映画『フィリップ、きみを愛してる!』
そんなわけで蜂郎さんにおさそいいただいて、マリィさんと三人で見にいちきましたv
画像は米版サントラで代打。
実話を元にしたどうやらゲイゲイしい映画で、ユアンマクレガーがかわゆいっぽいなあ…という程度の認識で見に行ったのですが、なんというか、事実は小説よりも奇なり、という言葉を久々に実感しましたよ。ラストがもう、フィクションだろうとBLだろうと(あえてこの2つを分けたい)その発想はなかったわwwという感じだった。たとえフィクションでも発想できないレベルのオチで、でもオチっていうか単にこれ事実だから、ということに更に感服。
大事故で一命を取り留めた隠れゲイのスティーブンは、これからは後悔しないように生きる!とか言い出して、妻娘と別れてかわゆい恋人と面白可笑しく生きるのですが、豪華な生活を維持するためにカード詐欺に手を染めお縄に。しかし刑務所内でかわゆいブロンドのフィリップと出会い、脱獄+弁護士をよそおいフィリップを釈放、こんどこそ二人で面白可笑しく生きようとするのだけれど云々。
スティーブンは髪型が好みではなかったが、ジムキャリーの演技はピッタリでよかった。ジムキャリーが演じたかった役だということにも納得した。スティーブン本人についての情報を知りたて検索してみたのだけれど、でもまだ英語版ウィキしか見ていないのだけれど、どうやら「フーディーニ」とか綽名されてるらしくて、そういう認識がされているんだね。
しかし本人の情報とか見てても、なんか脱獄とか詐欺とかせずには居られないひとなのか?という感じなのだけれど、映画ではそういう言動はフィリップのため、というふうに美化というか虚構化してる印象で、どうもあたしらしくない反応なのだが、まだどちらも存命だろうに…と思ってしまった。なんでだろうね。
ユアン、じゃなかったフィリップはかわいかった(笑。しかしスティーブンの稼ぎでセレブなヒモ生活をしていたのに、後から騙されたとかゆってるのはどうよ、と思った。あれだけ稼いできた時点で、ていうか最初から詐欺で捕まったことがあるって知ってたんだから、気づいておこうよ。とはいえ、元ネタが事実であって、BLというかフィクションじゃないんだから(笑、そういう甘さもしょうがないのかなあ。そして逆に、最後に痩せたねとかゆってスティーブンの頬に触れるのは、これが映画というフィクションだから出来た反応なのかな、と。そして、じゃあ本人の方はどうだったんだろうというかその後どうしたんだろうね…ということも気になる。
しかしなんで名前はフィリップモリスなんだろう。本名なんだろうか。
幼少期の原風景が、のどかな草原での下品な連想というのがアホでよかった。
コメント
こんばんは
私もこれ昨日観てきましたー。
ジムキャリー、初孫ができたとは思えない若々しい腰のふりでしたね(笑
ユアンが演じたフィリップは、隣のセルの男をスティーブンがボコらせたと知ったときの反応で「あー、底が浅いかわいこちゃんなんだな(かわいらしいけど)」と思いました。後からスティーブンに騙されたとかギャーギャー言ってたのもそういうことなんでしょうね。
ユアンの演技はあっぱれでしたが、キャラとして好きなのはスティーブンの元妻かもしれない。
投稿者: きく | 2010年03月30日 22:38
>きくさん
コメントありがとうございますv
あー、それもありましたね~!
>隣のセルの男をスティーブンがボコらせたと知ったときの反応
そういえば、一方スティーブンが同房にうつってきた時の反応あたりは意外で面白かったんですけど、でもその点も含めて、全体的に見ると、正直ちょっとうすいキャラだなあという感じですね。
スティーブンの元妻はよかったですよね、私も好きですv
投稿者: クロエ | 2010年03月31日 17:23