1 |  2 |  3 | 4|  5 |  6 |  7 | All pages



2010年02月26日

伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』

 最近BLと仕事用のテクストしか読んでなくって、その他の本のつんどくがものすごいたまってしまった…。

 短編集。表題作が映画化されたので宣伝を見て、売れないバンドの曲が時間を超えて奇蹟を起こす、というロマンチックな設定に惹かれて読んでみた。
 表題作は…そのまんまじゃないか!としか言えなかった。ギミックもありきたりだし、描写もまんまだし。これ長編映画にしたらすごい冗長であっけない話になんないか。売れないバンドはちょっとピロウズを連想してしまったが(笑。
 そして他の作品も、軒並み凡作だなあという印象だった。この作家はギミックにたよって書くタイプなのかと思うんだけど、それがどれもありきたりというか凡庸な感じだった。文章はうまくないし、キャラクターもナルシスティックな印象もあって、あまり魅力を感じない。
 ただ、最後の「ポテチ」はなぜか好みだった。これもベタで、他の三作品とどう違うのかと聞かれてもうまく答えられないんだけど。野球選手と変わり者の空き巣の話。空き巣の不思議ちゃんキャラが鼻につかず、ギミックも平凡ではあるけれど、結末の熱さが好みだったんだと思う。
 なんだろうね、やっぱり全体的にはふつうだなあという印象なので、面白いかどうかというより、好みかどうかの問題なのかな、と思った。



2009年12月28日

宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』

 随分前に読んだし家にも一冊あるのですが…荒川弘の表紙が限定版だというんだもの!また買ってしまった!双子かわゆい~!かわゆくって、宮部みゆきの作品中ではたぶん一番好きなお話ですv



2009年10月30日

架神恭介・辰巳一世『よいこの君主論』

 また同じような書き出しになるけれど、「完全パンクマニュアル「はじめてのセックス・ピストルズ」」の架神さん辰巳さんがこんな本を出していらしたとは知りませんでした。
 というかお二人がご活躍されているということも、架神さんが一文のご出身ということも、辰巳さんはなんとなく女性かなーとか思っていたのが勘違いだったということも、知りませんでした。

 それはさておき、この『よいこの君主論』もとっても面白かったです。
 内容はタイトルどおりなんですが、クラスに君主として君臨するために、小学生がマキャベリ『君主論』を勉強する…という。
 …すごい(笑。このネタを思いつくとこがすごい。

 構成としては、君主をめざすたろうくんとはなこちゃんが、ふくろう先生といっしょに、目立小学校五年三組の一年間を見て勉強していく、というかたち。
 五年三組では、主人公のひろしくんをはじめ、君主をめざす子どもたちが、友達という名の配下をもちそれぞれ小君主グループを形成している。彼らはクラスを統一して覇道をしくために、さまざまな計略をめぐらせていく。遠足や運動会も、小君主たちにとっては、他の小君主を陥れたり、他グループを吸収合併するための絶好の機会なのだ。

 …ね、面白そうでしょう。
 ちょっと例がいまいちかな、というとこも少しだけあったけれど、総じてよく出来た本だと思います。君主論もちょっとわかった気になるし、オススメです。



2009年03月22日

薬丸岳『天使のナイフ』

 ミステリやサスペンスはある程度の分量を読まないと満足感がないのだけれど、しかしタネとタネあかしこそが評価の重要な要素になるので、末尾に行くまで面白いか・面白くないかがわからないのがツラいのです。なので評価の高い作品とかにまとをしぼってよみたいので、これは乱歩賞とアマゾンのレビューを信じて読んでみた。

 四年前に妻を殺した三人の犯人たちは、少年ということで罪に問われずじまいでして、審理の様子とかも知らされずに辛い思いをしましたが、今は妻の忘れ形見の娘をまもってコーヒー店のオーナーに。そんなある日、犯人の少年のひとりがコーヒー店のちかくで殺され、アリバイがないということで疑われる主人公。

 キャラ造詣があまりにわかりやすいので、犯人とかはすぐにわかってしまう。いいひととわるいひとがものすごいあからさまに分けられてるので、すごいがんばってるいいこ、とかがエクリチュールに贔屓をされてる感じでちょっと鼻につくこともある。
 そんなわけなので、お話としては背後関係の謎解きの方がメインなのかなと。しかし謎をとくときに、どの情報からひらめいたのかがわかりづらく、なので読者的にはケムにまかれたようでややカタルシスがたりない。

