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2006年10月09日

諸君、私はピロウズが好きだ。

 NINNY「キミが誰のものでも多分不安じゃないこの気持ちは色褪せない」My girl「どこかで誰かと笑ってるのならそれでかまわないなんて思えない」…アレー!さすがさわお!(笑。でも多分おんなじ意味なんだろう。

 そんなわけで先日来、ピロウズを観たり聴いたり、めざましテレビにちょっと写ったのも見てわはー、とか思ったり、してます。
 めざましでもちょっとエブリバディゴウズが流れたのを見て、先日も思ったんだけど、なんかやっぱりさわおが窮屈そうに見えるなあと思った。いや、多分曲のせいじゃなくて(笑。ハンドマイクがイカンのか。ギター弾きながらスタンドマイクの前で歌ってる時の方が、何故か自由に見える。とんでハネて、ギターふりまわして、体中で歌ってる感じがするのだ。
 youtubeで他にもいろいろピロウズ動画を見てたら、サンフランシスコのライブ動画のコメ欄で「みんなキライ!ピロは絶対ノースカロライナになんか来ないもの!こんな無名な州なんかもうイヤ!」「ピロがフィラデルフィアに来たら、心臓麻痺おこすかも!」「南オーストラリアに来て欲しい、ピロは自分がミュージシャンになるきっかけをくれたんだ」とかいう各地のバスターズのコメを見て、あたしはどうにもちいさい人間なので、すごくうれしく思った。
 なんでか知らないけどこんなに(ここまでの状況は、まるっとFLCLのおかげだけだとは思えない)世界各地でピロウズの音楽をきいてる人が居てうれしい。ああ~もっといろんなバスターズにライブを見て欲しい、共有したい。でも新曲もレコーディングしてほしいし、やっぱり東京でライブして欲しい…ってただのワガママですな。

 とりあえず、あれです。
 キミたちピロウズを聴いてくれ。
 サイド→、カーニバルを入れました。これはマジカコイイ曲だし、PVも割り合いカコイイので、オススメ。大きいのも貼ろう。

the pillows"Carnival"

 最後に、いろいろ廻ってる中で面白かったコピペから。

 さわお「もうっ!かず君!」
 桜井「ごめんよさわチン━━━━━━━━!!!」
 以降も仲良く吉祥寺の井の頭公園でTiny Boatを歌いながらボートを漕ぐ二人の姿が目撃されている。



2006年10月06日

Mr.Children&the pillows new big bang tour ~This is Hybrid Innocent~@Zepp Tokyo その2

 に、行ってきた、よー!

side:P
「アゥイエ!!」あまりのさわおの絶好調ぶりに、今日こそケガをするんじゃないかとか思ったよ!(笑
 Zeppツアーでは各地でアウェイ気分を味わってきたそうで、むしろそれが活力になってきたと言うさわお。東京では「意外とピロウズ人気あるじゃん?」とか思って拍子抜けしたらしいさわお。「オレってドM?」とか言い出すさわお。あげく「オレに優しくするな!」とか言い出すさわお。
 昨日も書いたけど、さわおって気位が高い、とゆう言い回しがピッタリ(プライドが高いとか高慢とかなんて言葉じゃゼンゼン言い表せない)な気がして(笑、ネコみたいな、あんまり客席に返事しない辺りも気位が高いように見えて(笑、昨日とかなんて嬌声ぽいのに対して「珍しい鳥発見」はまあいいけど、その前に「ヘッ」て言いませんでした?(笑
 ともあれ、気位の高いドMなさわお、てことでまたひとつさわおが好きになりました(笑
 日本ストレンジカメレオン協会会長(自称)になったそうだし(笑

 あ、ええと、曲のことを。
 ノンフィクションはなんとなく最近のピロウズのメルクマールっぽい印象があるので、これで始まってうれしかった。
 ライドオンなんて大好きだ!
 高所恐怖症のパイロット、プロポーズは、まだ二回しか聴いてないけどかなりお気に入り。どっちもライブで初めて聴いたのと雰囲気が似てる気がするのとで、空中レジスターの後継って印象。
 ファニーバニーやっぱいいわぁ。こないだの初Zeppの弾き語りが忘れられない…。
 新曲スケアクロウは、よかったような気もするけど…どんなんだか忘れてしまった…印象薄かったのか??

