昨日は友達と会って、ちょっと久々に無茶な呑み方をしてしまた。すごく反省。
![]() | 誰がおまえを好きだと言った 山田 ユギ 竹書房 2005-07-07 by G-Tools |
「かわいい」と口に出す度心が軽くなる気がした
頭痛まで治まってきた気がするんだから現金な話だ
…うあー(一体何の声なんだか。
超よかった。全部が全部よかった。
なんにしろ超よかったよ。
表題作は昌幸さんが最低すぎ!ほんと最低!宗次郎はほんと意地だけでよくわからんキャラなのだがそれでもいい味を出している。いきなりタメ口になるし。「照る日曇る日」「暗いトンネルの向こう」の二連作はやや消化不良。そのあとどうなるの(笑。
「靴下の穴」「苺の染み」の二連作、これが一番好き。最初のは石川の暗さとか、俯いてしまうという設定と靴の相関関係とか、甘すぎない終わり方とかよかった。後のは島田視点の石川が結構さばけていて面白かった。上記の引用もここに。つづきもの二作品で視点人物が違うとことか、石川のどんよりっぷりとか、ちょっと「誰にも愛されない」を思いだすかも。
マヨイガ恒例(のつもり)の新刊BLベスト10です。今期は正直なところちょっと不作だったかな、と思います。その一方、かなり濃いというかマニアックなチョイスになったかなぁという気もしています。
![]() | 「『自殺未遂をした先生の遺書にはこう書いてあったそうです。男には魔が刺す瞬間がある。小倉ユカといると魔が24時間刺し続ける』」 1.浴びる純情/扇 ゆずは …「性別受け」という言葉はやはり揶揄だと思うし、わたしもこれまであまり評価していなかった。わたしの大好きな扇ゆずはがそれを開き直って受け入れた、その過程が次に何を生み出してくれるのだろうとワクワクしてます。ただ…、…魔は刺すんじゃあなくて差すんだ…ッ! |
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「責任はとります。結婚してもいいです」 2.寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ/後藤星×秋月こお …コミカライズの難しさは承知の上で、原作と比較するとやはり急ぎがち、雑になりがちかなという気はしたけれど、十分及第点以上のデキなのではと思う。まぁわたしはこれを読んだ時点ではフジミストではなかったし、年季の入った人からすればまた違う見方になるのかもだけど…でもやはりインパクトがすごかったよ…わたしの安い人生くらいは変わらせる程度にはね(笑。 |
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「さて…そこで悲しいお知らせです…」 3.DOG STYLE (1)/本仁 戻 …本仁戻の自己変革の作業は続くよ。かわりつづけることには勇気がいるのだと思う。そしてわたしはそれについていこうと思ってる。てなわけで、正直なところ多少のひいき目も込みでのこの評価だと思います。色々問題はある、でも好きなんだ! |
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「ダメですやっぱり仕事になりません。出てって下さい!」 4.饒舌な試着室/鳥人 ヒロミ …ちょっとまとまりに欠けるとか、キャラ描写が物足りないとか、不足な面は「鳥人ヒロミにしては」やはり多い気もする。けれどけれど、「美人の淫乱テーラー(38歳受け)」とりあえずもうそれだけで、オールオッケーであろう。何も言うことはなし(笑。 |
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「なぜ俺が好きなんだ」「改まって聞かれると…ひと目見てオイオイって思ったのは確かだな」「説明してるつもりか?」 5.プリンスチャーミング (1)/高井戸 あけみ …前年12月末の刊行ですが前年度のチャートに入れ損なったので。前シリーズBFCとは違い、(性格の)イタい人(倫理観の)ユルい人が多いためか(笑、ファン的には目新しく楽しめる感じ。 まーラストはなんとなく想像はつくのだが…読みを裏切って欲しいな。 |
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「ピアノなんか俺にわかるか!」 6.願い叶えたまえ (1)/西田 東 …いつもよりも倍増しで急激な展開に美しいヤクザで満足。ピアニストのキャラ立てがもうちょっとしっかりしてたら更にいいのだけれど、でもでも今後に期待大。でも今更なんですが、わたしの絶賛を読んで西田東を読まれた方へたいする一切の保証はできませんので、あしからず…すみません。 |
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「この心臓の脈打つ速さが「恋」じゃないっていうなら 本当の「恋」って何だ?」 7.SEX PISTOLS (3)/寿 たらこ …じっくり読むと、やはり荒れているなぁ…という気もする。うーん。期待も込めての評価。ただ、上記ののりりんのモノローグが国政ではない相手にドキドキしながらなされてるというのは、本誌の時点からやっぱスゴイなたらこは、と思っていたことなので。 |
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「どうも 初めまして 私が佐川です(ポッ」 8.待人は遠くにありて/ふさ 十次 …文通やら半農ヤクザやらの小道具や設定がとにかくかわいくて、ほんわかのんびりなロマンスという感じであたたかい気持ちになる。今までのふさ十次作品にいた鬼畜キャラのようなワルモノがいない(とも言い切れないが…)のもよい。 |
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「ああキンレイってあの……あの金髪の変態っぽい人?」 9.SILVER DIAMOND (5)/杉浦 志保 …ヘンタイがどーのとライトなボケに終始した巻なのだけれど、いつものように杉浦志保らしい世界とイカすアウトロー達とステキな救世主がきちんと堪能できる、やはりどこを切っても良質な漫画だなぁ。 |
