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[ 読書/一般コミック ]

那州雪絵『魔法使いの娘』3

 なんだ~、まだまだ終わらないんだね…よかった!
 思えば最初からメインとなる話の道筋はきちんと示されていたのに、なんとなくそれを忘れてしまっていたから、初音の高校卒業があっけなく唐突に思えてしまったのだなあ。
 ということで、三巻ではパパこと陰陽師鈴の木無山のダメっぷりとか能力の高さが再提示され、更に初音の実父のことも含む過去の因縁やらの存在もわかってきて、むしろお話はこれからが本領発揮となりそう。いろんな意味でダメ人間なパパがよい味を出している。
 あと、最後に出てきたオタク青年はまた出てくるのだろうか。初音とどうにかなるのだろうか。

 気づいてみるとわたしは那州雪絵作品も八割以上は読んでいるような。その中でもこの『魔法使いの娘』はかなり面白い作品になってきていると思う。というかわたしはこれが一番好きかもしれない(次点は『イリュージョンフードマスター』かな。オススメです!

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