 で、つよがりですよ。正直あんまり好きな曲ではないので、ネットでこれをカバーすると知って、なんでこんな地味な歌!とか、プリズム熱がきてた(後述)のでプリズムが聴きたいよ!とか、あと、もっとミスチルっぽいシングル曲聴いてみたい、とか最初は思ってた。
 んだけど、さわおが「一番好きなアルバム、Qから」と言った瞬間に、そうだったんだ~!と、一気に盛り上がってしまった。
 あたしもQが一番好きだよ!いいよね!
 そんなわけで、つよがりもすごいいい感じにカバーされてて、これはほんとマスタリングされたものを聴いてみたいと思った。

 ラストのハイブリはちょっとテンポが荒れてた気がした。流石にお疲れだったのだろうか。なんか全体に短かったような気がしたけど、曲数は結構やってるんだよね。短い曲多いからなあ。

side:M
 ミスチルはよくもわるくも桜井バンドだなあと改めて思った。
 なーんて、さわおさわおさわおでピロウズ聴いてるあたしが言えた義理ではないですな(笑

 一曲め、トゥモローネバーノウズはすごい丁寧に演奏するなーと思って、この調子で最後までいくのかなーと期待半分不安半分で聴いてた。
 光の射す方へはかなり好き曲だしよかった。
 ストレンジカメレオンは、メロディフェイクも多かったけど、結構…荒れてたような。録音で聴くとまた違うのかなあ。でもかなり思い入れがあるようなことを言っていたので、気合は伝わってきたようにも思ったし、うれしかった。
 新曲は…。
 ニシエヒガシエは、やっぱこの辺りの曲があたしは好みだなあと思った。ディスカバリーもQと同じくらい好きだ。
 最後の曲は知らなかったですスミマセン。

 で、順番前後するけど、プリズムですよ。前から割り合いに好きな曲ではあった(前から思ってたんだけど、「何もかもが憂鬱」とゆう歌詞さえなければなあ、と(笑。あれは、ちょっと…)けど、この夏にミスチルファンの弾き語り少年に弾いてもらって、プリズムいいじゃん!と再度思っていたところだったので、結果的に聴けてよかった、というか、何しろ。
 プリズムの仮タイトルは、さわおって言うんだって!(笑
 …ほんとかな!(笑
 一番ピロウズに影響受けてる曲とのことだけど、言われてみれば、ちょっと昔のピロウズっぽいところは確かにあるかもしれないと思った。
 あたし多分プリズム好きだよ!(笑

 しかし、全体的にはドームとかでやる公演とあんまし変わんない気がした。どうせならもっとライブっぽい構成、アレンジで聴いてみたかったなあという気もしたけれど、ストレンジカメレオンを聴いててそういうのはちょっとムリかなという気もした。
 曲としては、蘇生とかセンターオブユニバースみたいなのも聴いてみたかったなあ。ピロウズの他の曲も聴いてみたかった。

EN:
 名もなき歌は以前も思ったけど、会場合唱用なんだね。
 エブリバディゴウズ、なんかさわおの声があんまり聴こえなかったような…。


 正直、色々思うことはありました。でもやっぱり聴いておいてよかったと思う。ライブはなるべくその瞬間に聴いておきたい。
 まあ多少はガマンしてましたので、最後にちょっとだけ贔屓の引き倒しを書いちゃうけれど、桜井は抱かれたい男性ランキングとかに名前が上がってたようなルックスだけど、ミスチルのセールスはピロウズとはダンチだけど、会場はアウェイぽかったけど、
 ライブ中のさわおは、どう少なめに見積もっても桜井和寿の数倍はカッコイイ。
 と思いました。

 (あ、海外ツアーをやってるという点では、ピロウズもミスチルに勝てるかも、ですね
 (勝ってどうするんだ



2006年10月05日

Mr.Children&the pillows new big bang tour ~This is Hybrid Innocent~@Zepp Tokyo その1

今日はァゥィェではなくァゥェィ…だった。
正直すごい散財をしてしまったと思った。
でもまあ、聴かないで後悔するよりはいいと思おう。

面白かったこともいっぱいあった!
欝はちょっとだけ下記!
明日には持ち越しません!明日はちゃんと感想書きます!