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「……ほら……醜いし 気持ち悪いだろ……―――だから」「………メシ食いました?」 10.影あるところに/西田 東 …ちょっと展開やキャラ描写が雑かな~という気もしたんだけど、うーん、なんだかんだ言いつつやはり読ませてくれるんだよなぁ…。再読に耐えうるし、それによって物語が深められうる強度を持っているという点はやはり流石西田東と言うしかない。 |
あとがきに書かれているとおり確かに医者率が高い。が、表題作は違うんだな。
表題作はなぜかさほど印象が残っていない。
その弟の朱鷺の話は、そうくると分かっていても朱鷺が事実を知ったことにカタルシスを感じてしまった自分が情けなかった。面白かったけど。病気の妹はどうなるんだ~というのも気になるし、朱鷺と兄の再会話が読みたい。
最後の話がなぁ~。萌えるんだけれど、切ないというか、正直最後のシーンがよくわからない。「最期まで」というセリフは、彼はもう長くはないということ?誤読かなぁ…。
月原繭里も三冊目。
アクというかクセの強い絵は相変わらずだなぁと思いながら見ていたら、古い作品が多いらしい。あとがきのイラストとかはちょっと違う感じ…うーん、でも表紙がちょっとひどいかも…。
内容は可もなく不可もなくという感じの短編集。あんましストーリーのない作品や、ストーリーが深められてない作品が多く、短編集だから仕方がないものの、読み終わった後に何も残らない感じ。うーん。なんでこの作者を作家買いしてたのかだんだんわからなくなってきた。なんでだっけ?(笑
どうでもいいけど、これの巻末にも出ている松文館のフシギなキャンペーンがフシギで仕方がない。現金が当たるだなんて。なんというか、なりふり構わぬと言うか、出版社らしからぬキャンペーンに見えて仕方がない。面白いけど。
うー、ネタバレかもしれません、ご注意ください。
![]() | 願い叶えたまえ 1 (1) 西田 東 芳文社 2005-04-28 by G-Tools |
最近の西田東はやはりちょっと雑になってきていると言うのと、コミックス表紙を見てもピンとこなかったのとで、西田ファンのわたしがめずらしくも刊行後すぐには手に取らなかった一冊。
いやはや、面白かった。早く読めばよかった。なんだろう。フジミマイブーム中だったからいけなかったのかもしれない(いや、全然いけなくないんだけど! つまり、「ピアニストとヤクザ」というアオリで読み始めた第一話に上記のセリフが出てきた辺りが西田東らしくて、あぁいいな!と思ったんだな。それで波に乗っちゃったから。長めの連載だからということもあるのだろう、いつもより少しハードめな展開が多いのも少し新鮮。
ただ、ピアニストのキャラ造詣にかんしては、特に最初のほうはきちんと定まっていなかったのかわかりづらい面が多い。このヤクザのよーな強烈キャラが相手である以上、ごくふつーの人っぽくなってしまうのは仕方ないにしても、もうちょっとかっちりした性格づけがあれば、感情移入しやすくなって、この波乱含みの展開がもっと楽しめただろうなと思う。
あと、ヤクザが美人で大変よろしい。あぁ誰だ、西田東の絵がうまくなったらイヤだなんてほざいていたのは!(わたしだ! ヤクザのゲイ嫌いとその原因については若干ありきたりかなーと思うけど、それをどう超えていくのかで西田東節をきかせてほしいなと思う。
あとがきもいつも通りなオチづけになってて笑った。
![]() | 最後の肖像 本間 アキラ 心交社 2005-06-22 by G-Tools |
本間アキラ三冊目。微妙に定番化してはいるものの、むむ…。
表題作は警備、絵画、結婚などどのモチーフも半端に終わっていて、薄い印象。また、攻めの婚約者である受けの姉の処理がややご都合主義過ぎ(いくらBLにしてもだ。こういうの本間アキラの悪いクセかも。ベタ展開する人ではあると分かってるけど、匙加減の問題だろうか。
FBIの前後編はややテンポが悪く分かりづらい印象。ダメっ子日系捜査官と元キレ者捜査官の今死刑囚というコンビネーションはベタだけどなかなかにおいしい設定ではあるが、事件や捜査の展開がタルい。なので、キャラの魅力も描ききれていない感じ。
三冊読んでみて、やはり平均以上レベルの作画と決してダメダメではない物語というアベレージを保ってくれる作家だとの信頼は持ったものの、どうにも突出したところに欠ける印象。どこかで突き抜けてみてほしいなぁ。
![]() | 五つの箱の物語 今 市子 朝日ソノラマ 2005-04-22 by G-Tools |
「箱」のふたつめ、「君といつまでも休日」が一番好き。もうタイトル見た瞬間にやられてた(こういうインパクトってほんとしあわせだと思う。
人間がちっちゃくなっちゃう話っていうと、のび太の小宇宙戦争とか思い出すというか、人形の家(ノラではない)に住まったり~とかそれだけでわたしはワクワクしちゃうのでいいんだけど、でもわたしみたいな単純な人ばかりじゃあないし、そのあたりの生活描写が結構力量の分かれ目になることも多いかと思う。この作品では、ティッシュの空き箱というみょ~にリアルな展開がお話に合ってたし面白かった。やぶった入り口の横に表札っぽく苗字が書いてあったりするのがよい。
これは終わり方もきれいでさらっとつややかで良かった。上手いんだな。
一方、今さんの短編て、時折急ぎすぎたりはしょりすぎたりするときがあって、なんだかちょっと粗雑だなと思ったり、もっと続き読みたいなとか勿体無いなとか思ったりするんだけど、今回もそういう作品が少しあったかなという気もする。科学部と美術部のとか、ダンボールのとか、図書館のとか今ひとつだった。今市子だけに(あッ…これだけは決して言うまいと思っていたのにッ!不覚ッ!
