映画『サヴァイヴィングライフ』
見なければならない映画が重なってて大変です…(汗。
ヤン・シュヴァンクマイエルのサヴァイヴィングライフ、イメージフォーラムで見てきましたv
筋としては、ある男が夢の中の女性に恋し、現実と夢とが混淆していくのだけれど実は、というサスペンスぽいお話だけれど、シュールレアリスム的な映像でよくわからなくもある(笑。
お話自体はすごいベタで、夢は願望の表れという軸を筆頭に、フロイトとユングの諸理論そのまんま…という感じで、正直あんまし新味はなかった。サスペンスのタネも、それらの夢にまつわるよくある装置だなあ、という感じで…。
というわけで映像をメインに楽しむ映画なのかな、とやっぱり思う。写真やCG?を使ったアニメーション的な表現は絵本のようで面白いし、随時挟み込まれる視野の狭い実写部分がより生生しくなってて、ちょっとキモいけど面白かった。
しかし訳が微妙そう。エヴァをイブって訳しちゃったら、名前の変遷が意味なくなっちゃうじゃないか、とか。
それにしても、チェコのアーティストの表現って、どうしてこうもよい意味でキッチュで魅力的なんだろうね!何もかもかわゆらしい…v