サラサーテか。
あんまりすきではない曲も、生でいい演奏を聞くと一気に大好きになったりしてしまうのって、結構あるなあと最近思います。ピロウズのニガテ曲をライブで聴いて大好きになるのとか、ニガテな食べ物も本場でおいしいのを食べて好きになったりとか、そんな感じ?(笑。
すこし前、未来のマエストロに無伴奏ツィゴイネルワイゼンを聴かせてもらってから、ニガテだったこの曲もかなりすきになりました。ツィゴイネルって、やっぱりあんまりぎょうぎょうしくて、あざとくて、ニガテだったんですけど、バイオリン部分だけで聞くと凛としてて(奏者の個性もあったけど)意外な感じでよかったし、あと生だというのもあって、技法とかもわかりやすく理解できて、よさに気づけたような気がします。フリッシュのピチカートがちょうカッコイイこととか。
あんまり関係ないけど内田百間つながりで、鈴木清順のツィゴイネルワイゼンを見ようと思っていたんだったそういえば。
あとラヴェルの序奏とロンドカプリチオーソは、タクミくんの二次で音楽話書くときに聴いたことがあったのですが、また二次でバイオリンのでてくる話を書こうかなと思ってまた聴いてます。これもすき~タクミが弾くにはカッコよすぎでいい(笑、原作者のセンスが。ところでこれ、サラサーテに献呈されてるのね。そういえばツィゴイネルっぽいというかロマっぽいね。
さいきんはあとブルッフのスコットランド幻想曲が気に入って、ずっと聴いてます。これはユーチューブのディスコ機能で適当にハイフェッツから聴いてたら流れてきた曲で、最終楽章がブルッフらしくてスコットランドっぽくてとてもいいのです。…ところでこの曲もサラサーテが初演で被献呈者なのかー、そうかーすごいな!
バイオリン曲のことばかりだけれど、来週はサロネンを聴きに行くのでそっちも楽しみ!