セトリも合ってるかよくわからない!

1. ノンフィクション
2. Ride on shooting star
3. カーニバル
4. プロポーズ
5. Funny Bunny
6. 空中レジスター
7. アナザーモーニング
8. スケアクロウ
9. つよがり
10. バビロン天使の詩
11. I know you
12. サードアイ
13. その未来は今
14. ハイブリッドレインボウ

1. Tomorrow never knows
2. 光の射す方へ
3. 箒星
4. ストレンジカメレオン
5. Prism(仮タイトル:さわお)
6. ロードムービー
7. しるし
8. フェイク
9. ニシエヒガシエ
10. 終わりなき旅
11. Worlds end

EN1. 名もなき詩
EN2. everybody goes

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2006年04月23日

MY FOOT TOUR FINAL@Zepp Tokyo その2

 つづき。

 絶好調!誰にもさわおを止めることはできない!
 (ジャンプしたら天井に届く)

 何度目かのMCで、世の中は純粋じゃなくて、けど信じられることがあるから、希望があって、曲も生まれる、とさわおが言った。
 世界がとか時代がとか言われるとそれだけで醒めてしまう程度にはわたしもすれてしまい、さわおの言葉をまるまる飲み込んで心酔するには年をとりすぎた。けどさわおはそうした言説を、最後には全て歌に回収する。世界や時代というご大層な言葉も彼個人の問題として回収されるのなら、醒めず聞いていられるというか、醒めている場合じゃなくなる。流されず、汚されない、なんて言われてもピンとこなくても、流されないで歌う(フールオンザプラネット)ならわかると思うんだ。
 ということに気づいて、だから、さわおのことをもっと信頼してもいいのかな、と思った。わたしはさわおの青い言葉にいちいちさめなくっていいんだ。
 しかし、その流されないことってほぼイコール売れないことなわけで、売れないことがアイデンティティになっちゃってるさわおもバスターズもちょっとかわいそうだとは思うんだけど(笑。でもそれでいい曲が出来て、聴けるのならいい…のかなあ。

 ともあれ。さわおはその後、一番新しい希望の曲をやるよと言った。一番新しい希望の曲、いいフレーズだ。

 「ノンフィクション」実はこの曲かなり大好きなんです。
 「Hello,Welcome to Bubbletown's Happy Zoo」大分歌詞覚えたはずなのに何言ってるのか全然わからないさわおの英語がかなり好きです(笑。歌詞もメロディもよくできてる佳曲だーといつも思うけど、でもそんなん(いい歌詞いいメロな3分シンギング)ピロウズにはいっぱいあるやー(笑。
 (高所恐怖症でプロポーズの新曲)「また馬鹿馬鹿しい新曲ができたので聞いてくれ」というようなことを言ってた。ロックンロールなんだって。この曲のサビの最後で高音域使うような感じの、最近多いよね。「空中レジスター」の「不完全な、地球上で」の部分とかみたいな。ああいうの好きだ。
 「彼女は今日、」さわおが今回は古い曲もやっていて、云々と言ってはじめたので何だろうと思ったらこれだった。彼女は今日、はわたしがピロウズを知るきっかけになった曲なので、そんなに古くないじゃーんと思ったけどもう十年以上前なんですな…。ライブで初めて聴いた。ロストマンらしい曲だけど、確かに今聴くと、最近のピロウズにはない感じの曲だ。
 「さよならユニバース」正直あんまり好きな曲ではないのだが(曲調のせいでどうもロストマンやサンキューマイトワイライトと比較してしまう)なんとはなしに神妙に聴いてしまった。
 「ストレンジカメレオン」やっぱりいいよね、流石、という感じの曲。後奏もライブらしくよかった。
 「MY FOOT」一番新しい希望の歌、とさわおが言った時、また別の新曲かなと思ったらマイフットだった。アルバムのタイトルチューンであると同時にツアータイトルであるこの曲を、さわおが最新と言ったのがなんだか嬉しかった。その時の最新アルバムが、それまでで最高の出来だといい。
 「サードアイ」これ好きだー。
 「FUNNY BUNNY」君の夢が叶うのは、誰かのおかげじゃないぜ。手が届きそうなさわおの記憶で半年くらいはがんばれそうだ。
 「Dead Stock Paradise」さわおを待ってえんえんと続く前奏と、戻ってきたときの入りがカッコよかった。

