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[ 読書/一般コミック ]

よしながふみ『彼は花園で夢を見る』

彼は花園で夢を見る(Wings comics)
よしなが ふみ

 表紙はいい。そして、よしながさんのBLではないもの(『西洋骨董洋菓子店』は例外として)の中では面白い方なのではと思う。ラウリーヌの本ネタは『文づかひ』のイイダ姫だろうか。この辺りのエピソードだけは秀逸だった。しかし全体には低調というか、むしろ或る程度のレベルを保った低調さなので手に負えない。どこまで本気で読んでよいのかという意味での萎えがくる。そして本気で読むためには浅すぎる。それでも最初に書いたように、非BLではまだいいほうなのでは(といっても、正直非BLでは『西洋…』と『それを言ったらおしまいよ』の表題作以外のものと『フラワーオブライフ』しか読んでいなくて、それで見切りをつけてしまったのだけれど。
 横道にそれる。よしながさんのBLとそうでないものの描き方の違いについてはそのうち考えようと思っているけれど、とにかく印象批評の段階であきらかにオモシロさが違う気がするので、夏目さん、一度BLものも読んでみて下さいよ。無理かな。

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