アカネ
ここ数日呆けています。
書くこともないので、ご紹介がわりにわたしがデザイン画を描いてママンが型紙を切ったテディベア(勿論切ったのも縫ったのも詰めたのも母で、このリボンを結んだのはわたしで、母はこのリボンが気にいっていないらしい)アカネちゃんの写真でも貼ろうと思います。単にうれしがりなだけです。

なかなかよくなってきた気がします。上の写真がボケぎみなのは、エントリーにアルファフィルタをかけているためなのです。
これから市川学生会の会合にいちきます。
ここ数日呆けています。
書くこともないので、ご紹介がわりにわたしがデザイン画を描いてママンが型紙を切ったテディベア(勿論切ったのも縫ったのも詰めたのも母で、このリボンを結んだのはわたしで、母はこのリボンが気にいっていないらしい)アカネちゃんの写真でも貼ろうと思います。単にうれしがりなだけです。
なかなかよくなってきた気がします。上の写真がボケぎみなのは、エントリーにアルファフィルタをかけているためなのです。
これから市川学生会の会合にいちきます。
衝動的に携帯電話を買いました。3ギガピクセルの(と言った時点で、機種バレちゃうようですが…。というのも、いいかげん携帯(今の端末はシンクに落としてからメールを送るたびに初期化されるし、そもそも携帯じゃない)もデジカメ(いまだに持ってない)も必要だろうと思っていたので。まだ設定とかよく分っていないのでもうちょっとくらいきれいに撮れるんではという気もしますが、まずはこんなかんじ。
わーい。ブログで写真日記とか、携帯からの更新などなど、夢が膨らんでます。
私信、ゆずりのオフラインでの友人知人の方々へ。あと三ヶ月くらいは以前の連絡先も併用しております。あとやくもさん色々ありがとうございました。
『カーリー・スー』を見ながら手が勝手に動いていたんだけれどなんだろう?なんだろうね。全然関係ないのね。とりあえず俯瞰と椅子とデッサンくずしで攻めてみたというところ。あの映画スキ。
満月なのだろうか、その月はあたしの目にはほぼ真円に見えた。こんな時間に月が中天に来てるのか。あたしは目を店内に戻した。
「…文章」
女子が口を開いた。かわいい声、フミアキ、たぶんそれが店員の名なのだろう。
「の、ノンノン、どうしたんだよ?」
ノンノンかよ。
「…なんで別れるとかいうのよ」
「ちょ、ちょっと、そ、それどころじゃないだろ今、お前」
やっとのことで対話をはじめた二人によってあたしを除く店内の人間たちはほっと息をついたようだった。皆これがきっかけでこのおかしな状況の一端があきらかになってゆくのだと思ったのだろう。あたしはがっかりしていた。憤慨していた。なんだろうかこの尋常な痴話喧嘩は。呆れたね。もう少し位は非日常的な一幕であってほしかったよ。でも仕方がない、人間の悲喜劇なんぞはなべて恋愛より起こるものなのだと今ではあたしにもよく分っている…
それはさておきそしてあたふたと反応を返すフミアキを尻目に、ノンノンはその場に立ち尽くしたまま一歩も動かずにじっとレジの方向を見つめていた。ノンノンの立っている入り口付近はまだしも月光に照らされてこちら側からでも物の輪郭がわかるくらいの光度はある。でもレジの辺りは少なくとも普通の人間にはものの形を判別できないだろう程度には真っ暗だった。それでもノンノンは凝視をやめない。
あたしは彼女からはフミアキの顔は見えていないのだろうに、と思った。そう思ったのだ。
女子だった。スパイラルの落ちかけだろうふわふわ栗色のロングヘアは背中の半ばに達し白い顔、小さくそれでいて厚みはあるくちびるにグロス、短めの眉はオリーブカラーで入れてオレンジのチークは濃すぎず、要するにかわゆい女の子。マフラーをぐるぐる巻いて、この寒いのにひざ下丈のスカートでそれは小花柄で、要するにフェミニンな女の子。要するに、あたし好みの女の子。いつもだったら専門学校生のフリでもして写真の一枚でも撮らせてもらうところだがこのあたしが色気抜きでつい凝視してしまったくらい明らかに様子がおかしかった。