 アンコールの前に荷物取りに行っちゃって急いで帰ろうと思いつつ、帰りがけにTシャツ買わなきゃと焦ってたら、また白いTシャツ買っちゃった…それも二枚も…。ケミカルバンプTシャツで開けてないのもあんのに…(涙。白は着づらいんだよねえ。はあ、ああいう時って判断狂うよなあ。
 そんなこともありつつ、やっぱり楽しかったです。いいライブだった。



2006年04月22日

MY FOOT TOUR FINAL@Zepp Tokyo

 うわーなんかスゲーよかった。なんだろう、すごい。ピロウズが好きだ。行ってよかった。

 ということで、先週風邪をひきまして、ここしばらく寝てたんで、今日もちょっとどうしようかと思ったんですが、二ヶ月前から楽しみにしていましたし!いちきました。

 数少ないライブハウス体験がなぜかAXばかりだったので、当然ZEPPもはじめて。なんか音響がかなり違った印象。サイズ的にも後ろの方モニタとかもあるし、やっぱり大きいのかな。収容人数はあんまり変わらないみたいだけど。
 体調のこともあって、開演ぎりぎりに入って、後ろーの方で見ました。だって仕方ないもんよー、この体調で場所取りしてぼーっとしてんのキツイし、モッシュも絶対無理だし、今日はおとなしく後ろで見るのよ…と自分をなだめつつも、始まっちゃうとやっぱ、さわお見えないよーうわーんな状態でちょっとせつなくなりました…が、いい子にはスペシャルな出来事があったんですよ!(わたしがいい子かどうかは知りませんが!

 ガゼルシティでしめてのアンコール、BGMがとぎれて暗い舞台を見つめていたら、箱後方のスタッフブースみたいな場所にさわお登場…マジすか!もう本能だけで、レミング状態で(笑)わらわらと近寄ってしまいましたよ!もうすぐそこにさわお!二メートルの距離にさわお!ここだよって、手を伸ばしたら(ノンフィクション)うわあ届きそうだ!こんな近距離初めてだよー!会場に歌うながしてわざとマイク離れたりするから、さわおの生声が聴こえるんだよー!!うわあんやっぱさわお大好きだー!!!(ゼイハア

 …えっと、まだまだまだ書きたいことがあります、その他の詳しい感想は明日にでも。


1. MARCH OF THE GOD
2. ROCK'N'ROLL SINNERS
3. ノンフィクション
4. Degeneration
5. Hello,Welcome to Bubbletown's Happy Zoo(Instant Show)
6. Ride on shooting star
7. 空中レジスター
8. Mighty lovers
9. (高所恐怖症だけどプロポーズの新曲)
10. My Beautiful Sun(Irene)
11. I know you
12. My girl(DocumentVer.)
13. 彼女は今日、
14. さよならユニバース
15. ストレンジ カメレオン
16. MY FOOT
17. サードアイ
18. その未来は今
19. Gazelle city

EN
1. FUNNY BUNNY(弾き語りVer.)
2. Dead Stock Paradise
3. Another Morning

EN2
ハイブリッド レインボウ



2006年01月15日

挑戦者のように走れMyFoot

 本当に『あっ』とゆーまに(たぶん二日くらい)二万字を書いていてびっくりした。
 二次小説だけど。論文書けよって感じ。

 『マイフット』は絶好調です。今三十回くらい。途中でとめたりしちゃうので、最初のほうは既に四十回近くかけてる。空中レジスターが好きだ…いや、ちょっと待て?レジスターってもしかして、registerじゃなくてresisterなのか!?いや、なんで突然レジスターが出てくるんだろーと思ってはいたのだけれど…そうかそうか。「神様が逃げた、不完全な、地球上で」このフレーズごとに下げては戻ってく音とさわおの声がきもちいいよ。マイフットもいいよ。ガゼルシティもいいよ。

