岡ミズミ『祟り神様の愛し子』
丸木文華『言いなり』
楠田雅紀『あの日、あの場所、あの時間へ!』
バーバラ片桐『家に帰って一人で泣くわね』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ6  So This is Christmas』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ5 冥き流れ』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ4 海賊王の死』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ3 悪魔の聖餐』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ2 死者の囁き』
ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ1 天使の影』
J・L・ラングレー『恋する狼』
J・L・ラングレー『狼の見る夢は』
秀香穂里『黒い愛情』
J・L・ラングレー『狼の遠き目覚め』
バーバラ片桐『摩天楼の鳥籠』
鈴木あみ『Heimat Rose』1~4
J・L・ラングレー『狼を狩る法則』
沙野風結子『帝は獣王に降嫁する』
私屋カヲル『鳶に蝙蝠』
いおかいつき『飴と鞭も恋のうち』
沙野風結子『処女執事 ~The virgin-butler~』
小中大豆『盗賊王の溺愛花嫁』
剛しいら『黒衣の公爵』
剛しいら『牡丹を抱いて』
剛しいら『大いなる遺産』
木原音瀬『鈍色の華』
高尾理一『鬼の王と契れ』『鬼の王を呼べ』『鬼の王に誓え』
高尾理一『意地悪なカウボーイ』
剛しいら『ライオンを抱いて』
木原音瀬『熱砂と月のマジュヌーン』
綺月陣『スレイブ・ゲーム』
名倉和希『アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋』
いつき朔夜『初恋ドレッサージュ』
渡海奈穂『兄弟とは名ばかりの』
『小説Chara』1月号
凪良ゆう『真夜中クロニクル』
剛しいら『ブロンズ像の恋人』
丸木文華『罪の蜜』
森本あき『黒い天使の甘い契約』
栗城偲『冗談やめて、笑えない』
遠野春日『夜の砂漠に護られて』
亜樹良のりかず『はちみつdarling』
本宮榎南『狸といっしょ』
剛しいら『月の秘密』
あすか『血の桎梏〜邂逅〜』
バーバラ片桐『夜に堕ちる執事の純情』『極道の花嫁』『魔窟のプリンス 』『惚れてもいないくせに』
遠野春日『摩天楼で愛を囁いて』
砂床あい『被虐の檻』
五百香ノエル『こういうときにそうくるか』
あすか『砂漠の愛奴隷』
雪代鞠絵『有栖川家の花嫁』
斑鳩サハラ『恋の粗挽きネル・ドリップ』
バーバラ片桐『復活の秘策と陥没の秘策』
鳩村衣杏『やんごとなき執事の条件』
五百香ノエル『ちるはな、さくはな』
剛しいら『猫を愛でる犬』
高尾理一『お侍、拾いました。』
夜光花『偏愛メランコリック』
水無月さらら『美少年は32歳!? 』
いとう由貴『危うい秘め事』
夜光花『ミステリー作家串田寥生の考察』
大鳥香弥『にせ王子ピナ』
名倉和希『おしおきは愛をこめて』
樋口美沙緒『他人じゃないけれど』
杉原理生『薔薇と接吻』
森本あき『悪魔な恋人』
名倉和希『殉愛のしずく』
松雪奈々『なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど』
よみさし。
剛しいら『禁縛』
よみさし。
五百香ノエル『骸谷温泉殺人事件―MYSTERIOUS DAM!1』
綺月陣『龍と竜~銀の鱗』
高尾理一『下僕の恋』
石原ひな子『パパは王子様』