 あと、ミステリ以外の物語の部分では少年法の功罪が大きなテーマになってるのだけれど、作者のスタンスがいまいちわからんかった。まあ、少年法のそれこそ功罪を問いかけているのであって、作者の主張が述べられているというわけではないのだろうけれど、でもこのように少年法の功罪の影響をまともにかぶって、主人公がどう感じているのか考えているのか、というとこがあんまし深く書かれていないんだよね。妻の過去を知ったあとで、三人の少年についてどう思い返したとかの主人公の少年法にたいする気持ちがあんまし書かれてなかった気がする。

 そんなかんじで、まあそこそこ面白かったけど、キャラ贔屓っぽいのがあたしの趣味にあわないのと、全般になにかものたりない感じがのこった。



2009年03月18日

恩田陸『ネクロポリス』上、下


 久々に一般の文庫を読むと、文字のデカさに結構びっくりします。これもあまりに文字がでかいので、分量のわりにはさらりと読んだ。
 しかし…、たしかこの作家を読むのは初めてだと思うのだが…、なんかこう、つまんなくはなかったけど、なんじゃこりゃという感じの文章力と構成力とオチだった。はあ。

 ファーヴィクトリア島、通称V.ファーは、ヒガンの間死者に再会できるアナザーヒルがある島として有名なのだが、その年のヒガンの最初に殺人事件が起こり云々。
  V.ファーは英国領のような日系のような、なんかよくわからん設定で、日本と英国の歴史的関係性の設定も含めてよくわからない。わざとぼやかして書いているのだろうが、そのせいでイメージしにくい点も多い。たとえば日本ふうの名前と英国風の名前が混在してる島の人々については、外見も生活習慣もあんまり想像できない。
 日本と英国の文化が混じっているという設定は面白いが、なんか思いつきだけで書いてる印象で、だからなぜそうなったのかとか、具体的にどんなものなのかとかの奥行きが感じられない。たとえばおいなりさんをオムレツで代用とか、なんかすごいうすっぺらく感じる。実際にどうおいなりさんと住民がかかわってるかとか想像できない。
 主人公は東大院生という設定だが、よそ者で知識が少ないのは仕方ないにしても、なんかあまり頭良さそうでないかんじ。末尾ちかくのV.ファー論とかちょっと寒い。
 主人公まわりの人物は、なんかやたら人数多かったけど最終的にはあのキャラはなんだったの、というキャラが多い。末尾ではラインマンとかおじさんしか出てこないせいだろうな。

 前述の文章や構成に関しては、読んでてハテナがいっぱい。
 地の文に唐突に出てくる視点人物の一人称とか、あとなんか矛盾する記述がいっぱいで気になる。
 具体的には、よみがえった死者通称お客さんは、恥ずかしがりやだからなるべく一人でいた方が会いやすいとか言ってたのに、主人公はお客さんに会いやすいみたいだから一緒にいるといいかもしれないとか、鶏が卵をちゃんと生むように防音しているのに、鶏は騒音に慣れているとか、V.ファーは昔はただのいなかの小国で顧みられていなかったといいつつ、昔はV.ファーについて記述することはタブーだったとかいうのもよくわからないし、そういう細かい矛盾をあげてくときりがない感じ。
 あと、文章そのものも校正が足りない感じ。
 オチにかんしては、V.ファーの人間がヒガンをあまり尊重しなくなってるとかいう話が唐突に出てきて、そういう伏線はもっと前からはっといてよーという感じ。そういう、V.ファーの空気みたいなのがしっかり書かれてないのだと思う。
 殺人事件のオチも面白みがないしインパクトにもかけるし、なんかあんましすっきりしない。



2008年10月08日

今野緒雪『お釈迦様もみてる―紅か白か』

 少し前に読んだ。
 冒頭、付属中学からあがったはずの主人公が、高校のルールをぜんぜん知らずにうろたえてるのが意味不明でかなり萎えてしまい、ついていけなくて脱落しそうになった。けどがんばって読んだら、なぜ知らなかったのかとかきちんと設定されてたので、納得できたし、そのあたりの主人公の過去設定はなかなかよいと思った。

 それはともかく、全体的には、タイトルどおりという感じ。個人的には「お釈迦様が」のほうがいいんではと思ってたんだけれど、あとがきにもあるように作者的にはあくまでも「も」なんだなあという印象だった。
 だってなんかいきなりキャラがいっぱい出てきて、挿絵も主要キャラ分しかなくて不親切だなあと思ってたら、ほとんどのキャラはマリみてで既に登場してんのね。しかもマリみてでは数年後まで進んでて、彼らのこの先も書かれてしまっているのね。まるっと新規の物語ではないのは仕方ないのだろうけれど、なんかあくまでもスピンオフという感じで淋しいと思うのは、あたしが非マリみて読者だからなのかなあ。