 ところで関係ないけれど、前にも書いたようにわたしは歌詞カードってあんまし見ないので、歌詞カンチガイが結構いまだにあります。先日など、ハイブリの歌詞を確認していて「呼び方もとまどう色の姿」だということに初めて気がつきました。「異形の姿」だと思ってた!しかも、この詩の流れの中にこんな言葉を使うさわおスゴイ、くらいには思ってたよ。
 うん、でもまあ、いいよねハイブリ。「きっとまだ、限界なんてこんなもんじゃない、こんなんじゃない」とかいいじゃないか。「Can you feel? Can you feel that hybrid rainbow? ここは途中なんだって信じたい」の「たい」のところで最高音がくるとことか。好きだ。だから、「異形の姿」のがいいと思う…(涙。

 そんなわけで、前にも書いたような気もしますが、ピロウズは正直歌詞はあんまりどかっと感動するような感じではないのですが、「Midnight down」とか好きです。はじめて歌詞でおおっと思ったのは「Midnight down」なのかもしれない。
 冒頭ちかくの「さわらないでよ 震えてる胸の痛みはまだ帳消しじゃない」とかいかにもさわおでいいね。「震えてる胸の痛み」いいね。特にかわった言葉じゃないけど、重ね方がいいね。「帳消し」とかね。
 あと、あの頃のゆずり的にも「心に武器を持って 待ち伏せばかりだった/あんなに苦しかった 悪夢が嘘みたいだ」というとことかは、かなりイタくってかなりいい感じだった。
「世界を吹き飛ばして 自由だけを吸い込んだ/暗闇をくぐり抜けて キミの顔しか見ないんだ」

 「Midnight down」というタイトル自体もまた(笑。

 あー。さわおの嫁になりたいなー(遂に言ってしまった。



2005年12月16日

The third eye Tour@SHIBUYA AX

 でも、明日来ないような、重い空が、捲る瞬間を、その目で見た~って聴こえるよねえ?

 色々あってチケットが手に入んなくて、行けないかなと思っていたサードアイツアーにいちきました。
 実はライブ前にある人にちょびっとお会いしたのですが、その方が矢原くんに似ていてなんだかビックリドッキリしました。あはは。

 今回は過去の経験をそろそろ反省し、ソールの分厚いスニーカーをわざわざ新調しました。その甲斐あって、だいぶ視界はよかったです。普段よりはってレベルですけど…。

 ノンフィクションのイントロはやっぱり笑えました。さわおの弾き方がおかしかった。ハートイズゼアがなかったのは淋しかったけど、マイガールはこのバージョンのが断然いいと思う。アルバムに入るんならまた違うアレンジを期待、という贅沢ワガママなことを言ってみたり。あとスロウダウンもいいし、早い話がノンフィクション以降の曲はみんな好き。こんどのアルバムに入るという空中レジスターもかなりよかった。タイトルチューンになるMY FOOTは正直まだイマイチだけど、でもやっぱりアルバム『MY FOOT』はかなり期待していいんではないかと。
 しかしその一方で、これまで大好きだったターミナルヘヴンズロックとかバビロン天使の詩とかがあんまし聴けないモードに自分がなってきちゃってるのは、なんなんだろ。ピロウズの変化についていっているということなのかもしれないけど、なんか淋しい。や、勿論気分が変わればまた大好きになるんだろうなという予感はあるので、いいんだけど。やっぱピロウズの中で好きな曲、って気分によって結構変わるじゃない。
 でもそんな中、WALKIN' ON THE SPIRALとかBack seat dogとかはいつ聴いても大好きなんだ。実はlike a lovesongも好き(実はってこともないけど。

 まあとにかく今は新曲を聴く気分ってことなんだと思うし、だから、サードアイがめちゃめちゃ好き好きなのだと思う!最近の曲の中でダントツ。いやー、サードアイいいよ!思い返すに、オフィのフラッシュで見たときにもうハマってたんだよね多分。
 平凡なシーラカンス楽しんだけど、満ち足りてるって言えなくなった
 眩しい世界の扉が開いた、もう一度何かを始められそうなんだ
 うんうん、『MY FOOT』楽しみにしてます。ZEPPも行くよ!

