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[ 読書/一般コミック ]

尚月地『艶漢』1

 新人さんですね。よいですね。絵(ちょっと韓国漫画ふうな気がする)もきれいだし、お話も面白い。

 近代風和風な街。熱血本官さんが生活指導中の傘職人は、実は元暗器つかいの殺し屋で、いろんな事件が起こるのです。
 本官さんの熱血ぶりも、傘職人のダメ人間ぶりもよいのです。第一話で、本官さんの妹にあやしい誤解されるような関係性はやおいてきないみでもそうではなくても面白いのです。でも後半はあんましそういうふんいきではなくなってきたね。事件や傘職人の過去を軸にした展開がメインになると、そういうのもおもしろいけれどわりとありきたりかなあという気がするので、やおいっぽさ含めて日常の話をもっと織り込んでくれるといいなあと思います。

 ということで、なかなか面白い漫画なのです…が、傘職人、飄々ぶりとか言葉遣い、銀魂沖田に似てないか…?ていうかそもそも、全体的にツッコミの入れ方が若干銀魂っぽいような…あそこまで立て板に水ではないけれど…。気のせいかなあ…。

 あとタイトルはなんだかいまいちな気がします。作品のふんいきにあってないし、内容にもあんましあってない。

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コメント

新人ではありません。
数年前からコバルト文庫のソード・ソウルという本の挿し絵を書かれています。
コミックではデビュー作品ですが。

>匿名さま
書店のポップに新人作家さんと書かれていたので、そのまま記載してしまいました。ご指摘有り難うございます。

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