バーバラ片桐『飛鳥沢総帥のタブー』
剛しいら『天使は罪とたわむれる』
名倉和希『耳たぶに愛』
★2010・BL小説ベスト10
五月緑子『少年王は砂漠の花を略奪する』
沙野風結子『くるおしく君を想う』
いとう由貴『灼熱の牢獄』
五百香ノエル『マイ・ディア・プリンス』
剛しいら『愛玩人形』
水無月さらら『新進脚本家は失踪中』
樹生かなめ『悪魔との契約』
よみさし。
沙野風結子『獣の妻乞い』
清白ミユキ『ボディガードは恋に溺れる』
かわい有美子『天国より野蛮』
夜光花『薔薇の刻印』
夜光花『束縛の呪文』
高遠琉加『夢の庭』
眉山さくら『官能と快楽の砂漠(ハーレム)』
和泉桂『バロックの裔―無垢なまなざし』
丸木文華『あんたとお前と俺。』
高尾理一『野蛮人の求愛』
秋月こお『スサの神謡』
バーバラ片桐『ペット愛玩業』
剛しいら『その刑事、天使につき』
砂原糖子『天の邪鬼の純情』
ごとうしのぶ『リスク』
いとう由貴『秘めやかな恋の旋律』
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』その3
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』その2
五百香ノエル『運命はすべて、なるようになる』上、下
あすか『極上のエゴイスト』
久我有加『いつかお姫様が』
樋口美沙緒『八月七日を探して』
遠野春日『欲情の極華』
清白ミユキ『傲慢だけど可愛いあなた』
読みさし。
黒崎あつし『お嫁さんになりたい』
砂原糖子『斜向かいのヘブン』
バーバラ片桐『ストーカーはじめました。』
砂床あい『一途な夜』
栗城偲『恋をするには遠すぎて』
凪良ゆう『散る散る、満ちる』
清白ミユキ『幸せのデセール』
橘かおる『傲慢な支配者の花嫁』
橘かおる『蒼炎―secret order』
あすか『桃色砂漠』
凪良ゆう『落花流水』
夜光花『蒼穹の剣士と漆黒の騎士』
樋口美沙緒『愛の巣へ落ちろ!』
剛しいら『匣男』
沙野風結子『つる草の封淫』
よみさし。
夜光花『二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊2』
凪良ゆう『全ての恋は病から』
和泉桂『宵星の憂い 桃華異聞』
四ノ宮慶『玩具の恋』
いとう由貴『誓いが永遠にかわる海』
高遠琉加『甘い運命』
高岡ミズミ『人類学者は骨で愛を語る』
五月緑子『ひーいずまいですてぃにー』
いとう由貴『囚われの花嫁』
いとう由貴『愛よ、灰にかえれ』
高尾理一『恋するバンビーノ』
橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』
朱西美佐『暁の落花』
絢谷りつこ『宵山に啼く恋し鳥』
いとう由貴『そして、裏切りの夜が始まる』
ひちわゆか『チョコレートのように』
水島忍『憑いてる純愛』
高月まつり『モンスターズ・ラブスクール』
西江彩夏『純情な人のように、さよなら』
ひちわゆか『12時の鐘が鳴る前に』
洸『恋―La saison d’amour』
仔犬養ジン『愛の報復』
あすか『ラブちぇん』
榊花月『地味カレ』
いとう由貴『愛の言葉を囁いて』
剛しいら『盗っ人と恋の花道』
火崎勇『そのキスの裏のウラ』
剛しいら『華の涙』
遠野春日『茅島氏の優雅な生活』2、3
遠野春日『茅島氏の優雅な生活』1
夜光花『堕ちる花』
★2009・BL小説ベスト10
高遠琉加『成澤准教授の最後の恋』
須藤安寿『永遠に咲く花のように』
砂床あい『銀盤のシャノワール』
読みさし。
遠野春日『美貌の誘惑』
ごとうしのぶ『誰かが彼に恋してる』
木原音瀬『夜をわたる月の船』
水瀬結月『あなたに真心にゃん急便』
剛しいら『優しい罠』
藍生有『双つ龍は艶華を抱く』