01. THUNDER WHALES PICNIC
02. WALKIN' ON THE SPIRAL
03. ノンフィクション
04. Slow down
05. ターミナルヘヴンズロック
06. I know you
07. バビロン天使の詩
08. OVER AMP
09. 空中レジスター
10. ローファイボーイファイターガール
11. My Girl (Document Ver.)
12. Kim deal
13. Back seat dog
14. Fool on the planet
15. RUSH
16. MY FOOT
17. サードアイ
18. TRIP DANCER
19. その未来は今

EN
01. like a lovesong (back to back)
02. LITTLE BUSTERS

EN2
01. ハイブリッドレインボウ



三番めの目が、場所を知ってる。

「明日が来ないような重い空が、捲れる瞬間をその目で見た」

 仕事は終わってませんが、昨日は、というかさっき?ピロウズサードアイツアーファイナル@SHIBUYA AXにいちきました。疲れた!からだじゅう痛い!眠い!とりあえず寝て仕事終えてから補足します。
 とりあえず一言、わたしサードアイ大好きみたいです。



2005年11月23日

『The third eye』

 いやしくも文学研究者たろうと思ったり思わなかったりするわたし、が、こんなことを書いていていいのか。知らないね。むしろ、ピロウズの言葉をきちんと受け取ろうともしないのに(雑誌はもとよりハイブリ通信すら読んでない)ピロウズに印象批評してしまうことのほうが問題があるような。
 ま、なんにせよ、これは勿論批評ではない。


 妙に統一感のあるシングルですねアゥイエ。

#1「サード アイ」
 ここ数日のうちに、試聴を自分の中で美化しすぎてしまっていたようで、あらためて聴いたらちょっと拍子抜けしてしまった(笑。

 この曲の中でさわおは「シーラカンス」という言葉をつかっている。これはやはりたびたび使われる「深海魚」の仲間だと考えていいのだろうと思う。そして、「深海魚」「シーラカンス」という語彙の系譜はたぶんどうしても、どう考えても、さわおの友人桜井和寿/Mr. Childrenのアルバム『深海』における「深海」「シーラカンス」といった語彙を、踏襲か、少なくとも共有しているのだろうと思う。ちょっとくやしいけど(笑、でも個人的な関係性まではわからないけれど、さわおにとって表象としてのミスチル(ポップスターとしての)というあり方が、ある種の因縁じみた呪縛というかなんというかであるんだろうとは思う。0916でも、記念日にAXでライブするピロウズに、普通にツアーでドーム級の会場を使うミスチルを引き合いに出していたし。まあ、気にしないわけはないだろうとも思うし。

 じゃ、ミスチルにおける「深海」「シーラカンス」って何さ。『深海』(1996)のタイトルチューン「深海」は「僕の心の奥深く深海で君の影揺れる(中略)シーラカンス、これから君は何処へ進化むんだい、シーラカンス、これから君は何処へ向かうんだい」にはじまり、「今じゃ死にゆくことにさえ憧れるのさ」「連れてってくれないか」となる、まあ単純にある種の閉じた内省性の表徴みたいなもんであったと思うんだ。同アルバムの「シーラカンス」に「とはいえ君が、この現代に渦巻くメガやビットの海を泳いでいたとしてもだ、それがなんだって言うのか?何の意味も何の価値もないさ」とあるように、シーラカンスという言葉は、実在の生物の古代性を意識して使われてるわけで、そしてそれは「僕の心の中に君が確かに住んでいたような気さえもする」「ときたま僕は僕の愛する人の中に君を探したりしてる、君を見つけ出せたりする」というふうに自分に帰っていくように思う。つまりミスチルにおける「シーラカンス」は「あり得たかも知れない自己」「可能体としての自己」に重なるので、他者である「シーラカンス」とは自己内部のもう一人の他者みたいな存在だと思えるし、ミスチル/桜井和寿にとって、「深海」とか「シーラカンス」という語彙はイロニックな自己として考えていいのではないかと思う。

 ピロウズではどうか。「nowhere」(『リトルバスターズ』、1998)に「沈み続けて深海魚のように潰れていたいんだ、ねぇどうしてなんだろう、何にも欲しくない」とあったように、ピロウズでは「深海」という場そのものに重点が置かれてる。そしてまた「Rosy Head」(『グッドドリームス』、2004)の「深海魚の愛は理想像、たぶんね。キレイな世界だぜ」と、「深海」という場で諦めていたかのような「nowhere」から、その後は自分の世界をいかにつくっていくか、って方向に向かってたように思う。バスターズとつくる、「キレイな世界」。また、「シーラカンス」という言葉はこれまでにはなかったし、これまでのピロウズの「深海魚」は明らかに自己そのものの象徴みたいなものなのだと思う。ミスチルとかさねあわせると随分かなしいことになってしまうのでこれ以上は書かないけど、そんなふうに、読めなくもない、切ない。