更にも一つ気になるのは先ほど挙がったレジの奇矯な叫び声でありそちらも仕方なく見てみると、店員のうちの一名はアフロでありもう一人の店員と入り口の女子とをかわるがわるに見ようとしていた。そして見られる側のもう一名のほうは、ファミマのお仕着せを着ていることやあたしの眼が男子の細部の観察を放棄しがちだという事情を割り引いてもどうという特徴もない外見だった。そして、だったのは過去のこと。今は目を飛び出さんばかりにして口を開閉し続けるという見ているものを不安にさせる形態へと化していた。あたしは見苦しさにつと目を逸らした。
残りの人々すなわちあたしを含めた男女取り混ぜ三名は、店員アフロと同様に女の子とレジとを交互に見やりながら止まっていた。膠着していた。能天気な音楽だけが辺りに充満していた。そして電気が消えた。音楽も途切れた。あたし達は無言のまま奪われた視界にも黙って耐えていた。言葉を発することを畏れていた。
日の出と日の入りの時刻くらい少なくともここ一ヶ月先くらいまでならば毎日分単位で記憶しているし、それを活かすための電波時計もどこかに忘れてくることはなくきちんと左手首に巻いている。要するに今回の事件の要因はあたしに内在してたものじゃないってことだ。
寒かった。そしてあたしは寒いのは大の苦手なのだった。
県道沿いのファミマはたまに回り道をしたときに且つ必要があれば立ち寄るくらいで、今日がその回り道をした日なのであって、手袋を持って出なかった後悔に苛まれているあたしにその明かりが天啓のように見えたという理由で気がつけばその入り口に立っていた。意外なことに「いらっしゃいませ、こんばんはー」かろうじてあたしまで聞こえる程度の挨拶がおくられた。深夜のコンビニらしく惣菜がたくさん並んでいる正面奥の棚をちらりと見やってから、体が温まって思考がもう少しくらいまわるようになるまで暖をとろうと入り口脇の雑誌の棚に向かった。
店内にはレジにふたりの店員と、そしてあたしと同じようにあたしよりも以前から雑誌棚の前に陣取っている漫画雑誌を繰る推定学生男子、カゴに文具や菓子や飲料を入れてはふらふら什器の間をさまよう年齢不詳男子、以上の人員配置があった。そろそろ明け方と呼べる時間帯だからこんなものだろう。あたしは読みたくもない『JJ』のページを十数えるごとに繰りながら店内に流れるファミマ専用ラジオをぼんやり聴いていた。鑑賞していた。三度目の曲紹介に入ったところで、入り口のドアが開く音がきこえた。「いらっ…、○、×○△…ッ!?」
レジが発狂したというわけではないだろうと心を決め、イヤな予感をいだきつつ、あたしは入り口の辺りを眺め遣った。
コーヒーは普段あんまり飲みませんし、こだわりもないのですが、以前はホットミルクにインスタントコーヒー直で入れてってのが定番でした。
ここ最近、マグカップに大匙イチかもう少しのハチミツと、インスタントコーヒーを一杯分でお湯にとかして飲んでます。もうコーヒーよりもホットハチミツという香りになります。ハチミツは甘味付けではなくてメインです。これがおいしい。ような気がする。「コーヒー・ルンバ」にいわゆる「しびれるような香りいっぱいの、琥珀色した飲み物」ってこんなのだったらいいのにな、と思うのです。
試験が終わったら採点があるのよね。それにいろんなフォローや打ち合わせ。
忙殺ってこういうことだと思います!
かてて加えてイライラすることがあったので、若干期待をしつつ校舎の7階に行ってみたら、案の定ホールが開いていたので、久々にスタインウェイに触った。8ケタもしたピアノにこのように無防備なのはどうなのだろうといつも思うのだが自由に触れるのはとてもうれしい。
家のピアノもしばしば調律師さんに賞賛されるくらいかなりいい感じの音が出るので、外のピアノでおぉっと思うことは正直あんまりないんだけど、やはり流石にスタインウェイ。カバーかけたまんまという横着をしても一味違うのだ。でも寒さと睡眠不足と練習不足で全然指が動かなかった。余計イライラした。今度はちゃんと楽譜を持っていこう。というか練習していこう。
年度末(まだ年末だけど今年は年度末でもある)っていうのは毎年蝶大忙しなわけで、色々考えつつもあまり感慨に耽る間もなく仕事をこなしていくだけなのだけれど、流石に二年見てきた生徒が居る上最上級生を送るのだと思うとちょびっと胸がゆるがされる、今日は最後の授業の日だった。前進してきたつもりの今年度、少しは何かが届いただろうかと考える。そうなら…いいなぁ。
本気でPTAの苦情(笑)に対応したというわけではなく、ただ描いてしまっただけです。