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[ 読書/一般コミック ]

高河ゆん『LOVELESS』8

 またデスマーチしてましたよ!?なんでいっつもこうギリギリなのかね!?

 なんか限定版かいのがしたみたい。アマゾンで買おう…二冊になるが。

 前の巻の話をほとんど覚えていないので、いきなり律と清明がいて驚いた。

 清明と立夏の再会は結構あっさりしてたけどやっぱり面白かった。
 清明はあきらかにやなかんじ、恐いとかきもいとかすべてふくめてやなかんじなのだが、というのは登場したときからかわんないのだけれど、立夏があれだけなついているからには、立夏にはいい兄だったのかなあ、と最初は思ってたんだけど、この前の巻の小冊子では立夏と話してるときも(読者目線では)やっぱりなんかやなかんじだったので、今の時間軸でふたりが再会するのはとても楽しみだったんだよね。
 で、清明は立夏と相対してもやっぱりやなかんじで、立夏は彼を疑いつつも、まず脊髄反射のように「よかった」と再会を喜んでしまうのがやっぱりでもあり意外でもあり。

 あと、二人が再会したら草灯はどうすんだ、というか、作者は一体どうするつもりなんだろう、っていうのも気になってたんだけど、まあ清明への対応はセオリーどおりにしても、立夏への甘えっぷりはいよいよドヘタレ鬼畜だなあ、という印象だった。
 ところであたしは高河ゆんの物語はわりと純粋に(何をもって純粋、とするのかさだかではないが、あたしの体感的には純粋なかんじ)楽しんで読んでいると思うのだが、一方ですんごく作者の目線も意識して読んでるようにも思う。なぜかはよくわからないけど。

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