"読書/一般コミック"のアーカイブへ


[ 読書/一般コミック ]

山田芳裕『へうげもの』4

 なんだか話をよく覚えてない(たぶんあたしが日本史に弱いせい)のと、展開が速いのと、あとどれが誰だかすぐにわからなくなってしまうのとで、なんだかよくわからない。けど結構面白い。瞬間瞬間が面白いので、意外と雑誌連載に向いてるのかも。まあ、そのうちまとめて読み直そう。

 光秀の最期があまりに格好よくうつくしく、素晴らしい。「下の句など蛇足……」!こんなに格好いい光秀は初めて見た。家康も朴念仁気味でなんだかいいです。たいしてサルは、うん、独特でいいんだけど、好きではないかな。
 あと、織部の名は役職名だったということは知らなかったので恥ずかしい。織部焼きの作成もはじまって(あ、そういえば織部焼きももともとは織部本人が焼いてんだと思ってたのでこれも恥ずかしい)、そろそろ佳境というか、この作品はそんなに長い話にはならずに収束するのかな、と思った(希望的観測かもしれないけど。

with Ajax Amazon

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mayoiga.s6.xrea.com/x/mt-tb.cgi/891

with Ajax Amazon