夜光花『忘れないでいてくれ』
海野幸『愛のカレー』
いつき朔夜『初心者マークの恋だから』
愁堂れな『嘆きのヴァンパイア―愛しき夜の唇』
高尾理一『天狗の嫁取り』
中原一也『ワケアリ』
水原とほる『午前一時の純真』
いとう由貴『復讐はため息の調べ』
英田サキ『この愛で縛りたい』
鳩村衣杏『傍若無人なラブリー』
墨蜘ルル『華と蝙蝠』
水原とほる『愛の奴隷』
六青みつみ『寄せては返す波のように』
市村奈央『恋愛たまご―神崎史朗(25)の場合』
水原とほる『氷面鏡』
水無月さらら『主治医の采配』
榛名悠『貴方が咲かせた恋の薔薇』
雪代鞠絵『可愛い下僕の育て方』
砂原糖子『ラブストーリーで会いましょう』上・下
いつき朔夜『征服者は貴公子に跪く』
雪代鞠絵『honey』
鳩村衣杏『好きだなんて聞いてない』
高尾理一『愛咬の掟』
凪良ゆう『初恋姫』
小川いら『ドクターの恋』
山田芽依『桃源上海―アイノアカツキ』
砂原糖子『15センチメートル未満の恋』
森住凪『異国の館に恋の降る』
神香うらら『桃色☆王子―胸の秘密はミルキーピンク』
神江真凪『MOON DIVE』
西江彩夏『ナルシストの憂鬱』
高尾理一『二十六年目の恋人』
いとう由貴『天使と野獣』
桂生青依『恋々と情熱のフーガ』
水瀬結月『恋花火』
楠田雅紀『アゲハ蝶に騙されて』
有栖川ケイ『コーザ・ノストラに愛を誓う』
月宮零時『眼鏡屋と探偵』
木原音瀬『眠る兎』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』4
高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』その2
高遠琉加『唇にキス 舌の上に愛』
橘かおる『玉帝の箱庭―紅蓮の朱雀』
いとう由貴『哀しみは雪のように』
夜光花『凍る月 ~灰色の衝動~』
名倉和希『恋愛記憶証明』
樋口美沙緒『愚か者の最後の恋人』
いとう由貴『恋の誘惑、愛の蜜』
須和雪里『サミア』
よみさし。
砂原糖子『恋のはなし』
★2008・BL小説ベスト10
斑鳩サハラ『Pretty Baby 3』
榎田尤利『秘書とシュレディンガーの猫』
和泉桂『貴公子の求婚』
綺月陣『この世の楽園』
高遠琉加『王子様には秘密がある』
剛しいら『レッスンマイラブ』『レッスンディープラブ』
水島忍『傲岸不遜なプロポーズ』
高尾理一『溺れる獣』
夜光花『不浄の回廊』
高遠琉加『美女と野獣と紳士』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』3
ごとうしのぶ『誘惑』
いおかいつき『秘密の鍵開けます』
砂原糖子『ミスター・ロマンチストの恋』
夜光花『それが愛なのさ』
木原音瀬『NOW HERE』
斑鳩サハラ『Pretty Baby 2』
池戸裕子『砂漠の王は愛を夢見る』
いおかいつき『運命の鍵開けます』
斑鳩サハラ『Pretty Baby』
魚谷しおり『華族花嫁』
松前侑里『パラダイスより不思議』
夜光花『リアルライフゲーム』
かみそう都芭『薔薇のベッドでため息を』
加納邑『東京魔人倶楽部』
池戸裕子『年下の男』
斑鳩サハラ『官能のブルー・マンデー』『誘惑のブラック・ベルベット』
榎田尤利『獅子は獲物に手懐けられる』
読みさし。
烏科ひゆ『独裁者の接吻』
菅野彰『高校教師、なんですが。』
高尾理一『落花の褥』
木原音瀬『愛すること』
松岡なつき『FLESH&BLOOD』6、7
松岡なつき『FLESH & BLOOD』3~5
松岡なつき『FLESH&BLOOD』1、2
ひちわゆか『今宵、雲の上のキッチンで』
鳩村衣杏『不運な不破氏の愛人契約』
遠野春日『LOVEラブ』
樹生かなめ『黄昏に花』『黄昏に花が舞う』
木原音瀬『さようなら、と君は手を振った』
