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[ 読書/一般コミック ]

山岸凉子『舞姫(テレプシコーラ)』8

 兎に角読んでいない人は是非読みなさい。
 でも出来ればテレプシの前に『アラベスク』一部二部と『黒鳥(ブラックスワン)』は読んだ方がいいかもです。

 あー。いい漫画を読むのはいい気分だぞっと。

 千花ちゃんがかわいそうでならない…足治るとよいね…山岸凉子が非情っぷりを発揮しないことを祈るばかりなり(笑。そして六花は最近わがままぶりというか子どもぶりが目に付くなあ。精神的にどかっと成長してくれたらいいなあ。
 富樫先生は六花大好きだね。ドロッセルマイヤーの衣装で六花を諭している富樫先生は、銀河鉄道の夜初期稿の、黒い帽子の大人ことブルカニロ博士のようだった。冨樫先生は『怒らない』ユーリ・ミロノフだ。どちらも忍耐深く、彼女の才能を愛している。これが少女マンガだったら、富樫先生は六花のパートナーになるかもしれないんだろうけれど…(笑。それはエグい。いや富樫先生カッコいいと思うけど。むしろミロノフ先生役は五嶋先生か(笑。あの人も面白いキャラだ。六花のこと嫌いなんだろうな。

 ところでわたし、六花ちゃんの中国の踊りのクララを見て、ずっとトレパークの曲を思い出してたよ。違うじゃないの。

 それにしても改めて思うに、千花ちゃんも六花ちゃんも、決して天才ではないんだよね。ノンナ・ペトロワのような努力型の天才ともちょっと違う(千花はちょっとそのケはあるけど。そいえば、空美ちゃんはどうなったんだ…もしか、千花六花が留学している間に出てくる予定かな?…先が長そうだ!

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