 そのマリみては一巻だけ読んだんだけど、生徒会長は確か祥子さまとなんだかんだあって、ちょっと感じわるかったような記憶があって心配だったのだけれど、別に普通の人だった。
 主人公というか福沢弟は、祐麒ってスゴイ名前だな…ユキチという烏帽子名はいい。

 …ってか、いくらなんでも烏帽子親子て設定はどうなんだ…姉妹(スール)はトンデモ設定でもそこそこしっくりきたんだけど、烏帽子はどうだろう…。ていうか、文化系運動系で平氏源氏にわかれてるという設定と、烏帽子親子の設定の関係性がよくわかんなくてしっくりこないのかも。烏帽子親子になるには、平氏源氏は関係ないのか。あと生徒会のひとらはそのへんの関係どうなってんのか。ちょっと複雑すぎる気がする。



2008年06月23日

川端康成『伊豆の踊子』

“文豪の名作”ד人気漫画家”! 川端康成『伊豆の踊子』の表紙カバーを、荒木飛呂彦先生が手掛ける![@JOJOさん]

ちょwwwおまwwwwwwwwwwwwww




…踊り子持ってなくってよかった。

↓画像が見やすいですよ。

荒木飛呂彦先生、川端康成「伊豆の踊子」の表紙を手掛ける![痛いニュースさん]



2008年03月15日

乙一・荒木飛呂彦『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』

 ということでやっと時間が出来たので読んだらあっという間に読み終わってしまって、時間つぶししなきゃいけない状況だったので少々困った。

 うーん、乙一ジョジョ!なぜあんなに出版までに時間がかかったのかわかった気がした。すごく細かなとこまでジョジョネタがつめこまれていて、この作者は一冊に全てを注ぎ込もうとしたんだなあと感じた。同人誌なら、このネタはとっといて次の作品へ、って出来るけど、商業作品で二次創作をできるのは、滅多にない機会だもんね。
 あと、スタンド戦を文章で書くのは大変だなあと思った。

 ラストが…とっても後味のわるいラストだと感じたんだけど、どうなんだろう?とっても乙一らしい気はするけれど、全然ジョジョらしくはないし、スッキリしない。そもそもこの結末自体、個人的にはちょっと気味が悪く好きになれない。作者が男性だからだろうか、とかつい言いたくなる。
 でも後味が悪いのは、琢馬がむくわれないというせいもあるんだけど、それよりも仗助達にみとめられなかった(状況の全体を認識はされなかった)せいなのかなあ、という気がする。

 読者はほぼイコールジョジョファンだろうし、つまり読者は無条件に仗助たちを支持してしまうと思うんだけど、でもこの琢馬の凄絶なありようは読者の同情(のような感情)をほぼ絶対的にうごかしてしまうと思うんだよね。読者が感情移入してしまう琢馬に、しかし読者が支持したい仗助たちはその事情を知らずに=彼を救えずに終わってしまう、ように見えてしまうのが、なんともいえない後味のわるさの原因な気がする。
 つまり、この作品がただのサスペンスだったら、サスペンスとしての後味の悪さだけが残ったんだろうけど、仗助たちの認識のありようにある種不満が残るせいで、ジョジョの二次創作作品としての後味の悪さもあったのかなあと。
 ていうか、もうちょっと全般に原作キャラに活躍して欲しかった気も。我儘だろうけど。

 まあそんなもやもやも若干あるけれど、でも全体としてすごく良くできてる作品だという気がした。だからなにはともあれ乙だ。



2007年11月24日

乙一『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』

 基本的にマヨイガでは読後に感想等を書くことにしていますが、これは読むのがもったいなくてしばらくかかりそう且つ、読む前段階の感想までも書きたいので、書いちゃいます。

 わ、わわわ!乙一四部!乙一四部だ!
 ジョジョファンとしてはダメダメなことに、発行されることを知らなかったので、書店で平積みされてるのを発見してものすごいビックリ&感動しました。
 スゴイな!装丁もスゴイ!発行がのびにのびたせいでだろうか、20周年記念ってことになってんのも偶然=必然って感じ!

 乙一はどう贔屓目にみても荒木より年下には見えないのが可笑しい。先にあとがき読んだら、なんかこれまでの仕事はすべてジョジョ四部を書くためのバイトでした、みたいな書き方してて可笑しい。いいのかそれで。発行がのびたせいで、乙一が昔とは比べ物にならないくらい知名度があがってんのもなんか運命っぽいのだけれど、そんな状態でこんなこと書いちゃうのが乙一らしい気もする(笑

