あさのあつこ・柚庭千景『バッテリー』3
これで、原作の一巻分が終わったそうだ。
しかしコミックスとしては三巻まで終わったってのに、未だ中学校に入学するぞってとこまでしか進んでないって、ちょっとどうなのよって思う。まだ「野球部」というカタチも全然見えなくて、巧と豪だけで野球話が進んでいくのでなんか変な感じ。はっきり言ってヤオイ。というか野球ってより、投げて取ること、の方がテーマな物語なのかなあ。タイトルもバッテリーだし。
ずけずけ物を言う巧の不器用さとか意外な素直さなんかがかわいいことはかわいいが、何ですか、時々現れる巧の素直さにみんなメロメロという構図なんですか?と思えてしまって、それもどうなんだろう。巧のえげつない言葉とか子どもらしい感情の起伏とかを全部受け止めちゃう豪も出来すぎだ。
いまいちよく判らないけど、とりあえず次からは中学の話になるのだろうし、もう少し読んでみようと思う。
コメント
コメント欄はいきているのかテスト。
投稿者: ゆずり | 2006年04月09日 13:44