 で、「Rosy Head」で「たぶんね」と言っていた矢先に、「サードアイ」で「平凡なシーラカンス楽しんだけど、満ち足りてるって言えなくなった」と、言ってしまうのださわおは(アメリカツアーぶち上げといて平凡と言ってしまうですか!という気も、若干(笑。
 「眩しい世界の扉が開いた、もう一度何かを始められそうなんだ」
 さわおは何処へ行くっていうんだろう。いずれにしても、そのさわおにバスターズが「連れてってくれないか」と言挙げるとしたら、それはミスチル『深海』のそれとは、全く違った意味となるだろう。だって勿論、何処だってついていくのだ。「メガやビットの海」だって、どこだってなんだって。

 えー。
 どうみても深読みです。本当にありがとうございました。
 (ミスチルもピロウズもこの言葉をつかってる曲はまだあった気がするんだけど。思い出したら追記する。
 (ちなみに「モンスター」の系譜の話もあるんだが、もう面倒なのでやめておく。

 や、単純にもう、カッコいい、いい曲ですよ。大好きです。

#2「Slow Down」
 そうすると、この「スロウダウン」とか「ノンフィクション」におけるそれこそ「遅延」というモチーフも、無関係ではないのかもしんない。
 レトロチックだ。

#3「ワカレノウタ」
 なんだかあんまりピロウズっぽくない曲かな?という気もする。どこが、とは上手く言えないんだけど…後奏とかのせいかなあ。キライなわけではないです。

 追記:「平凡なシーラカンス」について、イコールミスチルと捉える人が結構多いみたいで…さわおがどこかでそういう発言しているのかなあ。どうもそうは思えないのだが。



2005年09月22日

『DELICIOUS BUMP TOUR IN USA』

 あんまりライブビデオって好きじゃないんだけど、ノンフィクションにノリノリになり全プレに応募したくなったがためについつい買ってしまった…。アマゾンで安くなってたし。
 しかし、メイキングみたいのとか移動風景とかはやっぱつまんないし、申し訳ないけどヌードルズにも興味はないので、前半はかなりあちゃーやっぱ買わなきゃよかったかなーと正直思ったんだけど、歌ってる部分を見て、ライブ映像って結構燃えるなー!と感動した。現地ファンたちもいろいろすごいなと思った。サビとかいっしょに歌っちゃえるんだ!とか、かなりほんとにファンなんだなーってびっくりした。あの雰囲気からみるに、フリクリファンのライトなピロウズリスナーたちってことではないと思うもの。
 あと、やっぱさわおのライブパフォーマンスはモエモエ(燃えでも萌えでも。ウデをまわしながらピッキングするのとか(呼び方がわかんない、キムディールのサビの前とかでやるやつ)超カワイイ!でも前から思ってたんだけど、さわおって結構ナルシストっぽいよね、正直これもあちゃーと思う(笑。そしてあの英語はどうなんだ(笑。どんどん調子に乗っていってたような感じだし(笑。
 しかしそんなわけで結構面白かった。余裕が出来たら916のDVDも買おうかな。

 ところで、Jロックバンドのこの規模でのアメリカツアーであの盛り上がりっぷりって、世間的にどういう評価なんだろか。雑誌とかも全然見ないしよくわからんのだけど、気になるな。

