さかもと麻乃『三途の川の向こうの君』
Kindle Ultimated。
ゲイの高校生がなにやらオカルトチックな事件に出会い、隣の家に越してきた都会的ないっこ上の高校生も巻き込まれて。
すごいよかった。オムニバスみたいな感じの個々のオカルト話もよかったし、BL的にもかなり好き。
Kindle Ultimated。
ゲイの高校生がなにやらオカルトチックな事件に出会い、隣の家に越してきた都会的ないっこ上の高校生も巻き込まれて。
すごいよかった。オムニバスみたいな感じの個々のオカルト話もよかったし、BL的にもかなり好き。
ゲイバーで知り合った新進気鋭の画家と、普通のリーマン。芸術家気質な攻めのために、ラプンツェルの塔に通う王子のように尽くす受けだけど…。
後半の展開は前半から予想できなかったというか、冷静に考えたら全然ありうる展開なんだけど、あらすじやイラストの牧歌的な感じからはかなりの急展開だった感じがした。
攻めはダメダメで、生活能力がどうとかより、攻めの憧れのモデルとのあれこれとかその後の無フォローというよりダメ押しとかがひどすぎる(笑。受けはかわいそうだし、うじうじしてしまうのも当たり前な気がしてとにかく攻めがひどい感じ。後半になってのロミオ活動もすごいけど、攻めがかなりの手段をつかったところで受けが拒絶するのはよかった。おそらく元はここで終わっていたんだろうなという感じだったけど、ここで終わってしまうとありがちな話になっていた気もするので。そんなわけで、怒涛の後半と徹底的に壊れた後の再構築ラストがとってもよかったです。
アセクシャルでアロマンチックなリーマンに、高校時代に手ひどくふった男が後輩としてやってきて。
海辺のバイトとか、別荘とか、リーマンものなのに妙にファンタジックでいい。後輩の離婚経験もそういうことなら全然オッケー。毎回入る紳士の持ち物シリーズも好き。そして何より、最後の一コマがすごくよかった…。
狐がいろんな人や怪異に出会う話。
絵が綺麗、話は面白い、シュールなギャグもいい、で、最高である。すごいアマゾンで★4.8なのも当然と言いたいくらい。
二巻はもったいないのでまだ読んでいない。
オメガバース、アルファ用の学校に通う華道家の息子、学校の理事長の息子、ホテル王の息子。さいしょのこがオメガだとわかって云々。
タイトルがとてもいい。最近3Pものに興味があるので読んでみてあたりだった感じ。シリアスでもあるんだけれどわりとライトにギャグというか笑いもさそっていく感じで、独特。気楽に楽しめる。絵はかわいいがえろい。
オメガバースでありがちなアルファだったはずが…という展開だけど、その理由が結構とんでもなく、もう少し葛藤してほしかった(笑。
元気後輩攻めとクール先輩受けの続刊。
ふたりともとにかくかわいいので、それだけでもう素晴らしい…。
攻めはお子様なんだけどいい子で憎めない。なんだかんだで先輩も攻め大好きなのがかわいい。先輩の名字はそういえば初登場なのでは…。
二人はもう収まってしまった感があるけど、らぶらぶいちゃいちゃだけでいいのでもっと読みたい。攻めのクラスメートの女の子も面白かったし、先輩の友人も気になるし、初登場のイケメン先輩も気になるし。
花粉症のような国民病フェロモン症にかかると、自分に好意をもってくれている人が発情するというやっかいな病気。
を、テーマとしたオムニバス『ドラッグレス・セックス』があって、その中の、フェロモン症を利用したヤリチンと、押しキャラになんか似てる彼を好きなオタクの高校生CPがメインになった作品らしい。前作はKindleになってないので未読。
オメガバース全盛の昨今、設定を借用しただけでお話を作れてない安易な作品も多い中、独自設定でこういうの書く作家さんには敬意を表するッ。
前作を読めてないので始まりは唐突だったけど、とにかく面白くて萌えて、チャラ男受けがとにかくバカでかわいくてよかった。受けのおバカっぷりにかすみがちだけど、オタク攻めもたいがいひどいダメ人間だよね。
この作家さんどんどん絵がうまくなってるなー。
社長の娘との社内でのあれこれがばれて左遷された受け身大好き(だがノンケ)の粕谷くんが、田舎の人々や隣人の無職で同様に受け身大好き(だがノンケ)な葛谷くんと出会い、成長はしない。
面白かった。今までに読んだはらださんの作品の中で一番好き。
とにかくどうしようもない二人で特に何かが起きるわけではないけど、続きが早く読みたい。BLとしてはむしろレオくんが幸せになってほしい…。でも粕谷くんと葛谷くんがくっつくのだろうか…。
ウェブ漫画の広告が面白そうだったので。
天然理系研究者と、元ゼミ仲間のリーマン。合理性を追求した結果同居をし、引っ越しの際男同士可の物件が見つからずに合理性を追求して入籍、合理性を追求し相互自家発電と発展していく。
最初は少々絵や設定がわかりにくく感じたけれど、面白かったので次第に慣れた。愛され系天然研究者は、性格がかわいいのかな?外見はそうでもない?というのが少々わかりにくいままではあった(笑。
リア充マネージャーがカスタマーサービスの聖母の電話対応に惚れて来襲するも、聖母は本当は元引きこもりのコミュ障で。
かわいくて素晴らしい。表向きのリア充がガードの固い聖母に翻弄される話も、リア充が元引きこもりを懐柔していく話も、どちらも面白く、一冊で二度美味しい感じ。
この作家さんは桑田乃梨子のような、かわいらしさとほのぼのと面白さの安心感がある感じでいいですね。