海野幸『八王子姫』
榎田尤利『理髪師の些か変わったお気に入り』
夜光花『深紅の背徳』
神江真凪『First Love』
榊花月『秘書が花嫁』
水原とほる『悲しみの涙はいらない』
榎田尤利『ビューティフル・プア』
高遠琉加『ホテル・ラヴィアンローズ』
ごとうしのぶ『プロローグ』
松岡なつき『SWEET SAVAGE―やさしく殺して』
火崎勇『Doubt』
遠野春日『無器用なのは愛のせい』
二条暁巳『砂漠の花嫁は跳ね馬に乗って』
榎田尤利『犬ほど素敵な商売はない』
秀香穂里『3シェイク』
樹生かなめ『極楽浄土はどこにある』
高尾理一『ワイルド・ワイルド・ウエスト』
坂井朱生『リリカルな秘密のかたまり』
砂原糖子『言ノ葉ノ花』
榎田尤利『誓いは小さく囁くように』
橘紅緒『私立櫻丘学園高等寮』
火崎勇『恋の眠る夜』
橘かおる『玉帝の箱庭―鳳麗国の双子皇子』
愁堂れな『俺の胸で泣け』
水原とほる『青の疑惑』
いつき朔夜『ウミノツキ』
秋月こお『幸村殿、艶にて候2』
五百香ノエル『ありす白書』
高遠琉加『愛と混乱のレストラン』
水無月さらら『ゲット・ア・フォーチュン』
鈴鹿ふみ『アクトーレス失墜―ヴィラ・カプリ』
樹生かなめ『ありのままの君が好き』
烏城あきら『檻-おり-』
葉月宮子『美しき野獣』
藤森ちひろ『犬より愛して』
水原とほる『影鷹の創痕』
秋月こお『幸村殿、艶にて候』
海野幸『愛の言葉は花言葉』
剛しいら『欲望の狼』
秀香穂里『小説家は我が儘につき』
鳩村衣杏『彼の背に甘い爪痕を残し』
しみず水都『危ないカラダになっていく』
読みさし本。
木原音瀬『美しいこと』再
日生水貴『綺麗な彼は意地悪で』
木原音瀬『美しいこと(下)』
遠野春日『砂楼の花嫁』
山田たまき『ゴールデン・アワーズ・ショウ』
高岡ミズミ『君に捧げる求愛』
桜木知沙子『ふたりベッド』
榎田尤利『吸血鬼には向いてる職業』
英田サキ『愛してると言う気はない』
矢城米花『妖樹の供物』
樹生かなめ『猫から始まる恋もある』
ごとうしのぶ・おおや和美『15th Premium Album―タクミくんシリーズイラスト&ファンブック』
しみず水都『セクレタリーはセクシーで』
高遠琉加『溺れる戀』
ごとうしのぶ『恋のカケラ』
★2007・BL小説ベスト10
高尾理一『百年の恋』
いつき朔夜『コンティニュー?』
篁釉以子『だまされて楽園』
高尾理一『傲慢君主の専属契約』
榎田尤利『アパルトマンの王子』
桑原伶依『人気俳優は愛犬家』
夜光花『凍る月 紅の契り』
剛しいら『シンデレラを嗤え』
しみず水都『そんな上司に嵌められて』
木原音瀬『美しいこと(上)』
しみず水都『夜伽家来販売員の性活』
遠野春日『背徳は蜜のように』
放り投げ本。
剛しいら『新宿探偵』その2
剛しいら『新宿探偵』
小林典雅『老舗旅館に嫁に来い!』
水無月さらら『永遠の7days』
水無月さらら『恋愛小説家になれない』
英田サキ『さよならを言う気はない』
松岡なつき『アンダルスの獅子』
水無月さらら『オレたち以外は入室不可! 』
火崎勇『臆病な恋人』
南野十好『隣り合わせの純情』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち2』
夜光花『おきざりの天使』
名倉和希『期間限定の恋人』
秋月こお『逡巡という名のカノン』
甫刈はるひ『鎌倉茶寮恋物語』
崎谷はるひ『SUGGESTION』
高岡ミズミ『恋は君に盗まれて』
いつき朔夜『八月の略奪者(ラプトル)』
いつき朔夜『G1トライアングル』
剛しいら『永遠少年』
和泉桂『姫君の輿入れ』
夜光花『夜を閉じ込めた館』
いつき朔夜『午前五時のシンデレラ』
剛しいら「顔のない男」シリーズ
愁堂れな『帝王の犬―いたいけな隷属者』
