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[ 読書/小説その他 ]

一月にに読んだものから。

 こないだ電車で隣に座った若リーマンが鼻をぐずぐずさせてて、やだなあ風邪かなあうつらないといいなあとか思っていたら、リーマンは鼻をかみつつ本を読んでいるどう見てもリリーフランキーの東京タワーです。んなあざといテクストで、と言いたいところだったけれど、うーん、電車でプルートウを読んで涙目になってしまったことのあるわたしには笑えなかったねえ。

 また別の日は前に座っていた学生かフリーターかな感じのイケメンが、読んでいた文庫本を閉じつつ電車を降りていくその表紙はどう見ても暁の寺です。…負けた。春の雪上映中の豊饒の海の販促っぷりを見ていて、一体何人が天人五衰まで読むんだろうかとか思っていたけど、全然読まれているのかもね。

46番目の密室46番目の密室
有栖川 有栖

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 一作目なので最初に読んだ。シリーズものは一応一作目だけ最初に読んどこうかなと思って。
 この一作目に限らず、アリス火村(火村アリス?)シリーズは小説家が視点人物なので小説家がいっぱい出てくるし、ストーリテリングにもそうした要素がそこここに活かされているので、わたしのツボですな。そしてメタミステリ的な面白さもあり。
 文体はイマイチ好きではない。誠実そうではあるが。
 アリスシリーズが801っぽいと思いこんでいたのは非常に申し訳なかった。コミカライズした麻々原絵里依のせいというかむしろ手腕(笑)による印象が大きかったようだ。とくに火村の描写を見ていてそう思った。でも火村は結構女子学生にもてるって設定もあるんだよね。うーん。

海のある奈良に死す海のある奈良に死す
有栖川 有栖

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 これの冒頭で特にそう思ったんだけど、アリス視点の人物批評って好意を持っているのかいないのか全然わかんない。アリスは赤星のことキライなのかと思ったよ…。
 こういうのなんていうんだろ、旅情もの(笑)というか、土地ものというか、ある土地に移動してその土地独特の犯罪が行われるというような、よくあるよねこういうのミステリで。火サスとかよくしらないけど。何ていうジャンルなんだろう。まあとにかくそういうのはあんまり好きじゃないかもと思った。つまらなかったわけではないですよ。
 ところで昔から『ヘルレイザー』(ホラー映画のね)ってなんで人気があるのかよくわかんないんだよね。なんかあの箱の使い方とかあまりに非論理的な気がして入り込めなかったから。まあたぶんそういうところで評価する映画ではないんだろうけど。

英国庭園の謎英国庭園の謎
有栖川 有栖

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 小説家の方って初稿のゲラ一週間で出るんだ…( ゚д゚)ほんとに?い、いやそういえば、10日くらいで来たこともあったな、うん。○○国○がちょっとおかしいんだな。
 短編集なのでちょこちょこ読んだ。授業に使おうかなと思ったものも。
 面白かったよ。

フーコーの振り子〈上〉フーコーの振り子〈上〉
ウンベルト エーコ Umberto Eco 藤村 昌昭

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 実はこれ、とっておいてあるつもりだったんだけど(読む時間がなかったというのもあるんだけど)…ワクワクしながら読み始めたら、難解すぎる…ウエーン。
 いつターボがかかるんだ~と思いながらもう200ページ(いや、まだ200ページという見方も出来るけど。しんどいぞ。味読以前の感じなので、ちょっと飛ばしぎみに読んでみようかな。

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