サヨナラサマー。
今年の夏は暑くて曇って雨が降ってばかりで、変な夏だった気がします。クロエの夏はすんごい忙しくて、半分くらいは旅に出てました。
それでまた引っ越しました。また佐藤春夫つながり、かもです(ということはそのうち美しい町にたどりつくのか、いやスペイン犬の家でもいい。またへんな町です。
それでやっといろいろ済んだので、そろそろ仕事しなきゃと思っていたら、あたしの最も敬愛する神サイトさま、というのは比喩でも言い過ぎでもなんでもなく、本当に創作サイトさまとしてはあたしの中で空前にして絶後であろうという大好きなサイトさまが、先日来NOT FOUNDになってしまわれて、しばらく本当に放心していました。
で、これは書こうかどうしようか迷ったのですが、もしかしたら他の誰かにも有用な話かもしれないので、やっぱり記録しておきます(続きを格納。
ああ~仕事がぜんぜんすすんでないよ。
そんなわけですっごくショックで、あのすばらしいテキストの数々が二度と読めないのだということをまじめに考えてしまうと、ちょっとほんとにどうかしてしまいそうだったので、意識的に考えないようにしてたのですが、しかしサルベージはきっと早ければ早いほうがいいのです。善は急げ。
ということで、気を取り直して、サルベージです。
こうした場合、初手としては、勿論まずはwebarchiveをあたるのですが、神サイトはかなり大きなサイトさんだったこともあって、ここでもあんまし回収できてません。それになにより、いちいちダウンロードするのは大変です。
いろいろ検索した結果、英語版サルベージアプリケーションwarrickを入れて、半泣きになりながら足りないPerlモジュールインスコして、DOSプロンプトなんていつ以来だろうと遠い目になりつつ、サイトをサルベージ。しかしこれも基本はwebarchiveやGoogleのキャッシュをひろってくるものなので、やっぱり完全には回収できてません。
全体のサルベージは最早不可能とさとり、ここからはあたしの大好きな・記憶に残っているテキストを手動で地道に回収です。
とりあえず、ブクマしてたページで回収できてないページを、FireFoxのアドオンResurrect Pagesをインスコしつつ手探りで回収です。
あとは手動で、webarchive、Googleのキャッシュ、MSNのキャッシュ、Yahoo!のキャッシュを検索です。
そんなかんじで、最愛のいくつかの神テキストはなんとか復元できて、一安心なのです。もうほとんどストーカーです。プリッグ症のストリップショー、完璧なんでしょう?です。