乃木坂太郎『幽麗塔』1~9
絵も美麗で雰囲気もあり、話も面白い。もっと有名になってもいい作品なのではなかろうか。ジェンダーにかかわる描写も興味深い。
1巻の天野が事件の原因になっているのに無責任で他人事っぽいのは気になり、そこで少々足踏みしそうになったけれど、以降はそうした気になるところもなかった。
絵も美麗で雰囲気もあり、話も面白い。もっと有名になってもいい作品なのではなかろうか。ジェンダーにかかわる描写も興味深い。
1巻の天野が事件の原因になっているのに無責任で他人事っぽいのは気になり、そこで少々足踏みしそうになったけれど、以降はそうした気になるところもなかった。
これはわりと出てすぐの頃、知らない作家さんだったけど、タイトルや表紙で惹かれて読んだ。
ゲームの中に入り込んでどんどん改築増築されていく世界を攻略していく感じで、筒井康隆「遠い座敷」とか那須雪絵「魔法使いの娘」のラストバトルみたいな、こういうのすごく好きだなあ^^
相方の女の子が最初男子かと思った^^;もう少しくらいかわいくてもいいのに…と思ったけど、外見の変化とか恋愛とかに面白みは出ていたからしょうがないのかな~というか、このキャラの恋愛話は面白かったのでもう少し掘り下げてほしかった気もする。
とはいえ、全体に素晴らしかった。また他の作品も読んでみたい。
原作は読んだことがないけれど、昔映画を見たなあ。遊佐未森の主題歌がすごく印象的だった。
今回のコミカライズは興味があったのに読んでいなかったのは、刊行ペースが遅そうだったからなのだけれど、おすすめも受けて読んだ^^
荒川弘は全てにおいてすばらしいなあと改めて思わされる。キャラもお話も面白いので、つづきが楽しみ^^
グラスホッパーにつづいてマリアビートル。面白かった!カタルシスがすごい。新幹線で読みたい一冊。
紹介されて読んでみた。
超面白い!原作をかなり離れているみたいで、原作をよくは知らないのだえけれど、再構成がうまくいっているのではないかという印象。絵も巧い!作画担当の方はほぼデビュー作?みたいなので、すごいなあ。
あと、兄弟のというか弟の異常な愛情も素晴らしい(笑。兄の写真を飾りすぎ。
やっと・今更読んだ^o^
一巻が出たころに最初だけ(今思えば、おそらく紹介の冊子だったのかな)読んでなんとなくどんな作品かわかった気になっていたのだけれど、愚かなことでした^^;
とても面白く読みつつ、萌えはなかった^^;というか、好きなキャラというのもあまりいない…あ、ジャンは凡人くさくて好き。
お話としては、負けてばかりなことと意表を突く展開はとても面白い。一方、筋の面白さに比べると、漫画としてはうまくないのがもったいない。絵が下手というか、最初の頃が下手なのは全然構わないんだけれど、絵のうまくならなさが空知英明に匹敵するレベルである。あと漫画としてのコマ割りというか文法がまずく、動きや動作の途中を書かないから唐突になってしまっているコマとか、かなり気になるレベル。作者はこれまでにあまり漫画を書いたことがなかった方なのかなあ。
漫画そのものがまずくてもこれだけ面白いというのと、とはいえまれにみるまずさなのがどちらも個人的に衝撃的だった。
ちなみに、クロエのここまでの予想としては、
・壁の向こうは未来都市
・巨人はどこかの国が開発した兵器
・巨人は普通の大きさで人類のほうが小さい
(既刊読んだ段階でこれはおそらく違うと思われる
・ユミルは元は男
というところです。