TONO『カルバニア物語』9
うーん。最近のエキューは乱暴すぎて、傍若無人すぎて、ちょっとどうかと思う。ライアンにもらった剣で敵をやっつけたあたりからどうにもやりすぎ感がある。それでもエキューもタニアもこの世界の中で一番つよいんだもの、なんだか釈然としない。コンラッドもライアンももっとがんばってほしい。今回のラストのエキューの侍女の話は面白かった。
うーん。最近のエキューは乱暴すぎて、傍若無人すぎて、ちょっとどうかと思う。ライアンにもらった剣で敵をやっつけたあたりからどうにもやりすぎ感がある。それでもエキューもタニアもこの世界の中で一番つよいんだもの、なんだか釈然としない。コンラッドもライアンももっとがんばってほしい。今回のラストのエキューの侍女の話は面白かった。
ほんとにこの作品はいいんですよ。今年開始の漫画では五指に入る。
ついに異世界編にはいっちゃって正直心配だったんだけど、もうサブタイトルからヤッベ、『おまえ達に意味を与える』、すっごいこの作者らしいというか、もうこれ見た段階で内容がなんとなく分っちゃうんだけど、それでもなお本編を読んでゾクゾクできてしまうのよ。チグサの変化も相変わらず狙いまくりなんだけど狙い撃ちされまくり。彼の感情がゆたかになっていく様子が温かいのだ。ラカンにだけあたたかい、という問題性はまだ残るんだけど(少し成重にも近づきつつあるがそれもラカンのためかもしれない)今のところそれがまぁ面白いってのもあるし、これからどう変わっていくのかまた楽しみでもあるわけで。あと、数字の子ども、いらない子ども達という設定はやっぱうまかったかと。ただ、灯二と辺境警備隊の差異化はどうなるんだろうかとも思う。それと、3巻の感想に書き忘れたけど、常に手を着物の下に隠している皇子のウデが気持ち悪くてよかった。皇子もクセモノだなぁ。ラカンへの反応はこれまたお約束でもあるんだけど、今後が楽しみ。
結構好きなシリーズなんだけど…。なんというか、「ちゃんと面白い」と思うんだけど、あんまり売れてない気がして淋しい。まぁ、あんまりつっこまない、なんというかなんちゃって妖怪退治ものってかんじだし、地味で薦めづらくはあるけれど。でも今回も面白かった。初音が高校を卒業したのにはビックリしたけど。最近のウィングスって展開速いというか、数巻でケリをつけようとしがちだと思う。悪いことではないと思うというか、むしろ今の時代にはたっといことかもしれないけど、でもでも、寂しい。『西洋骨董洋菓子店』や『もっそれ』だってもう少し読みたかった…。
前の巻が出たのがついこの前のような気がするんだけど、もう二ヶ月たったのか。今回はなかなか良かった気がした。あまりに単純すぎて展開が読めてしまった
けど。コロンビーヌら「最古の四人」のあたりの展開が面白かった。この人たち最近あやしかったけど、これからどう出るのだろう。まさか、仲間になってしま
うのだろうか…。でもそれもいいかも。
あとくどいようだけど、いい加減鳴海を再登場させてほしい…。
丁度揃いであったので順番は後先だけれど読んだ。
これに限らないけど、やっぱりテンプル騎士団関連モノはどうにもこうにも面白い。というか聖遺物とかEU拡大とか十字軍とか、もうもう関連項目が目白押しだし、うまく構成されていたと思う。
ただ、ちょっと描線が弱いかな、と感じた。
脳髄ジャングル(小学館文庫) 新井 理恵 |
懐かしくてつい手にとってしまった。
以前読んだときよりはあらが目に付いてしまうけど、まぁ懐かしさの分もふくめて楽しめた。
もう後悔してます。
というわけで、とにかく燃えたい気分だったのです。最近は全然読んでないけどアフタ漫画はやはりいいなぁ。夢使いだけはトラウマっぽくなってしまったけど(だって前作のディスコミが大好きだったんだもの…途中までは…。
なつかしいなぁ、ってちゃんと読むのは初めてだけど。いいところで切れてしまったので下巻も買っておけばよかったなぁと思った。ユーゴって名前はスゴクカッコイイと思う。丁度自分がこの漫画を知った頃(その頃シベリア編だったかな)偶然にもユーゴスラヴィアという国がなくなったので、印象深かった。
とりあえずこれでしばらくは楽しめるだろう。
彼は花園で夢を見る(Wings comics) よしなが ふみ |
表紙はいい。そして、よしながさんのBLではないもの(『西洋骨董洋菓子店』は例外として)の中では面白い方なのではと思う。ラウリーヌの本ネタは『文づかひ』のイイダ姫だろうか。この辺りのエピソードだけは秀逸だった。しかし全体には低調というか、むしろ或る程度のレベルを保った低調さなので手に負えない。どこまで本気で読んでよいのかという意味での萎えがくる。そして本気で読むためには浅すぎる。それでも最初に書いたように、非BLではまだいいほうなのでは(といっても、正直非BLでは『西洋…』と『それを言ったらおしまいよ』の表題作以外のものと『フラワーオブライフ』しか読んでいなくて、それで見切りをつけてしまったのだけれど。
横道にそれる。よしながさんのBLとそうでないものの描き方の違いについてはそのうち考えようと思っているけれど、とにかく印象批評の段階であきらかにオモシロさが違う気がするので、夏目さん、一度BLものも読んでみて下さいよ。無理かな。
いたたたた。
ママの再婚相手にドキドキって、ナチュラルに連れ子は男子だと信じてたよ。表紙もよく見ずにさ(でもオビがあった気もする。わたしの馬鹿。馬鹿。腐女子。
内容的には前3作のほうが面白かったかな。
それにつけても早く課長の2巻を出して欲しい。BEBOYも久々に見たけれどまた知らないキャラが増えてた。ママとドクターはどうなったんだろう。どうもなってないのか。
やっぱパピヨンだね。
相変わらずストーリー的にはあまり見るべき物がない。戦闘もなぁ、イマイチ見所に欠ける。いっそブラボーくらいに突き抜けてくれれば(ブラボチョップとか)面白いんだけれど。