注意:いろんな意味でかなりエグイ話になりますので、ご注意ください。
![]() | だまって泣いているのです 内田 かおる 竹書房 2005-06-16 by G-Tools |
( ゚д゚)…
(;゚д゚)……
(;゚д゚)……こ、これ何処の漫画だっけ???え、麗人!?
いや…流石に…そろそろしんどくなってきたなぁ…。オヤジ受けは一冊に一話くらいでいいよ…と、そろそろ食傷ですよ。
表題作はなんかもうよくわからん。なんだろうあの突然なビックリ導入は。なんだろうあの乙女オヤジは。内田さんのずっと言っていた「清楚な淫乱」てこーゆうことですかぁ。清楚と聞いて弓道部部長みたいな外見の人を期待していたのに(内田さんは軍人と言っていたけれど…淫乱弓道部長…いい語呂だ…)つーか、あの頃のよーな美々しい短髪野郎どもは、もう拝めないのだろうか…(涙。
あと、めめ屋店長と千昭ちゃんが再び描かれていたのにはたまげた。
とりあえず、総じてビジュアル的には年下攻め達のほうは大体いい感じだけど、オヤジの方はわたし好みなのはカフェのオヤジくらいだった。しかし多分、問題なのはオヤジのビジュアルではなくてだね(いや確かに毛には壮大かつ膨大な問題が残ってる気もするけどそれはさておき)、オヤジが主人公という設定による物語展開のムリなのだよね。それに、乙女チックオヤジとかオヤジの涙とかは、なんか違うんだよー。
問題なのは、『麗人』が内田さんのオヤジ受けというか、なんかちょっと特殊なオヤジ受けを最早コミックス二冊分以上(おそらく)ノーチェックで通してるってことだと思う。
だって、内田さんのオヤジ受けは、ご本人もあとがきで自分の志向について「色んなイミでストライクゾーンを狭くしてる」と仰っているとおり、やっぱりちょっと特殊なのだと思うから。
それでもとにかく、内田さんのオヤジ受けに需要があるのか、内田さん自体についてくる作家ファンが多いのか、よくわからんけどなんらかの理由があるんだろう、とにかく結果としてオヤジ受けつーかなんか特殊なオヤジ受けだけがずっと描かれ続けているという状況になってしまっているのである。
その原因にわたしはちょっと嫌な予感がしてて、もしや業界内に『マトモな』オヤジ受け作品があまりに少ないために、細かい志向の違いも関係なくすべてのオヤジスキーBL読者が内田さんの作品を享受してるんではなかろうか、そのような状況が結果内田さんのオヤジ受けを、なんというか、あえてこういう言葉を使うなら、停滞させているのではなかろうかと思ってしまうのである。うがち過ぎかもしれないけどさ。
もしそうだとしたら、残念なことだ。わがままかもしれないが、わたしは内田さんにはもっといろんなオヤジに挑戦してほしいと思っているのだ(オヤジ攻めとか乙女以外のオヤジ受けとかさ。そして、内田さん以外の作家も、どんどんオヤジを描いて欲しいと思っているのだ。
なんだかこんなに熱く語るほどのことなのかどーかイマイチよく分からないけど、とにかくそういうことで。
![]() | DESIRE-気分次第で攻めていい 虎丸 オークラ出版 2005-06-10 by G-Tools |
「何て事をするんです仲代さん。同じ愛好者として許せない。見損ないましたよ…!」
何て事というか何ていうタイトルなんだか。
同人誌再録ということで、ちょっと全体的に古い。表紙も古いイラストみたいなので、ある意味良心的だなと思った。虎丸のあの色っぽい目の書き方とか妙な間のボケとか奇妙な擬音が少なく淋しい。ただ、こういう本が出たことで、とりあえず、虎丸の本って売れているのだなーということは良く分かった。わたしも好きだけど。
内容については、なんかいろんな意味で痛い話が多く、あまり愛がない感じ。あんまりはまれない。でもこれの間とか後のお話があるのなら読んでみたい。
書き忘れましたが。SMものです。引用のセリフもそういうことです…。
