旅旅。
レヴィナスは過去最高に理解不能でさっぱりわからないんですけどどうしましょう。
まず、理解する必要があるのかどうかすらわからない。
そんなわけで、違和感を感じたのは、ごくまっとうな、ある意味きちんとした指揮になってたせいなのかなと思って、やっといろいろ理解しました。とりあえず、あのかわゆさはその指揮者の資質だったってこととか、それが永遠に失われてしまったこととか。気位のたかい黒猫があと足でせのびして、ツンとあごをあげて、細いタクトからうつくしくもかわいらしい曲をつむぐ、そんな楽興のときを記憶のなかに大事にしまい込んでおこうと思います。
がむしゃらじゃないとダメですか?懸命じゃないとダメですか?あたしにはおっとりのほほんとししてるだけだと思えるのに、お高くとまってるとか言われてしまうのは気の毒だ。そんなふうに言うひとたちってそれがステロタイプな評価軸であることくらいは自覚しててほしいと思うけど、あっちのほうが一見正当な価値観に見えてしまうんだろう。その点にかんしてはだいぶ悔しい。
ダスヴィダーニャだ。
そして休む間もなくあっという間にいらっしゃいませ、なんだ。繊細にはなれやしないのかも。
理解不能なのはマヨイガですか。