こたにみや『侵入者は愛をささやく』
魚谷しおり『傲慢な恋人』
剛しいら『蜜と罪』
榊花月『冷ややかな熱情』
秀香穂里『夜情にゆだねて』
秀香穂里『俺を飼ってくれ』
杏野朝水『甘える予感』
剛しいら『仇なれども』
水無月さらら『社長椅子におかけなさい』
秀香穂里『ノンフィクションで感じたい』
池戸裕子『ご主人様の秘密の恋人』
秀香穂里『誓約のうつり香』
高岡ミズミ『天使の爪痕』
桜井真紀『平和のススメ。』
椎崎夕『あなたの声を聴きたい』
甫刈はるひ『不機嫌なピアニスト』
甫刈はるひ『翻訳家は嘘をつく』
牧山とも『愛でるなら籠の鳥』
英田サキ『NGだらけの恋なんて』
水無月さらら『オトコにつまずくお年頃』
火崎勇『彼につく嘘』
榎田尤利『神さまに言っとけ』
英田サキ『今宵、天使と杯を』
水島忍『生贄ゲーム』
遠野春日『瞳は口ほどにものをいう』
鳩村衣杏『駄犬は愛を求める』
水碕夢見『真夜中の吸血鬼』
いとう由貴『裏切りに愛の雫を』
榎田尤利『執事の特権』
鳩村衣杏『秘書の嗜み』
鳩村衣杏『絶対に負けない恋愛』
鳩村衣杏『松風の虜』
弓月あや『天使の贖罪』
椎崎夕『親友と恋人と』
椎崎夕『弟の親友』
鳩村衣杏『エレベーターで君のとこまで。』
鳩村衣杏『王様は美男がお好き』
真船るのあ『御曹司は恋に啼く』
綺月陣『龍と竜』『龍と竜~白露』
橘かおる『舞踏会の夜に華は綻ぶ』
★2007上半期・BL小説ベスト10
椎崎夕『きみの背中を見ている』
夜光花『不確かな抱擁』
木原音瀬『牛泥棒』
榊花月『カミングホーム』
夜光花『水曜日の悪夢』
いとう由貴「たとえ~シリーズ」
榎田尤利『ひとりごとの恋』
剛しいら『愛を売る男』
木原音瀬『こどもの瞳』
剛しいら『愛を食べても』
仔犬養ジン『裏切りの夜』
英田サキ『いつわりの薔薇に抱かれ』
夜光花『凍る月 漆黒の情人』
篠伊達玲『ゆびさきの誘惑』
雪代鞠絵『ビューティフル・サンデー』
榎田尤利『華の闇』
剛しいら『紅茶は媚薬』
沙野風結子『蜘蛛の褥』
九葉暦『balance due ~薄幸体質の男~』
高月まつり『こんなハズじゃなかったのにさ』
高岡ミズミ『VIP』
烏科ひゆ『不機嫌な青い薔薇』
榎田尤利『無作法な紳士』
木原音瀬『秘密』
榎田尤利『寡黙な華』
榊花月『恋人になる百の方法』
坂井朱生『思いちがいも恋のうち』
夜光花『ずっと君が好きだった。』
高岡ミズミ『愛を知らないろくでなし』
遠野春日『高慢な野獣は花を愛す』
榎田尤利『歯科医の憂鬱』
佐藤ラカン『長靴をはいた黒猫』
夜光花『七日間の囚人』
魚谷しおり『優しい偽者』
嶋田まな海『極上ラブバケーション』
橘かおる『彼は閣下に囚われる』
榎田尤利『Stepbrother』
遠野春日『焦がれる熱情を貴方に』
橘かおる『紳士で野獣』
崎谷はるひ『ANSWER』
愁堂れな『身代わりの愛のとりこ』
英田サキ『バカな犬ほど可愛くて』
六本木曜『スーツの玩具』
橘かおる『砂漠の鷹と暗殺者』
鳩村衣杏『ドアをノックするのは誰?』
いとう由貴『うたかたの月』
橘かおる『その唇に誓いの言葉を』
高尾理一『危険な指先、甘い誘惑』
高尾理一『熱砂の夜にくちづけを』
榎田尤利『ごめんなさいと言ってみろ』
橘かおる『皇帝は彼を寵愛する』
榎田尤利『交渉人は黙らない』
木原音瀬『WELL』
木原音瀬『Don’tWorry Mama』
高岡ミズミ『あなたと恋におちたい』
高遠琉加『世界の果てで待っていて~天使の傷痕~』
高遠琉加『犬と小説家と妄想癖』
榎田尤利『ギャルソンの躾け方』
橘かおる『大公は彼を奪う』
愁堂れな『淫靡な関係』
高岡ミズミ『我儘なリアリスト』
榎田尤利『ソリッド・ラヴ』
甲山蓮子『極妻のススメ』
高岡ミズミ『永遠の愛を、我が花嫁に』