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もくじ

LOSTMAN GO TO CITY@豊洲PIT
moondust tour@Zepp Tokyo
ハッピー・バースデー。
LOSTMAN GO TO CITY@Zepp Tokyo その2
LOSTMAN GO TO CITY@Zepp Tokyo その1
『ハッピー・バースデー』
TRIAL Tour@Zepp Tokyo その2
TRIAL Tour@Zepp Tokyo その1
TRIAL Tour@SHIBUYA O-east
TRIAL Tour@SHIBUYA CLUB QUATTRO その2
TRIAL Tour@SHIBUYA CLUB QUATTRO その1
トライアルに、トライ中。
『トライアル』
Energiia Tour@Zepp Tokyo その2
Energiia Tour@Zepp Tokyo その1
『エネルギヤ』
氣志團Presents“極東ロックンロール・ハイスクール~枕連~(マクラーレン)”@SHIBUYA O-East その2
氣志團Presents“極東ロックンロール・ハイスクール~枕連~(マクラーレン)”@SHIBUYA O-East その1
何が咲くのか、誰も知らないんだ。
『Comic Sonic』
リバティー。
HORN AGAIN TOUR@TOKYO DOME CITY HALL
HORN AGAIN TOUR@Zepp Tokyo
ジョークは笑うのが礼儀。
HORN AGAIN TOUR@SHIBUYA-AX その2
HORN AGAIN TOUR@SHIBUYA-AX その1
ホーンアゲイン、アゲイン。
ホーン、アゲイン。
『HORN AGAIN』
欝曲セットリスト。
Movement Tour@Zepp Tokyo その2
Movement Tour@Zepp Tokyo その1
OOPARTS TOUR@Zepp tokyo その2
OOPARTS TOUR@Zepp tokyo その1
OOPARTS TOUR@Shibuya O-EAST
オーーパーーツ。
オーパーツ。
『OOPARTS』
the pillows 20th Anniversary LATE BLOOMER SERIES 06 “LOSTMAN GO TO BUDOKAN”その3
the pillows 20th Anniversary LATE BLOOMER SERIES 06 “LOSTMAN GO TO BUDOKAN”その2
the pillows 20th Anniversary LATE BLOOMER SERIES 06 “LOSTMAN GO TO BUDOKAN”
PIED PIPER TOUR@Zepp Tokyo
PIED PIPER TOUR@SHIBUYA AX その2
PIED PIPER TOUR@SHIBUYA AX その1
…あれ?
僕の変な歌知ってるだろ?
『PIED PIPER』
『New Animal』
インストアライブ@タワーレコード。
『Tokyo Bambi』
かーわいい顔して。
LOSTMAN GO TO YESTERDAY TOUR@Zepp Tokyo その2
LOSTMAN GO TO YESTERDAY TOUR@Zepp Tokyo その1
『LOSTMAN GO TO YESTERDAY』
Wake up! Tour@Zepp Tokyo その2
Wake up! Tour@Zepp Tokyo その1
『Lady Bird Girl』
Wake up! Tour@渋谷O-EAST その2
Wake up! Tour@渋谷O-EAST その1
「変えられるのは、未来だけなんだ」
『Wake up!Wake up!Wake up!』
アゥイエ!
…アゥイエー(ダウナー気味に。
ウェイクアップ!
「君が心を閉ざしたのはどこの誰のせい」
『スケアクロウ』
『LOSTMAN GO TO AMERICA』
LOSTMAN GO TO CITY@SHIBUYA AX その2
LOSTMAN GO TO CITY@SHIBUYA AX その1
ロストマンゴートゥシティ、
諸君、私はピロウズが好きだ。
Mr.Children&the pillows new big bang tour ~This is Hybrid Innocent~@Zepp Tokyo その2
Mr.Children&the pillows new big bang tour ~This is Hybrid Innocent~@Zepp Tokyo その1
MY FOOT TOUR FINAL@Zepp Tokyo その2
MY FOOT TOUR FINAL@Zepp Tokyo
挑戦者のように走れMyFoot
The third eye Tour@SHIBUYA AX
三番めの目が、場所を知ってる。
『The third eye』
『DELICIOUS BUMP TOUR IN USA』
好き好き大好き。
『ノンフィクション』
「夜はいつだって残酷なフレンド」
梅雨明けにて。
『KOOL SPICE』
『Living Field』
つのを出して、しっぽを振ってよ。
「オール・ピロウズ」
やっぱり『GOOD DREAMS』
『GOOD DREAMS』
とりあえず『GOOD DREAMS』
「Back seat dog」
『その未来は今』
THANK YOU VERY MUCH, I LIKE YOU BUSTERS!@SHIBUYA AX
『SYNCHRONIZED ROCKERS』
THANK YOU VERY MUCH, I LIKE YOU the pillows!
ミスチルの『ストレンジ・カメレオン』
with Ajax Amazon
with Ajax Amazon