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[ 雑感/日常 ]

ボストン交響楽団@東京芸術劇場。

 昨夜は芸劇でしたv
 マゼールがドクターストップで急遽デュトワ指揮となり、マゼールも聞いてみたかったなあ…とは思いつつ、今回は主にヤンセンが目当てだったので、楽しみにいちきましたv

 さすがにチケットのキャンセルを受けつけていたためなのか、やや空席もあった。
「はげ山の一夜」は特に冒頭辺りはおや?という感じで、デュトワが急すぎてまとまりきっていないのかな…と感じつつ、でもそれも指揮者交代の前情報があったための先入観による印象かもとも思いつつ。後半は次第にのってきた感じだった。ただ、この曲に限らず、ときどき管ではあれ?というところがあった。

 そしてジャニーヌ・ヤンセンのチャイコン、ヤンセンらしいはげしいアクトは期待どおりだったけれど、思っていたほどには音量がなかったのでちょっと意外だった。女性だものね。ただ、もしかしたらオケというか弦はちょっと編成大きかったのかも?でも6プルトだったと思うし、普通それくらいかもなあ、とも…。
 曲想はなんというか、いままでに聞いたことがない、ヤンセン一色のチャイコンだった^^もう、「あたしのバイオリンを聴け~!」という感じで、暴走機関車みたいというか、オケは伴奏ですとも!という感じというか、面白かったけれどニガテな人もいそうだなと思った。個人的には彼女ならそれもアリかな、という感想。
 一楽章はオケの伴奏っぷりにあっけにとられ、二楽章はこんな元気な二楽章初めて…という感じ、しかし三楽章はヤンセンらしさが活きる楽章でもあり、とてもよい感じでまとまった気がした。
 アンコールはほぼ予想通り、無伴奏パルティータ二番から「サラバンド」。はげしいバッハだった^^
 ヤンセンはリサイタルでも聴いてみたいけど、また他の曲他のオケでのコンチェルトも聞いてみたい。

 メインはチャイ五、これは鉄板で、よかったけど正直特に感想はない。そういえばチャイコフスキーで最終楽章を続けて演奏する曲が続いたなーという気はした。アンコールはブラームスの「ハンガリー舞曲」第一番、これは曲名が思い出せなかった^^;

 そんなわけで、ちょっと痛い出費ではあったけれど、総じて楽しかったのです^^

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