 内容も、もったいなくってまだ最初の方しか読んでないんだけど、ジョジョ抜きにしてもかなり面白そうな上に、きちんとジョジョだし、そこここに小ワザがきいてるし、ジョジョファンにはたまらない一冊っぽい。杜王町をしっかり読み込んで我が物にしているのは基本として、語彙もしっかり荒木ワールドだったり、康一くんや露伴もしっかりキャラ把握されてて、ほんと作者はジョジョ好きなんだなあって感じ。あと露伴がイコール荒木として扱われてて(笑、作者コメントとかまんま荒木のものを引用しているのも最高(笑。なんというか、サスペンス作家としての乙一がしっかりそこに居るのに、その乙一は明らかなジョジョファンで、しかもそのファンとしての志向が一般的なジョジョファンとほとんど乖離してなくて、だからたんなる商業コラボではない一冊になっている気がする。

 わーなんか興奮してしまいました。一息ついたらゆっくり読みます(笑



2007年11月17日

放り投げ本。

 最近途中で読みさす本が増えてる気がします。

 嶋田二毛作『吸血鬼に愛される方法』
 鬼=吸血鬼対渡辺綱の子孫というわたしの大好物設定だったんだけどつまらなくて…。

 橘みれい『からくり仕掛けの蝶々』
 泉鏡花が出てくるということと絵が今市子なのでワクワクして読んだのだが文体があまりに馴染まなくて読めなかった。半分くらいしか読んでないけどお話自体もイマイチ。ていうか、この橘みれいって『花影の刻』の嶋田純子がPN変えただけだったのね。そうと知っていたら買わなかったのに…って、『花影の刻』も文体も内容もなじまなくてかなり苦労した。こっちは一応読んだけど。

 仙道はるか『夜空に輝く星のように』
 これも文体がなじまなくて読めなかった。橘みれいにもそう思ったが、なんか昔のラノベ(ラノベという言葉が出来る前のラノベ)文体だなあという印象だった。

 清水正『ケンジ・コードの神秘』
 どうせトンデモ本だろうとタカをくくって読み始めたら読めないほどのトンデモ本で困った。

 榎田尤利『人形の爪 眠る探偵 I』
 探偵がまったくもって推理もしないし、かといって立ち居振る舞いその他にきらめく魅力があるでもないし、なぜ皆に愛されまくってストーカーまでされているのか全くわからなくって、本編はかろうじて読み終えたが、後半の過去編と続きは読む気がしない。

 1 |  2 |  3 | 4|  5 |  6 |  7 | All pages


もくじ

辻村七子「宝石商リチャード氏の謎鑑定」1~10
リロ氏『リロ氏のソロキャンレシピ』
綾辻行人『時計館の殺人』上・下
綾辻行人『人形館の殺人』
綾辻行人『水車館の殺人』
倉知淳『星降り山荘の殺人』
綾辻行人『迷路館の殺人』
貴志祐介『鍵のかかった部屋』
貴志祐介『狐火の家』
貴志祐介『硝子のハンマー』
貴志祐介『ミステリークロック』
筒井康隆『薬菜飯店』
テッド・チャン『あなたの人生の物語』
ティムール・ヴェルメシュ『帰ってきたヒトラー』上・下
伊坂幸太郎『マリアビートル』
奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件』上・下
伊坂幸太郎『グラスホッパー』
野崎まど『独創短編シリーズ 野崎まど劇場』
東野圭吾『仮面山荘殺人事件』
筒井康隆『旅のラゴス』
清水義範『迷宮』
パンティ田村『偉人ブログ』
高野和明『ジェノサイド』
上遠野浩平・荒木飛呂彦『恥知らずのパープルヘイズ』
筒井康隆『ダンシング・ヴァニティ』
エリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』
森見登美彦『有頂天家族』
綾辻行人『十角館の殺人』
西尾維新『化物語』上・下
アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』
伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』
宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』
架神恭介・辰巳一世『よいこの君主論』
薬丸岳『天使のナイフ』
恩田陸『ネクロポリス』上、下
今野緒雪『お釈迦様もみてる―紅か白か』
川端康成『伊豆の踊子』
乙一・荒木飛呂彦『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』
乙一『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』
放り投げ本。
セバスチャン・フィツェック『治療島』
伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』
三崎亜記『となり町戦争』
森見登美彦『太陽の塔』
マイケル・グレゴリオ『純粋理性批判殺人事件』
太田光・中沢新一『憲法九条を世界遺産に』
『ダ・ヴィンチ』9月号
六月に読んだものから。
五月に読んだものから。
四月に読んだものから。
三月下半期に読んだものから。
三月上半期に読んだものから。
一月にに読んだものから。
畠中恵『ぬしさまへ』
有栖川有栖『マジックミラー』
『日本の童話名作選―明治・大正篇』
六月に読んだものから。
十一月に読んだものから。
『飛行艇時代【増補改訂版】』
十月下半期に読んだものから。
十月上半期に読んだものから。
with Ajax Amazon
with Ajax Amazon