LOSTMAN GO TO CITY@SHIBUYA AX その2
というわけで、サンキュー聴けなくて悲しかったのですよ。せめてこのサンキューなしバージョンのセトリを他の会場でもやっててくれていれば、東京の二日間はセトリがかわるとふんで、昨日も参加できたのになあ…昨日のチケットは手に入りそうだったし。残念。まあ、でもいつかは聴けるでしょう!楽しみにとっておこう!
さて。
さいしょにフォローをしておくと、ロストマンゴーストゥシティではないですよ。
現地に着いたのが六時過ぎだったので、急いでロッカーつかって入場待ちしてようと思ったら、ロッカーにチケット入れっぱなしだったというアホっぷり。小銭大目につくっていってよかった。とってかえして戻ったら、丁度整理番号が呼ばれるとこだったので、そのまま入場。まあ寒い中で待たずに済んで、よかった。
開始は定刻ちょっと過ぎで、最初は結構前の方まで行ってしまって、また苦しい思いをしてた(笑。でも女の子が増えたからか、以前ほどタイヘンではなくって、視界も前よりも良かった。
「グッドリ」うん、好きなんです…ただ、サンキューをめちゃめちゃ期待していただけで…でもよく考えたらグッドリライブで聴いたのだって、初めてなんだよね。
「ロージー」も好き。
「ブルドラ」カコイイよねえ!曲がストームのイメージで、やっぱりライブで聴いたらそんな感じで、すっごくよいと思った。
「カムダウン」緩急のある曲でこれまたメチャメチャカコイイ。
「空中レジスター」ピロウズらしくて大好き。
「セントオブスイート」以前ライブで聴いたような気がしてたんだけど、このツアーで初めてやった曲らしいので、勘違いだったみたい。これも大好き。しかし、やさしいかおり、って意味なのね。いやモデルのことはとりあえずいいんだけど、甘いかおり、というか、甘さのにおい、みたいなイメージを持っていたので、ちょっと拍子抜け…なんかよくわからんね(笑。
「キムディール」あの、くだらない歌じゃない!
「ノーセルフ」アゥイエ!
「ロボットマン」「リタリン」すっごく、よい!やっぱサンキューのアルバム曲はいいなあというか、サンキュー聴けなかった代打で(笑
「ミッナイダウン」あんなに苦しかった悪夢が、ウソみたいだ。なんだか思い入れのある曲なんだけど、そんな曲はピロウズにはいっぱいあるんだけど(笑
「この世の果てまで」が、だが実は最近あんまり好きではない。原因はなんとなくわかってるけど。
「サードアイ」カコイイよねえ!
「スリーピー」このイントロのごちゃごちゃした感じが大好きだ。しかしこれで終わるってのもいいな。
新曲。
「Lady Bird Girl」…では、ない気がする…だって、天道虫少女?なの?(笑。これと、「スケアクロウ」は、正直わたしはあまり好きではない。変な表現だけれど、昔のバンドサウンドみたいに聞こえてしまって、あまりピロウズっぽくないとも感じた。でもアンコール後に掛かっていたスケアクロウの音源はやっぱりピロウズの音だったし(当たり前だが、CD向きの曲なのかなあという気もした。
「プロポーズ」は大好き。ピロウズのいつもの(笑)変な歌、だ。
アンコール。
「ストカメ」こないだのミスチルとの対バンではやらなかったので、久々な気がした。やっぱりいいな、と思った。
「シナーズ」地球上のすべての人がロックンロールを求めてるんだ。これむちゃくちゃカコイイよね。大好き。これがすごくカッコよくて、レジスターが変な曲なので、マイフットは好きだ。
「リトバス」やはりアンセムなのだ。燃える。
さわお、なんか今回はよくしゃべっていた印象。
折にふれ「今日完璧じゃね?」と言っていて、おかしかった。観客ともよく喋ってたし。「欧米か?」とか、言われた方は日本語判ったかなあ…(笑、誰かMC解説してあげてると、よいなあ。
しかし、メンバー紹介でのみょうなイチャイチャっぷりは、なんか…世の中の傾向を取り入れているのかなんなのか。シンちゃんと気合をいれてたんだよネーなんて話しているPeeちゃんに、「お前オレの女じゃなかったのかよ!」と憤るさわお、その後シンちゃんの紹介の前に「キッ!」とシンちゃんを睨みつけるさわお、…イヤですよ!ピロウズでアレなんて絶対イヤですよ!(ふじょしファンとか増えたらイヤだ、なんてわたしが言うと、ただのワガママに見えるかもしれませんが。
あと、印象にのこったこと。
今度DVDが出るアメリカでのロストマンツアーの話で、昔からピロウズを聴いてる人は喜んでくれるだろうし、最近ピロウズを好きになった人は頼もしく思ってくれるだろう、みたいなことをさわおが言っていた。
あたしはピロウズが海外で人気なのはすごくうれしいし、他のバンドと比較してしまったりしたけれど、でもそれってあたしの人間が小さいからだよなあ、と思ってたし、実際そうでもあるんだろうと思う。けれど、ピロウズ人気の高まりって、バスターズにとって当たり前に喜ばしいことではあるはずなので。頼もしく感じるっていうのは、そのうれしさを的確に表わす言葉でいいね。
というわけで、さわおのこういう言葉の選び方って時折すごくいいんだよなあ、と思ったのでした。的確でトゲトゲだったり、今回みたいに時々妙に優しかったり、ほんとロック向きなエクリチュールなんではと思うのだ。
次はアルバムリリースかなあ。来年春ごろかなあと予想。