![]() | 壊れかけのオモチャ CJ Michalski 竹書房 2005-02 by G-Tools |
何か、あれだ、表紙見た時から思っていたんだけれど、CJさんの絵がうまくなって来た気がする…!ちょっと感慨が…すごいなぁ。いや、前からそんなにすごいヘタな人というわけではなかったけれど(基礎力の面ではね。これだけ長い間変らなかったのに、変われるのはスゴイと思うのだ。
あとがきによるとどの作品もかなり自由に描いた、とのことだけれど、今回はいままでにない系統の顔のキャラが多くて面白かった。天パ黒髪とかね。大人同士とかね(笑。不満だったのはどの作品も展開がいまひとつ物足りないことで、CJさんのベタベタさがいまひとつつきぬけてない感じ。短編ばかりだからかもしれないけど、以前の短編よりも物足りなさが濃い気がするなぁ。特に表題作はもっと読みたい。
![]() | 花色バージンソイル みなみ 遥 ビブロス 2005-03-10 by G-Tools |
もう、なんというかね、この原因不明なのにどうしてこうもヘンな力があるのだろうかという疑問がふつふつと沸き起こるタイトルは、なんなんだ。もっとハッキリいうならば、どこがどういけないとハッキリ言えないのに、なんとなーくいやらしいタイトルだと思う。いやキャラの今の連載よりかはマシだけれど。でもほんと最近、みなみさんはタイトル見るだけでギョっとすることが多いよ。いや最近だけじゃないかもしれないけれど。
でもほんと何がいけないんだろう。「花色」…まぁ華道が出てくるし。「バージンソイル」…処女地?土壌?(笑。うん、組み合わせがいけないんだね。
というわけで、本誌かなにかで題名だけ見た時に既にすごーく脱力していたので買うまいと思っていたのだけれど、出来心で購入。内容に関してはいつもどおりというか。こないだの『最果ての君へ』を読んでから、もっとシリアス方面描いてほしいなぁと思っていたんだけれど、今回はいつも通りのライトであまり理由もなく(とくに攻はそうだよね)ハッピーでアレな話ばかりだった。ライトのりでは南かずか名義の『仔羊捕獲…』とか面白かったなぁと思うんだけど、あれも二巻ものだったし、やはりある程度の長さのお話でないとあんまり過程が見えない感じになってしまうのかもしれないなぁと思った。
![]() | 砂の下の水脈 深井 結己 竹書房 2005-02 by G-Tools |
あとがきにある「今回はハッピーエンドばかりです、当社比だけど」というのがまさにそのまんまな1冊だった。この作者、初めて読んだのが『君が居る場所』だったので、わりと明るい作風を期待して他の作品も読んでみたらすごく欝になったんだよなぁ。でも『俺はあなたの犬だから』とか最高に欝だけれど割と好きだ。
それはさておき、今回も欝~、な作品が多く、かろうじてなんとなくハッピーエンドなので助かった、という感じだった、表題作はちょっとわかりづらかったなぁ。「BITER」という高校生が出てくる話が面白かった。高校生がちょっといままでこの作者になかったタイプのキャラで。
![]() | 彼の庭に咲く花 宮本 佳野 マガジン・マガジン 2005-02-28 by G-Tools |
桜花寮トリロジーのつづきだとキャラ紹介を開くまで気づかなかったよ…。
前作のほうが面白かったかなと思う。表題作がやや暗く、『MOONY』ラストの話と若干かぶるかなという気がする。「FROST」はやや謎解きっぽくてポーの詩をからめるなど、ちょっと今までの宮本佳野とは違う感じがして面白かったけれど、諏訪が当事者でありながら傍観者のままだった気がして若干淋しい。というか、諏訪のもとにかよっていたあのカワイイ子はどうなってしまったんだと…(笑、そのあたり前作との関連がうすくて淋しいんだよね。表題作の終わり方や「FROST」などのちょっとフシギなフンイキは「桜花寮」らしいなぁとも思ったんだけれどね。
どうも最近、宮本佳野って、なんというか桜花寮とかルールズとかなんでも屋ブンとかみたいなシリーズものでないと光らない人なのかなぁと思っていて、というのもビブロスの『PLEASE』がすごくつまらなかったからそう思うようになったんだけど、今回所収の作品は短編もそこそこ面白かった。「ふたりがここにいる理由」など割り合い好き。というか他のコミックスの短編だってふつうに楽しんでたわけだし。というかね、こないだのゴールドの連載(今月で終わりの)もイマイチだったし、要するにビブロスと宮本佳野の相性が悪いってことなんですかね…。
L祭りのことを忘れていましたすみません。L、お疲れ様でした…。
![]() | 影あるところに 西田 東 新書館 2005-02 by G-Tools |
正直最近ちょっと粗製濫造ぎみかなぁと思う。どこがどう、とうまく言えないのだけれど、なんとなく人物描写に奥行きを感じない気がする。折角これだけの描写力のある人なので、じっくり描いて欲しいなぁ。…いやしかし、この絵でここまで人間ドラマを描けるなんて、ほんとに力があるとしか言いようがないよね(だからわたしは漫画というメディアが大好きなのだけれど。いつも絵のことをちゃかして悪いとは思うけれど、でも本当にそう思う。
しかしあとがきはいつも大笑いしてしまう。きっと作者はいい人に違いない。
![]() | ポイズン・チェリー・ドライブ 本仁 戻 芳文社 2005-02-28 by G-Tools |
わけがわからんけれど、こうしてまとめて読んでみると結構面白い。今は青猫よりこっち読みたいなぁ…(いや単純に鶯に妬いてるだけなんだけれどね…。
美形リーマンや運動家の高校生などは一話ですてちゃうには惜しいキャラで、もう出てこないのかと思うとなんだか淋しい。その意味では一話完結がうまいんだかうまくないんだかよくわからない。あと、アラブの石油王?の話はもっと説明がほしかった。ちょっと分かりづらい。それに分量も少なくて物足りない(いやこういう風に思うのも単にわたしの最近の御曹司ブームのせいかもしれないけれど。
しかしあまりに2ちゃんネタというかそれっぽい言葉遣いや用語、話題が多いのが気になる。また数字板の人々が喜ぶのだろうか。それともそろそろその逆になっているのだろうか(見ていないので分からない。
しかしほんと改めてみるとすごい恥ずかしいタイトルだなぁ…。というか芳文社、オビにあんな言葉を書くのはやめてよ…小さい文字でもだ…。
ついでに、犬のほうは最初のほう読み逃してたせいかよくわからなくなってきた…。四月の一巻を楽しみにしようかと思う。絵がちょっとテツリカの頃みたい。あの絵はニガテなのだけれど何がニガテなのかな、と思うに線の本数が多く見えるのがニガテであるような気がしてきた。
![]() | スーパーダブル 1 (1) 星野 リリイ 幻冬舎 2005-02-24 by G-Tools |
最近の星野リリィがしんどかったので不安だったけれど結構面白かった。やや展開がタルく、そしていつものよーにジロウがなんでこんなに親切なのかよく分からないのがちょっとタマにキズだし、やはりいつものよーにダイヤがめそめそで、いつものよーに女性キャラはぽんぽんはじけているけれど。
番外編っぽいアンドロイド開発者とアンドロイドの話は、いつもと違う感じでよかった。アンドロイドの葛藤ぶりと気の強さ(というのとも違うけれど)がよい。