崎谷はるひ『くちびるから愛をきざもう』
遠野春日『貴族は華に秘恋を捧ぐ』
甲山蓮子『狂狼の熱き牙』
吉原理恵子『トライアングル・ラブ・バトル』
四谷シモーヌ『倫敦夜想曲』
高尾理一『一緒に暮らそうよ』
高尾理一『束縛は罪深い優しさで』
池戸裕子『楽園の獅子王』
榎田尤利『愛なら売るほど』
木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』
高尾理一『奪いたい、守りたい』
小塚佳哉その他。
高尾理一『あんまり好きにさせないで』
高尾理一『ソウル・ドライブ』
神江真凪『青空の下で抱きしめたい』
秋月こお『嵐の予感』
いとう由貴『禁断の罪の果実』
高尾理一『ブレイクアウト』『ミッシング・ユー』
高尾理一『ご褒美はレースのあとで』
高尾理一『キスで目覚めたい』
ごとうしのぶ『薔薇の下で』
真崎ひかる『二匹のケモノと檻の中』
高尾理一『恋は追憶に揺れて』
高尾理一『龍と仔猫』
眉山さくら『ハートビートな嵐の夜』
遠野春日『キケンな遊戯』
高尾理一『紳士の甘い誘惑』
高尾理一『夜に濡れる蝶』
遠野春日『純愛ロマンチシスト』
あすま理彩『執事は夜の花嫁』
愁堂れな『伯爵は服従を強いる』
小塚佳哉『週末だけの恋人』
遠野春日『告白は花束に託して』
眉山さくら『佳人は罪に染まる』
遠野春日『愛される貴族の花嫁』
小塚佳哉『熱砂の王』『赤い砂塵の彼方』
眉山さくら『砂漠に堕ちた人魚姫』1、2
高遠春加『告白―scent of declaration』
遠野春日『恋愛は貴族のたしなみ』
眉山さくら『獣は弁護士に殉愛する』
斑鳩サハラ『裏大奥でござる』
小塚佳哉『誓約』
遠野春日『香港貴族に愛されて』
高遠琉加『この胸をどうしよう』
高岡ミズミ『この男からは取り立て禁止!』
遠野春日『ブルームーンで眠らせて』
秋山みち花『運命の砂丘』
藤村裕香『エンジェルガーデンの花嫁』
響かつら『蜃気楼と灼熱の恋』
高岡ミズミ『天使の啼く夜』
眉山さくら『姫君と不夜城の覇王』
夏木ひまわり『皇帝円舞曲』
小塚佳哉『恋におちる、キスの瞬間』
しいな貴生『傲慢すぎて…愛しい男』
鳩村衣杏『愛と仁義に生きるのさ』
高遠琉加『観賞用愛人』
遠野春日『秘めた恋情を貴方に』
秋月こお『中世遊楽団アウラ・ペンナ』
崎谷はるひ『純真にもほどがある!』
高遠琉加『天国が落ちてくる』
崎谷はるひ『恋愛証明書』
柊平ハルモ『焦がれる胸にくちづけて』
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その3)
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その2)
ごとうしのぶ『暁を待つまで』(その1)
崎谷はるひ『カラメル屈折率』
鹿住槇『二度とこの手を離さない』
高遠琉加『好きで好きで好きで』
鹿住槇『天才の烙印』
崎谷はるひ「白鷺シリーズ」
鹿住槇『遺産相続人の受難』
崎谷はるひ『ハチミツ浸透圧』
鹿住槙『欲張りな選択』
鹿住槇『優しい指でふれないで』
鹿住槇『夢中にさせて、させないで。』
秋月こお『人騒がせなロメオ』
崎谷はるひ『目を閉じればいつかの海』
柊平ハルモ『熱情のきずあと』
鹿住槙『お願いクッキー』
鹿住槇『君に抱かれて花になる』
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その2)
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その1)
タクミくんの奇妙な冒険。
with Ajax Amazon
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